うさるの厨二病な読書日記

厨二の着ぐるみが、本や漫画、ゲーム、ドラマなどについて好き勝手に語るブログ。

在宅ぼっちワークを始めて一年。そのメリット・デメリット。

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自宅で仕事を始めて、一年経ちました。在宅ワーカーのメリット・デメリットについて、色々と語ります。

 

ブログ主の中の人が、自分の持つ技能で独立して自宅で仕事を始めて、一年ほど経ちました。

その前は独立した仕事の業界で働いたり、普通の事務職やアルバイトなどもやりました。

色々な形態で組織で働いていたときと、今、自宅で一人で働いている環境の違いを色々と語ります。

 

在宅ぼっちワークのメリット

一番のメリットは

「自分のアイディアをすぐに実行できる。その反応や効果をすぐに知ることができる」

これが一番大きいです。

 逆に言えば、組織で働くにあたっての一番のデメリットは、主にとってはこれでした。

 

自分のやりたいことができないか、できても時間がかかりすぎるかどちらかです。

「いま、このタイミングでやってみて、その効果がみたいんだけどなあ」

と思っても、もちろんできません。

自分のお金でやるのではないので、当然なのですが、主は組織で働いているときは、これが一番、ストレスでした。

 

逆に言えば、あくまで個人的な考えですが、

ここ以外の部分で組織に所属しないで働くメリットは、余りないと思います。

日本の社会そのものが、明らかに個人よりも組織を主軸として考えられた社会(社会保障も家族単位だし。)

だと思うので、どこにも所属しないで生きるというのは、社会保障や税金の申告などの有形のことから、他人からどう見られるかなどの無形のことまで含めるとけっこう大変だと思います。

 

ただだからこそ、本当に自分のやりたいことをやりたいようにやってみたい、と思ったら、一人でやってみるしかないような気がします。

 

在宅ワークにも色々とあると思うので、パソコンを使って行う職業ならば、日常で人に会わなくて済むなどのメリットもあるんですかね??

主は、人と会うことが苦ではない性格なので、

この点はそれほどメリットとは感じませんが、

フリーで仕事をする人の中にはそういう人もいるかもしれません。

 

あとは家事や子育てと両立ができる、というのは、時間管理や切り替えがうまい人にとっては、強烈なメリットになります。

逆にこれが苦手な人にとっては、むしろデメリットになると思います。

職場に行けば仕事モード、家では家モードになるので、場所を移動したほうが切り替え安くていいという人もいます。

これは人それぞれかな、という気がします。

 

在宅ぼっちワークのデメリット

基本的にはデメリットだらけだと思いますが、一番は、収入が安定しないということですね。

 

今は稼げても、これから年をとったらどうなるのか。

時代の変化に対応できるのか、体力は持つのか。

年金は国民年金だけだけれど、何歳まで働くつもりなのか。

とか、いろいろと収入面の悩みはつきないと思います。

収入の安定したパートナーを持つ、というのが一番の解決策だとは思いますが、なかなか難しい部分もあると思います。

 

子供がいれば、子供の養育費も考えなければなりません。

某匿名掲示板で、「年収500万だと子供一人が限界説」を見て驚愕しました。

産まないと「少子化ガア」と言われるし、産んで教育費がないと、「子供ガカワイソウ」とか言われるし、平均年収は下がる一方だし、奨学金奨学金という名前の学生ローンだし、「どうせいと言うんじゃ」という感じですね。(´・ω・`)

 

閑話休題

あとは自分が動けなければ、代わりがいないということです。

主の知り合いで妊娠中、つわりで吐きながら仕事をして、出産二週間前まで仕事をし、産後五か月で復帰したというツワモノがいます。

パートナーの収入はあるので金銭面は心配ないのですが、長く休めば休むほど、顧客が離れるので、また一から集客しなければなりません。

 

ただ「自分の代わりがいない」=「自分自身を必要とされている仕事」

というメリットではないか、という考え方もあるので、ここは何とも言えません。

 

で、最後が一番、主がデメリットだと感じたことです。

「寂しい」

最後の最後で、この理由。(;・∀・)

 

自分は割と一人でいることが好きだし、家族だっているし、別に休日に人に会えばいいし、そう思っていたんですけれど、

「職場の人と、仕事のことを話せない」

ことが、こんなに寂しいとは思いもしませんでした。

 

実際問題として、仕事に行き詰ったときにその場ですぐに相談できる人がいない、とか誰とも情報交換ができないとか、自分だけの一面的な見方になるので、思考のループにはまりやすいとか、気分転換がしにくいとか、いろいろ理屈はこねられるのですが、

要するに

「自分と同じ環境にある人と、話ができないことが寂しい」

こういうことです。

 

主の仕事はまだしも人と話すことが多いのでいいと思うのですが、PCがあればできる職種の人だとどうなのだろう??と思っています。

作家の村上春樹は、一か月くらい閉じこもりきりで誰とも会わずに小説を書いていた時期がある、みたいなことを言っていたので、きっと大丈夫な人もいるのでしょう。(すごい集中力だな。)

 

「独立したい」理由として「人間関係のわずらわしさ」みたいなのをあげる人がいますが、

これは大きな勘違いだと思います。

一人でやっていくからこそ、自分から「人との関係性をつくる」ことがとても大切になると思います。(よほど才能がない限りは)

コネとか、贔屓スジのお客様を大切にするとか、どんどん客層を開拓したりとかね。

人間関係だけでいえば、いざ独立してみたら、組織の中のドライでビジネスライクな人間関係のほうが楽、という人も多いんじゃないかな?と思います。

独立すると、人間関係も日常の時間も、仕事とプライベートの境目が曖昧になりやすいです。

 

なので、人間関係や人付き合いが苦手だからという理由で、一人でやっていくことは、まったくおススメしません。

「人と接するのが苦手で、人と極力接したくない」という理由であれば、そういう職場を探して、そこに就職したほうがはるかに楽だと思います。(そういう環境の職場、意外とあります。)

 

数多いデメリットを補って余りあるメリットが、

「自分のやりたいことを形にできる」

ということなので、このメリットをどうしてもとりたいという人以外はおススメしません。

逆にいえば、このメリットをどうしても諦めきれないという人は、一人でやってみるしかないと思います。というか、やってみたほうがいいと思います。

 

主の場合は、やってみたら、すごく楽しいです♪♪

ちょっと寂しいときもありますけれど……。