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うさるの厨二病な読書日記

生涯中二の着ぐるみが、本や漫画、ドラマなどについて好きも嫌いも全力で語ります。【ネタバレ前提です。注意してください】

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≪ドラマ≫ 「そして、誰もいなくなった」 第一話 あらすじ&ネタバレ感想 

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「そして、誰もいなくなった」第一話あらすじ

大企業のシステム開発部に勤める藤堂新一は、妊娠した恋人との結婚を間近に控えており、平穏な日常をおくっていた。

新一は「ミス・イレイズ」というネット内にある検索対象の記録を全て消去したり、書き換えられるシステムを開発する。

「ミス・イレイズ」が完成した日、新一は人事部に呼び出され、自分の「パーソナルコード」が別人のものであると告げられる。

新一が持っていたパーソナルコードは、新潟で婦女暴行事件を起こした「藤堂新一」のものであり、新一は会社の機密を盗むために「藤堂新一」に成りすまして入社したのではないかと疑われる。

新潟は、新一が大学時代を過ごした場所でもある。

 

翌日からクレジットカード類は、すべて使えなくなる。

新一は総務省に勤める大学時代の友人・小山内保に、自分のパーソナルコードについて調べてもらう。

新一のパーソナルコードは新潟で捕まった「藤堂新一」のものであり、新一のためのコードはどこにも存在しないという事実を告げられる。

小山内の尽力により、「藤堂新一」は本名・川野瀬猛ということが分かり、新一はネット上の川野瀬猛の画像やデータを警察に提出することによって、自分が本当の藤堂新一であることを証明しようとする。

しかし新一がネットで見つけた川野瀬猛のデータは、新一が警察に行く前に、何者かが「ミズ・イレイズ」を操作して、「藤堂新一」という名前に書き換えられてしまう。

さらに誰かが、二億円の金を新一の名前で使い込んでいたことが発覚する。

 

第一話感想

第一話から謎だらけなうえに、全員が怪しい素振りを見せています。

第一話の情報を整理して、色々と考えたいと思います。

 

「藤堂新一」の名義の乗っ取りと、会社の使い込み、「ミズ・イレイズ」の操作は分けて考えたほうがいいと思います。

何故かと言うと、今の時点で犯人の条件が、

 

①新一が大学時代に住んでいた部屋や、新潟の大学にきた経緯を知っている。

(その他の経歴やエピソードも、恐らく川野瀬猛に伝えている。)

②「ミズ・イレイズ」にアクセスできる。他社員のアクセスができないようにできる。

③新一の名前で、二億円の使い込みがされていることを知ることができる。

 

これを全部満たしていなければならないからです。

③はこの隙に乗じて、ということが考えられるにしても、①と②の条件は絶対に満たしていないといけません。

 

また新一は、「藤堂新一」が川野瀬猛であるということは、小山内の尽力がなければ分からなかったはずです。

「ミズ・イレイズ」を使えるのであれば、初めから全部書き換えておけばいいのに、と思いました。

そのことを思いつかず小山内から連絡がいって、(もしくは小山内自身が主犯で)「新一が「藤堂新一」が川野瀬猛であるという事実を知った」ということを知って、大急ぎで「ミズ・イレイズ」を使ったと考えるのが自然です。

小山内が犯人の一味ではないと考えるには、

 

川野瀬猛のデータを「藤堂新一」に書き換えたタイミングと、小山内が新一に川野瀬のことを伝えたタイミングが偶然重なった。

 

これしかありえません。

「偶然」は、謎解きでは御法度です。

謎解きものは、必ずすべての事象の因果関係がすっきり説明できるものでなければなりません。

ただそうだとすると、なぜ、小山内はわざわざ新一に「藤堂新一は実は川野瀬猛である」ことを教えたのでしょうか??

犯人の一味、もしくは主犯であれば「分からなかった」もしくは「それはできない」と断ればいいと思います。

そもそも小山内は、「ミズ・イレイズ」にアクセスできるのか?というと無理なので、必ず社内に協力者がいなければなりません。

小山内が実はハッカーとしての技術を持っているから、などであれば、その伏線をどこかに入れなければなりません。

今から出されると後出しジャンケンのような気もしますが。

 

そもそも犯人の目的は何なのか? ということがポイントのような気がします。

目的は「藤堂新一の名義」なのか、新一本人にあるのか。

おおざっぱに考えると、この二つに分かれると思います。

今のところは、前者かなあという気がします。

新一本人が目的であれば、新一は人生を滅茶苦茶にされているわけですから、それに匹敵する恨みは、普通に考えれば「新一に人生を滅茶苦茶にされた」ということしかありえないからです。

(昨今はやりの、異常者の謎の理屈による理由などでなければ。)

 

新一のお母さんが誰かのために「藤堂新一」という身分を作るために、新一を育てたという仮説も立ててみましたが、そうそうにバーの客がそのフラグを立ててきたので、逆にこれはミスリードかなという気がします。

 

第二話の予告を見ると謎の組織が出てくるみたいですが、確かにこれだけ大掛かりな計画になると、個人では絶対無理だろうと思います。

「藤堂新一」の婦女暴行事件の被害者の子も、買収されて嘘の証言をしたような感じですし。

これを全部、個人がやりましたって言われたら、どれだけ資金力があるんだろうと思いますしね。

来週は予想の斜め上の展開になりそうなので、楽しみにしています。

 

ところで主人公の新一、頭がいいという設定なのですが、「知識はあるけれど知恵はない」というタイプに見えます。

まだ解決していないのに、「ぜんぶ、片付いたよ」って彼女にウキウキして連絡しちゃったり。

経費の計上は田嶋に全部任せていたのなら、主だった使い込みの件は真っ先に田嶋を疑いますけれどね。(性格悪いからか?)

こんなに色々なことが起こっているのに、そんなに単純に人を信じちゃって大丈夫か??と思います。

特に使い込みの件と「ミズ・イレイズ」が操作された件は、確実に社内に犯人がいるんですから。

頼るのはいいけれど、少し心には疑いを持っていたほうがいいと思いますよ。

申し訳ないけれど、確かにちょっと陥れたくなるタイプだわ、この主人公、

 

そして誰もいなくなった (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

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 本家も面白いですよ♪♪