うさるの厨二病な読書日記

生涯中二の着ぐるみが、本や漫画、ゲーム、ドラマなどについて好きも嫌いも全力で語るブログ。

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≪ドラマ≫ SKE48松井珠理奈主演ドラマ「死幣」 第9話あらすじ&ネタバレ感想

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SKE48松井珠理奈主演ドラマ「死幣」の第9話のあらすじ&ネタバレ感想です。

前回第8話のあらすじ&ネタバレ感想はコチラ↓

saiusaru.hatenablog.com

 

第9話あらすじ

若本は、財津殺人の容疑で全国に指名手配される。

茅原は由夏を訪ね、若本の過去を話し、若本をかばわないように警告する。

 

若本は旧江栗馬村の生き残りである山岡紫乃の下へ行き、もう一人の生き残りである小寺雄一のことを尋ねる。

紫乃は若本に「小寺雄一は村長の息子であり、村に出回った死幣を全て焼いたのも雄一だ」と話す。

若本は紫乃の家を去ったあと、村の小学生の歌を聞く。紫乃も歌っていたその歌は、旧江栗馬村の者しか知らない歌であり、高山刑事がその歌を口笛で吹いていたことを思い出す。

若本はその瞬間、後ろから殴られ何者かに連れ去られる。

若本を連れ去ったのは、高山だった。高山は財津に死幣を呪いの話をし、学生たちを呪いから守るように頼んだが、財津は死幣を論文にしようとしたために殺害したと告白する。

若本は高山に死幣の呪いを解く方法を教えるように頼むが、高山は耳を貸さず、若本を殺そうとする。

 

一方、病院では小夢が危篤状態に陥る。助かるためには、すぐにでも新薬を投与しなければならない。

苦しむ由夏の前に、死幣が表れる。

 

第9話ネタバレ感想

やっぱり、高山さんが小寺雄一だったようです。口笛の伏線は気づかなかったな。紫乃さんの登場時からちゃんと伏線を張っていたとは、さすがですね。

茅原さんが来る前に、由夏はたぶん、母親に電話をかけたけれどもつながらないという演出だったと思うのですが、ベタだけど「お母さん、出て」くらい言わせたほうが分かりやすかったと思います。

状況的に若本にかけたともとれるので、そうすると「なんで、母親に連絡しないの?」と思われてしまいますよね。

 

てっきり財津は自殺だと思ったのですが、高山さんが殺したみたいですね。

 

若本が財津に銃をむけた ⇒ 殺せず、銃をおいたまま逃げた ⇒ 高山がやってきて落ちていた銃で財津を殺した

 

こういう経緯だったのかな?

 

それにしても小夢役の子、演技うまいですね~~。

死幣は、深夜ドラマ枠なのに、演者のレベルが高くてびっくりします。筧さんとか戸次さんはベテランなので今さらなのですが、若い人たちも上手い人ばかりだったことが嬉しい驚きです。

松井珠理奈も最初予想したよりもずっと頑張っていますが、若い女優陣の演技がレベルが高すぎるので、完全に割を食ってしまっている感があります。

一恵も真理も小夢も美しく悲壮感にあふれているからこそ、いっそう呪いの残酷性が際立ちますね。

同じように呪いに殺されるにしても、おじさんと必死に健気にがんばっている若い女の子じゃ悲劇性に大幅な違いがあります。(おじさんには申し訳ないが。)

 

前も言ったけれど、「呪い」というものは人間には計り知れないものなのだから、

「死幣は、金よりも命が大切なことを教える夏子の魂」

なんていうキレイ事はいらないと思います。

真理はお金よりも愛を大切にしていたのに、死んだじゃないか。

こういう理不尽なものを、人間の理屈で無理に解釈したり、強引にいい話にまとめようとする必要はぜんぜんないと思うんですよね。

 

「訳が分からないままだと不安で怖いから、無理にでもいい話にまとめようとしている人間の姿」を描こうとしているんであれば、それはそれですごいですが。

本当にいい話でまとまっちゃいそうで怖いんだよな~~。

 

今期は「そして、誰もいなくなった」と「死幣」という二つのドラマを観ましたが、この二つのドラマは、真逆です。

独創的なドラマにしようとして、何もかもトリッキーにして手を広げすぎた結果、製作者が設定を管理しきれず、あちらこちらが破たんしている「そして、誰もいなくなった」

ホラードラマの王道から一歩も足を踏み出さず、「そんな面白い設定すら、手を広げないで収束されちゃうの?」と言いたくなってしまう「死幣」

 

例え出来上がった画じたいが小さく平凡でも、設定がパズルのようにきちんとあるべき部分にはめ込まれていて、土台がしっかりしていて筋道が理屈として通っている物語が好きなのですが、そんな自分から見ても「死幣」の「冒険しなさ加減」は、余りにもったいない気がします。

 

財津なんて面白いキャラなのにぜんぜん食い足りない印象で死にましたし、若本が過去に起こした事件も引っ張った割には、「誘拐された妹を殺した犯人を、激高して殺しそうになった」っていう、前々から見せられていた画そのままのものでした。茅原さんとの関係も、本当にただの同僚なだけみたいだし。

こんなに設定をこじんまり刈り取ってしまう創作物も、珍しいですね。

どこか一か所くらい、勝負に出てもいいような気がします。もっと遊びがあってもいいというか。

勝負に出て、失敗したら失敗したで思いきりディスりますが。

 

こういう作りのドラマに何か一個とびぬけたものがあると、記憶に残るドラマになるのだと思います。

このまま、終わっちゃうのかな。

今のままでも十分面白いですが、ちょっともったいないなあという印象です。

 

いよいよ、来週が最終回ですが、残る謎も「死幣の呪いを解く方法が何なのか」だけです。教科書みたいな、手堅い進み方だな。

小寺雄一が死幣を集めて、全部燃やしたと言っていましたが、それと何か関係があるんですかね。

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