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うさるの厨二病な読書日記

生涯中二の着ぐるみが、本や漫画、ドラマなどについて好きも嫌いも全力で語ります。【ネタバレ前提です。注意してください】

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≪ドラマ≫ NHK大河ドラマ「真田丸」 第43回「軍議」

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NHK大河ドラマ「真田丸」第43回「軍議」の感想です。

前回第42回「味方」の感想はコチラ↓

www.saiusaruzzz.com

 

 

ちょ~無駄な軍議

今回、見た方、いかがでしたか??

ちなみに自分は、イライラしすぎておかしくなりそうでした。

 

前回予感していた「茶々にイライラさせられそう」という予感が的中しました……と言いたいところですが、予感以上でした。

いくらなんでもこんなにイライラさせられるとは、予想外だったわ。

 

まさか、この45分を使って城の重鎮と浪人衆が雁首そろえて議論したことが、茶々のひと声でひっくり返るなんて思いもよりませんでしたよ。

じゃあ、最初から「籠城は絶対」の前提で話し合わせろよ。

ちなみに見た直後の感想はこれ。

 

無意味で無駄なことをやらせることほど、人間の物事に対するモチベーションを下げる方法はないと思います。

 

その人が、仕事のため、組織のためと思って頑張ってやっていることを、無意味のひと言で切り捨てる。

 

仮に本当にやっていることが無意味だとしても、言い方に気をつけないと人はついてこない。ましてや、浪人衆のやっていることは無意味どころか、みなが話し合って有効性を認めた策なんですから。

 

且元の件といい、茶々は人間の気持ちというものを分かってなさすぎます。

それに比べて、家康は老獪ですね。

「人間」というものがどういうものか、底の底まで知り尽くしているんだろうな、ということが且元に接する態度、言葉のひとつひとつから分かります。

 

大蔵卿の局は「籠城する」っていう方針を譲らないのに、「兵糧などどうにでもなる」とか無茶苦茶なことを言い出すし。

食うもんがなかったら、籠城なんてできねーだろうがよ。

 

茶々がいくら何でも馬鹿すぎて、見ているのが辛いです。

戦えないなら、せめて口出ししないくらいの賢さは持ち合わせてないんでしょうか?(´Д`)

竹内さんのことまで嫌いになりそうです。それだけ、演技が上手いっちゅーことなのですが。

大蔵卿の局の峯村さんも、まじ上手すぎだよ。

目の前にいたら、グーで殴っちゃいそうだもん。

 

あとは、後藤をはじめ、戦略を理解している人が余りいないのが気になりました。

司馬遼太郎によれば、戦略と戦術の違いを初めてはっきり意識したのは、大村益次郎らしいですね。

明確な言葉の定義はなかったものの、たぶん、この時代も戦略的に物事を見る人と戦術的に物事を見る人で分かれていたと思います。

今回の真田丸を見て、戦略的に戦いを見ている人がそれが分からない人に説明するのは、言葉の定義もなかったし、きっと大変だったんだろうなと思いました。

 

「戦いの定石」って、たぶん、戦略的条件で色々と変わってきますよね。

「日ノ本中を敵に回している」のならば、籠城はどう考えてもありえないだろう。

家康の寿命が尽きるのは先か、兵糧が尽きるのが先か根競べするつもりだったのでしょうか??

それだったら、兵糧を出来るだけ集めなきゃダメだろうし。

むしろ兵数がそんなにいたら兵糧が持たないから、もっと兵よりも食料を集めたほうがいいんじゃなかろうか。

別にいま、人を集めなくても、家康が死ねば寝返る人もいるだろうし。

 

大阪方の方針が一貫してなさすぎて、何がしたいのか意味がわかりません。

だから負けるというストーリーだと思うので、イライラしても仕方がないのですが(;一_一)

 

前回も書きましたが、

「自分が安心できる方法で、なおかつ勝つように戦ってくれ」

なんて、そんな都合がいい魔法のような方法はどこにもないです。

「浪人は信用できないし牛耳られたくないけれど、勝つために死力を尽くして戦って欲しい」

なんて、生身の人間なんだから、そんなに都合よくいくわけがない。

 

ツイッターのTLで、

 

親の過干渉は「自分の中にある不安を鎮めてくれ」と言っているにすぎない

 

という内容が流れてきて、本当にそうだなと思いました。

茶々って、つくづく毒親ですよね~~。

自分の不安のために、結局は息子の秀頼も死ぬし、人が大勢死ぬんだから、罪深い人ですよ。

 

現実的に考えたら、ちょーーー無駄な軍議でしたが、物語的には五人の浪人たちが心を通わせて、団結したという意義深い回でした。

 

こんな状況下でも、あくまで「勝つために戦う」という幸村はいいですね。

 

大野治長がカッコよかった

通説では、悪者にされやすい治長ですが、今回、カッコよかったです。

有楽斎にはっきり意見を言ったときは、しびれました。


真田丸は北条氏政・氏直親子、秀次、片桐且元、そしてこの大野治長など、今までは余りイメージのよくなかった人たちを、まったく別の視点で描いてくれるのがいいですね。

 

有楽斎はな~~、心の中で「浪人なんて、自分たちの手足になって働いていればいい」と思っているのは分かるんですけれど、それを本人たちに戦う前に面と向かって言うなんてアホの子なの??と思います。

貴種は、目下の人間の気持ちなんて分からないということの表れですかね。

 

今回は、大阪城の茶々とその周辺にかなりイライラさせられました。それだけ物語の構成がうまく、面白いかったからだと思います。話し合っているだけの回なのに、目が離せませんでした。


ずっとこの調子だと、フラストレーションがたまりそうなので適度でお願いしたいですが。

 

来週は第44回「築城」です。いよいよ真田丸が完成だ。

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