うさるの厨二病な読書日記

生涯中二の着ぐるみが、本や漫画、ドラマなどについて好きも嫌いも全力で語ります。【ネタバレ前提です。注意してください】

follow us in feedly

【ダークファンタジーの傑作】 「ゲーム・オブ・スローンズ」 シーズン2「王国の激突」あらすじ&ネタバレ感想

【スポンサーリンク】

 

大人気ファンタジー「ゲーム・オブ・スローンズ」シーズン2「王国の激突」のあらすじ&ネタバレ感想です。

 

前回シーズン1「七王国戦記」のあらすじ&ネタバレ感想はコチラ↓ 

www.saiusaruzzz.com

 

シーズン2「王国の激突」あらすじ

ロバート王の死後、ウェスタロス大陸は、ロバートの息子ジョフリー、ロバートの二人の弟スタニスとレンリー、スターク家の長男ロブがそれぞれ王を名乗り、乱世に突入した。

 

ロバートの弟であるスタニスとレンリーは反目し合っていた。

スタニスに仕える「紅の女」メリサンドルが魔術を使い、レンリーを暗殺する。

勢いに乗ったスタニスは、大軍を率いて王都に攻め入る。

しかし、王都陥落まであと一歩のところで、ジョフリーの外祖父であるタイウィン・ラニスター公爵が援軍を率いてやってくる。

ラニスターの大群の前にスタニスはなす術もなく、退却した。

 

王都に入ったラニスター公爵は「王の手」となり、前の「王の手」である息子のティリオンから全権を取り上げた。

亡きレンリーの妻のマージョリーは、ラニスター軍に協力した褒美として、ジョフリーと結婚し王妃となる。

 

一方、ラニスター家と戦争を続けているロブは、幼馴染で臣下でもあるシオンを実家のグレイジョイ家に向かわせ、協力を要請する。

しかしスターク家に恨みを持つグレイジョイ家は、スターク家の本拠地であるウィンターフェルを襲い、城を占領する。

 

長年、スターク家で実子同然に育てられたシオンだったが、父親の言うことに逆らえず、グレイジョイ家の人間としてウィンターフェルを制圧する。

ウィンターフェルを兄の代わりに治めていたブランとリコンは、野人のオシャに守られて城を脱出した。

 

ナッソス大陸では、ターガリエン家の王女デナーリスが莫大な資金を得て、海を渡る準備を進めていた。

 

そして北の壁の向こうに調査に向かったジョンは、野人たちの捕虜になる。同じころジョンとはぐれたサムは、ホワイトウォーカーの大軍が壁に向かって進行するのを目撃していた。

 

 色々な人の話が混じりあい絡み合って、まさに群像劇

シーズン2はシーズン1以上に、バラバラになった色々な人の話が絡み合っています。

 

・ジョフリーの支配下にある王都の話

・王都を脱出したアリアの話

・ラニスター軍と戦いを続けるロブの話

・ロブを裏切り、ウィンターフェルを襲ったシオンの話

・北の壁の向こう側を調査するジョンたちの話

・ナッソス大陸にいるデナーリスの話

 

主な話だけでも六つもストーリーラインがあります。

これ以外にも、メリサンドルに操られるスタニスの話やら、交渉をするベイリッシュの話、ジェレミーを護送するブライエニーの話なども枝葉としてあります。

 

このストーリーラインどれも同じくらい先が気になり面白く、しかも破綻なく絡み合っているのがすごいです。

群像劇で失敗しやすいパターンとして、キャラクターや物語の魅力に差がありすぎて、「こいつの物語なんて退屈だから、先にこっちを見せてよう」とか「この物語はいらないよお」と思われることが多いと思います。

 

「ゲーム・オブ・スローン」は、そんなことがまったくありません。

好き嫌いはありますが、主要キャラはどのキャラも全員魅力的です。

どのストーリーラインも先が気になりますし、おまけに短いスパンで切り替わるのですが、それがまったく不自然ではありません。

 

この物語を考えた人、本当に天才だと思います。

 

シーズン2は、女性が非常にがんばっていた回だと思います。

サンサとアリアは、それぞれの場所で苦難に負けずに頑張っていました。特にサンサは、シーズン1の時点では、

「なんだ、この見る目のない我儘娘は。妹の爪の垢でも飲んでおけ(# ゚Д゚)」

と思っていましたが、父親のネッドが殺された後から株がうなぎ上りです。

ジョフリーのいじめにもサーセイのイビリにも、よく耐えていると思います。

 

ハウンドがやたら絡んでくるんで、何なんだろう?と思っていたら、原作ではサンサに片思いしているらしいですね。

ドラマではそういう演出がほとんどないので、なんでこんなにハウンドとサンサの絡みが多いのかイマイチ分かりにくいです。

ジョラーのデナーリスへの片思いといい、「ちょっと年齢的に無理がないか?」という恋がけっこう多いですね。

 

女性が呼吸するように脱ぐ

「ゲーム・オブ・スローンズ」の女性は、全員が呼吸するように脱ぎます。

 

オッパイぽろりんなんて、日本のドラマではありえないので、最初は

「おおおおおおおをををををっっっ!!!!(;゚Д゚)」

と思っていましたが、なんつーかさすがに脱ぎすぎじゃないですかね???

 

シーズン2ではメリサンドルも脱いだし、マージョリーも脱いだし、オシャも脱いだし、タリサも脱いだし、イングリットもたぶん百パーセント脱ぐよな。

大人の女性の主要登場人物で脱いでいないのって、キャトリンとサンサとブライエニーくらいじゃないか???

なんかありがたみが薄れるというか、逆に怖いです(;´・ω・)

 

メリサンドルなんて、おっぱいどころか、あの悪夢のような出産シーンまで。

海千山千のダヴォスですら、ドン引きしていたからな。

 

女優さんの体の張り方が半端ないです。海外では、これが普通なんでしょうか??

「ダウントン・アビー」は、まったくそんなことはなかったぞ。

 

 十八禁どころか二十禁

北の壁の向こう側のクラスター家のネタ、かなり引きました。

近親婚ネタは、今までもサーセイとジェイミーなどありましたが、さすがに

「娘が生まれたら全員妻にして、息子が生まれた殺す」

って、ちょっとおぞましすぎます。

そういう事件が、実際にもありましたが。

 

近親ネタもそうですが、ジョフリーのサディストぶりなど、ただのエログロではなく、かなり突っ込んだ描写が多いので、個人的には二十禁でもいいんじゃないかと思います。

 

マージョリーが世継ぎが欲しいからレンリーに半裸で迫るシーンで、「兄を入れもいいですよ?? 陛下が選んでください」とか、ちょっとちょっと大人すぎるでしょう……と一人で見ていても、動揺しました(;´・ω・)

家族で見ている人って、どういう顔で見ているんでしょうか???

 

すごく面白いし、どれもこれも世界観を構築するために必要な描写ではあるんですけれど、二十歳未満の子にはちょっと見せるのが心配な描写が満載だなあと思っています。

というわけで、良い子の皆さんは、視聴するのはお酒が飲める年齢になってからにしましょう。

 

シーズン2の好きなキャラクターベスト5

 

第5位 ヨーレン 

 「ゲーム・オブ・スローンズ」の世界は、呼吸するように人が脱ぎ、呼吸するように人が死ぬから、どのキャラが死んでもショックは受けないだろうなあと思っていたけれど、ヨーレンが死んだときは本当にショックでした。

 

アリアたちをかばって、カッコよくシティ・ウォッチを追い払う→アリアに優しい面を見せる→いきなり夜襲で死ぬ

ですよ…orz

 

アリアにナイト・ウォッチになった経緯を語る姿を見せて、視聴者に感情移入させた直後にさっくり殺すって、この物語作った人ってどれだけドエスなんだと思います。

こういう世の中の苛酷さや人生の辛酸をイヤというほど舐めているから厳しいけれど、でも自分より弱いものには優しいっていう人大好きです。

なんで、死んじゃったんだよぉぉぉぉ( ノД`)

 

第4位 サーセイ・バラシオン

嫌な奴なんだけれど、悪女なんだけれど、どうもサーセイは憎めません。

シーズン2を見ると、

「女に生まれたことが、どうしようもなく悔しくて辛かったんだろうな」

と分かるからです。

 

同じ双子なのに、弟のジェイミーは跡継ぎとして期待されて育てられて、自分は礼儀作法を覚えさせられたら、物のように嫁に出された。

それでも縁あって夫になった人を一生懸命愛そうとしたら、夫のロバートは死んだ女のことを忘れられず娼婦と遊びほうけていて、自分のことを疎んじている。

「女としてのコツは、夫を愛さずに子供だけを愛すること」って言いたくもなるかもしれません。

 

サンサに対しても、イビッてみたり教訓を与えてみたり、近親憎悪のような複雑な心境がうかがえます。

 

第3位 シオン・グレイジョイ

自分にとってシーズン2は、シオンのシーズンです。

シーズン1のときに「いつ裏切るのかなあ」と書いたんですが、さすがにシーズン2に入ったら速攻で裏切るとは思いもしませんでした。

ロブに対する、あの剣の誓いはナンダッタンダ(´・ω・`)

 

行動だけ見ると正真正銘のイヤな奴、クソ野郎なシオンですが、自分はどうしてもシオンのことが憎めません。

シオンは一生懸命嫌な奴になろうとしているのに、「嫌な悪党」にすらなれない、弱い人間だからです。

 

たぶん、「弱さ」と周りから言われてしまうものこそ、実はシオンのいいところだと思うのですが、悲しいことにこの物語は誰一人としてそれを認めてくれません。

だから、みんなに認めてもらえるように、一生懸命、悪者になろうとしている。

なのに、それすらうまくいかない。

そんなシオンの姿に、深い同情を禁じえません。

 

「俺は、自分以外の者になろうとしすぎた」

最後の最後でシオンが言ったこのセリフが、全てだったと思います。

誰か一人でいいから、「そのままでいいんだよ」と言ってあげていれば( ノД`)

 

どうもこの先、苛酷な運命が待っているようなので、覚悟して見守りたいと思います。

 

第2位 デナーリス・ターガリエン

 シオンとは逆に、吹っ切れまくっているデナーリス。

威厳といい、傲慢さといい、敵に対する容赦のない残酷さといい、今や名実共に女王さまですね。

金庫閉じ込め刑には、ゾクゾクしました。

シーズン3では、いよいよウェスタロス大陸にやってくるのでしょうか。

 

第1位 ブロン

 マジ、ブロンかっこうええわ~~~!!

半裸の女を抱いて飲んだくれていても、決して隙を見せない。

いつも飄々しているけれど、戦場ではめっぽう強い。

本の知識には頼らず、己の経験だけを信じて行動する。

ハウンドに対しても、相手が攻撃してきたら殺すつもりだけれど、戦場でやられそうになっていればちゃんと助ける。

 

自分は、「ゲースロ」の世界に入ったら、ブロンのように生きたいです。

 

あとはキャトリンとロブの親子の自分中心思考には、ちょっと笑いました。この二人、思考回路がそっくりだな。

 

シーズン2は、シーズン1以上に色々な人の運命が絡み合って面白かったです。

シーズン3も楽しく見たいと思います。

ゲーム・オブ・スローンズ 第二章:王国の激突 DVDコンプリート・ボックス (5枚組)

ゲーム・オブ・スローンズ 第二章:王国の激突 DVDコンプリート・ボックス (5枚組)

 

 

追記:シーズン3を三話まで見たけれど、容赦のない展開が続きますなあ。

みんな…、シオンを許してあげてくれ( ノД`)

三話の最後で、ジェイミーが「ふわああああああああ」って展開になりますが、その直後にエンディングでいきなりロックな歌が流れて、爆笑しちまった。

ジェイミー、すまん。