うさるの厨二病な読書日記

厨二の着ぐるみが、本や漫画、ゲーム、ドラマなどについて好き勝手に語るブログ。

MDK(面倒くささ)値の高そうな人のブログが好きだ。

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先日、購読しているブログ「自由ネコ」で、こんな記事を読んだ。

gattolibero.hatenablog.com

ネコ師匠は相変わらず面白い。

 

MDK値とは何なのか?

この記事にMDK値というものが出てくる。

話を分かり易くするために「面倒くささ」を数値化してみましょう。

単位は「M D K」=「面 倒 くささ」

 (引用元:「アナタに彼氏、彼女ができない理由」自由ネコ)

 

MDK値とは「面倒くささ」。

その人が、他人からみて「どれくらい面倒くさい人間か」 を表す数値だ。 

1人の人間が、抱え込めるMDKは10が限界。

「10MDK」を超えるとメンタルが崩壊するとしましょう。

通常の人間が抱えているMDKは、多くの場合、5以下。

まだ半分か、それ以上の余裕があるんですね。

(引用元:「アナタに彼氏、彼女ができない理由」自由ネコ)

 

 MDK値はメモリみたいなもので、他人の「面倒くささ」を引き受けるためには、空き容量が必要。これが普通の人は、自分で使っているのが5くらい。対して、

「T・O・A(翼の 折れた エンジェル)」はね、もうニュートラルな状態でMDKの数値が高いんですよ。

9とか、10とか、いきなり「面倒くささ」が著しい訳です。

 (引用元:「アナタに彼氏、彼女ができない理由」自由ネコ)

 

「翼の 折れた エンジェル」は自由ネコブログ用語で、「現代社会ではとてもちょっとだけ生きにくい人たち」のことだ。

MDK値の容量を自分一人で使いきってしまっている。

既に容量MAX。既にいっぱいいっぱい。自分一人で、十分「面倒くさい」

 

MDK値の高い人のブログは面白い。

ブログを読んでいると、申し訳ないけれど「この人MDK値、高そうだな」という人がかなり多い。

自分も我ながら「面倒くさい性格しているな」とは思うし、実の親兄弟からでさえ「うさるはなんであんなに頑固で偏屈で極端で面倒くさいんだろう。誰に似たんだ」と言われるけれど、そんな自分でさえ「はてなのMDK平均値は高そうだ」と思う。

 

自分はこの「たぶんこの人、実際に会ったらめちゃくちゃ面倒くさい人だろうな」と思う人が書いたブログが好きなようだ。

「このブログを書いた人は、MDK値が高そう!」と思って読むわけではなく、ある記事を読んで面白いと感じ、その記事だけではなく過去記事も読みこむようなブログを書いている人は、たいてい読んでいる途中ふと、「この人、MDK値高そう」と思うことが多い。誰かに手斧を投げたり、投げられたりしている人も多い印象だ。

 

物事を突き詰めたり、自分独自の解釈で物事を語ったり、人とは全然違う角度で物事を見ようとしたり、しつこく細かく自分の思考を語ったりする人はたいていは実際に人付き合いをするとなると面倒くさい。他人とぶつかることも多いと思う。

 

でもブログで語られているその考え方は、自分にとってはとても面白いし、斬新で刺激になる。それはリアルでは出会えない種類の楽しさだ。

「自由ネコ」も何気なくある記事を読んで、「このブログすごい」と思って過去記事を読み漁ったブログのひとつだが、ネコ師匠も「自分もMDK値がかなり高め」と言っている。

 

MDK値の高そうな人は、実社会では迷走していたり、模索していたり、どことなく「他の人よりも生きづらそうだ」「大変そうだ」と感じる人が多い。 

でもその模索の軌跡やもがいているその思いを読んだ人の中には共感したり、励まされたり、救われたりしている人も多くいると思う。

そう考えるとMDK値が高いことは、悪いことばかりではない。

 

MDK値の高い人のブログの中には、なかなか日の目を見ないものも多いと思うのだけれど、自分の好きなものを見つけるために日々発掘サルベージ作業に邁進したい。そうやって、面白い記事を発見できたらなあと思う。

 

まあ「大発見だ」と思っていたら、「既に有名でした」なんてこともよくあるけれど。

 

「めんどくさい人」の取り扱い方法

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 「面倒くさい」のも悪くない。