うさるの厨二病な読書日記

厨二の着ぐるみが、本や漫画、ゲーム、ドラマなどについて好き勝手に語るブログ。

【2018年箱根駅伝】観戦まとめ「青山学院大学が11時間切りの大会新記録で四連覇」

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*本記事は2018年の箱根駅伝の観戦記です。最新の2019年の観戦記はコチラ↓

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今年も箱根駅伝が終わってしまった。

青山学院大学四連覇、おめでとうございます! 

二位の東洋大学とさえ五分近くの差がつくなんて、復路は強すぎでしょう。

今年は三位争いやシード争いが終始熱い戦いが続いて、最後まで目が離せない面白さだった。

2018年の箱根駅伝のリアルタイム観戦記を書いてみた。

 

 

往路

毎年、一月二日は親戚の家に行くので、三区まで視聴~。

一区

今年は早起きできたので、8キロ付近から視聴。(いつもだいたい二区の序盤から見ることが多い。)

学連以外の全員が団子状態になっている超大集団になっている。順天堂大学の栃木が引っ張っているけれど、後ろに付いていっている人のほうが楽だろうな。

1キロ三分ペースだから、早くも遅くもない丁度いい走り。

 

ゲストたちは15キロ付近で誰かが仕掛けるんじゃないかと予想している。

仕掛けたほうが不利なんだ、へえそういうものか。

自分のペースで行けるからいいのかな、と思いきやそうでもないらしい。人の動きに合わせたほうが楽なのか。

14.5キロ付近で東京国際大学が遅れ出す。他の大学はみんなお互いに様子を伺いあうものの、仕掛ける様子はなし。

 

17キロ付近で、ついに動く。

青山学院大学の鈴木が出た。アンパンマンカーを発見。

東洋大学の一年の西山がそれに食らいつく……というか上手く利用した感じ。

「鈴木くんは、いいところで出てくれた」

誰かが仕掛けてくれるのを待っていたんだ。

鈴木(青山学院)は上体がかなり揺れているから、西山(東洋)についていくのが難しそう。

と思う間に、駒澤大学、国学院大学にも抜かれた。

 

一位が東洋大学の西山、二位が国学院大学。三位が駒澤大学。ここまでで16秒差。西山(東洋)の読みがちだな。インタビューで「動いたら前に出れました」ってなんかいい。

 

二区

山梨学院大学のニャイロと拓殖大学のデレセと留学生が二人いる。横から見ると、ニャイロの速さがよく分かる。

順天堂大学の塩尻と神奈川大学の鈴木が実績があって、前評判がいいのかな?

 

東洋大学の相澤は、オーバーペース気味か? 

ゲストの瀬古と一色が心配している。権太坂の次の戸塚の壁が問題なんだね。

一色「戸塚の坂は思い出しくない。壁が出てきたような感じ」

この辺りは、走ったことがある人だけが分かる感覚なのかも。

 

横浜駅の時点で一位東洋大学と二位集団(神奈川大学、東海大学、青山学院大学)の差が28秒。だいぶ開いたな。相澤(東洋)は、このままのペースで行けるかな。

 

東洋大学は一区、二区はトップに離されないようにして、三区の山本でトップに立つつもりだったのね。一区の一年生西山の快走は、嬉しい誤算だな。

往路は三人一年生か。思いきったことを。

 

10キロ時点でトップ東洋大学と二位集団の差が28秒。横浜駅のときと変わらず。東洋大学の相澤は、だいぶいいペースで走れている。

12キロで二位集団から、東海大学が脱落。

 

権太坂で力つきないかと思いきや、トップと二位の差が40秒。逆に開いた! トップは東洋大学でこのままいくんじゃないか。

 

18.5キロ付近で、青山学院大学の森田が仕掛けてきた。

神奈川大学の鈴木のほうが地力はありそうだけれど、ついていけないかな。がんばれ。と思ったら、20キロ付近で置いていかれた。

今年も東洋VS青学かな。

 

戸塚中継所の時点で一位東洋大学、二位青山学院大学、三位神奈川大学。一位と二位の差が22秒か。権太坂からはだいぶ縮まった。

二位の区間賞は青山学院大学の森田か。最後の追い上げがすごかったもんな。

 

三区

トップ東洋大学の山本は、最初の一キロが2分42秒か。だいぶハイペースだけれど、大丈夫か? 

と思ったら青山学院大学の田村がもっと早い。ぐんぐん差が縮まる。海岸沿いに出るまでに追いつきたいのか。

それにしても速い。遊行寺坂の時点で12秒差? 後半大丈夫か?

東洋大学と青山学院大学の差は、9キロ時点で10秒差。このまま追い抜かれるんじゃ…。

 

と思いきや、13キロ付近でまた差が少し開く。

直線のほうが前の人の姿が見えるから走りやすいのかと思いきや、そうでもないのか。実際に走った経験があるゲストのコメントは興味深い。

一色「田村本来の走りっぽくない」

だいぶ無理していたんだな。見ていても苦しそうな走りだ。

 

湘南大橋の時点で28秒差かあ。戸塚の時点よりも開いてしまった。

一度追いつけると思ったぶん、追いつけないと苦しくなるんだろうな。

追い上げられても自分の走りを落ち着いてしていた山本(東洋)の落ち着き勝ちだ。

 

三位の神奈川に早稲田が追いついてきた! えっ? 早稲田どこにいた? 48秒差をつめたのか。すげえ。

 

平塚中継所の時点で一位が東洋大学、二位は青山学院大学。45秒差か。だいぶ開いたな。田村(青山学院)も意外と悪くなかったみたいだけれど、山本(東洋)が良すぎたよう。

 

四区と五区

親戚の家で楽しいお食事会。

ちょっとは観れるかなあと思いきや、テレビの角度が悪くまったく見れず。

 

往路総評

往路はずっと東洋大学がトップだった模様。

 

東洋大学は一区の一年生西山をはじめ、二区、三区とみんなが本来以上の力をだせて、嬉しい誤算が続いたんだろう。

逆に順天堂大学の塩尻とか神奈川大学の鈴木とか、本来の実力以上の力を出せなかった選手もいたよう。どれだけ実績や実力があっても、走ってみないと分からないところが駅伝の面白さのひとつだと思う。コンディションとか気候とか色々な因子が絡むから、実力のある選手でも難しい部分があるんだろうな。

 

二位の青山学院大学が36秒差まで詰めてきたのはさすがだ。

東洋大学は往路は、すべての区間で一位を守りきったとはいえ、まったく気は抜けないと思う。

明日の復路が楽しみだ~。

 

復路

六区

東洋大学の二年生の今西は、初めての山下り。

青山学院大学の小野田は、三年連続の山下りか。

六区はすごい特殊なコースだから、この経験の差がどう出るか。それにしても東洋大学は下級生メンバーが多いな。

「下りの場合は、ガッといかないでついていくのが大事」とのこと。

スピードを出そうと思ったら、どんどん出るコースだから、逆に自制が大事なのかな。

青山学院大学はトップの東洋大学と36秒差あるけれど、原監督は「六区で追いついてさらに30秒差つけたい」とのこと。強気だ。それだけ小野田の力を信頼しているのか。

 

9キロの小涌園で28秒差。東洋大学の今西も歴代二位の走りで悪くないはずなのに、小野田(青山学院)がどんどん詰めてくる。かなりハイペースだけど、大丈夫か?

 

シードは中央大学、中央学院大学、帝京大学がほぼ並列状態。三位以下は、大きな変動がありそう。

 

13キロ大平台で、15秒差。小野田、すごいスピードだ。今西はぜんぜん悪くないから、自分のペースを守って欲しい。経験の差があるから、ここであわてないほうがいいと思う。

 

服部弾馬「今西くんも気持ちだけは強い選手なので」←おいっ!

今日のゲストは東洋大学OBの服部弾馬と東海大学の佐藤悠基。

服部はいい選手だと思うけれど、コメント力は残念な感じだった。昨日の一色と大迫は割と聞いていて面白かったんだけれど。こういうのも向き不向きがあるよね。

今西は、自分のペースを乱されず走れていると思う。

 

15キロで小野田(青山学院)と今西(東洋)が並んだ!

しばらく並走したけれど、今西(東洋)はついていけなかった。無理についていかなくてもいいと思う。

素人目にも小野田(青山学院)の走りの安定ぶりが分かる。

服部「一秒を削り出して欲しいですね」

……、うん、いやまあそうなんだけどさ……。

 

小野田(青山学院)は平地に入ったら表情が苦しそうかな? と思ったけれど、走りは終始乱れなく小田原中継所に到着。区間新記録まで三秒足りないだけの好タイム。

二位の東洋大学との差が52秒か。だいぶ開いたな~。

三位の早稲田が青山学院と3分47秒差。四位が法政大学、五位が東海大学、六位が拓殖大学、七位が帝京大学。

東海大学の中島の五人抜きや、帝京大学も五人抜きなど後ろでもドラマがあった模様。

 

小田原の時点で七位の帝京大学と十二位の中央大学の間が20秒差。シード争いが熱そうだ。

 

七区

青山学院大学の林は、最初の一キロが2分44秒。ちょっとハイペースすぎないか? 箱根デビューで気合が入っているのかな。

東洋大学は酒井監督が期待を寄せる二年生の渡辺。スロースターターらしいので、後半の追い上げに期待。

 

七区の区間記録は東洋大の設楽悠太が持っているのね。懐かしい~。

それよりも六秒上回るペース? おいおい林、大丈夫か? 最後まで持つ?

 

六区の青山学院大学・小野田のインタビュー。ニコニコしていて嬉しそう。

「これだけ離したんで、楽に走って優勝してください(*´▽`*)」

言うね~~。

 

林(青山学院)は、今一番調子いいのね。終始、区間記録を上回っている走りだ。区間新記録が確実そう。

原監督は八区で勝負を決めるつもりだったらしいけれど、これは七区の林の走りで決まりそうだ。

 

駒澤大学の工藤が蛇行している。大丈夫かな。

脱水とかではなく、左足の不調っぽい。気力はありそうだけれど、体のバランスが崩れているのが観ていても分かる。

 

林が1時間2分15秒で区間新記録。おめでとう~~!!

東洋大学の渡辺もきて、青山学院大学との差は3分27秒。だいぶ離された。

渡辺がイマイチだったことに加えて、林が余りに良すぎた。これで勝負がだいたい決まった。

 

中央学院大学と順天堂大学のシード争いは、2分36秒差。まだ分からない。

 

八区

青山学院大学の下田は三年連続八区で、二年連続区間賞をとっているのか。八区のエキスパートだな。青山学院大学は、層が厚い。強すぎ~~。

 

東海大学の舘澤が1500メートルで実績のある選手なのか。東海大学は、有力な選手がそろっているな。3分46秒差あった、早稲田の大木との差を詰めてきた。

 

早稲田の大木、良くても右手に麻痺が残る脊髄腫瘍が奇跡的に消えた?????

今年の箱根駅伝で一番びっくりしたんだけど(←え?)

そんなこともあるんだ…ほえええ。

 

この話が衝撃的すぎて、駅伝の様子が頭に入ってこない。

東洋大学の浅井はブレーキになりそう。風が強そうだけれど、青山学院のための神風か。酒井監督は意外と声かけが厳しいことが判明。

 

下田(青山学院)が戸塚中継所に到着。

浅井(東洋大学)は下田に遅れること6分14秒後に到着。

6分14秒差かあ、厳しい。9区、10区で大ブレーキがなければ、青山学院大学の四連覇で間違いなさそう。

三位東海大学、四位法政大学、五位早稲田大学。

三位争いのほうが盛り上がっているな。

 

シード争いの順天堂大学は10位中央学院大学との差を、1分21秒までつめてきた。

八区の区間賞は下田(青山学院)。

青山学院大学は、復路は区間賞の嵐だな。神がかった強さだ。

 

九区

東洋大学は唯一の四年生小早川。最初の一キロの入りが2分52秒。この風の強さなら、十分なタイムだ。

青山学院大学の近藤も四年生。夏には二軍の寮行きになり、ここまで這い上がってきたのか。こういうエピソードを聞くと応援するしかないな。

 

横浜駅で青山学院と東洋大学の差が5分45秒。小早川が詰めてきた!

OBの服部のコメントがだいぶ残念だが、がんばれ。

 

三位の東海大学は、前は見えないけれど、後ろからは追われる難しい位置で走っているのね。東海大学OBの佐藤のコメントは、わかりやすしタメになる。湊谷(東海大学)は、一万メートルはいいタイムを持っているみたいだから、頑張って欲しい。

 

青山学院大学「四年生は、時には原監督ともぶつかってきた」

大学生はもう大人だから、監督も大変そうだな。

中高生みたいに、頭ごなしに言うわけにもいかないしね。

 

戸塚中継所の時点で、トップ青山学院と二位の東洋大学の差が5分22秒。小早川が1分近く縮めた。素晴らしい力走だ。

 

三位東海大学、四位早稲田大学、五位法政大学、六位日本体育大学。

日本体育大学の室伏は、スタートダッシュがすごかったけれど、最後まで持たなかったね。

 

10位の中央学院大学と11位の順天堂大学の差が1分6秒。シード争いはまだ分からない。

そして國學院大學が、無念の繰り上げスタート。五秒差かあ。もう少しだったのに。

 

十区

三位の東海大学でさえ、トップとの差が10分19秒ある。

青山学院大学は圧巻の強さだ。

風がそうとう強いから、それだけ気をつければ優勝は間違いないだろう。

佐藤悠基「これくらいの強風だと、普段の倍くらい体力を使う」

風、こわい。

 

原監督は割とメディアに露出が多いなと思っていたけれど、選手にも出るように勧めているのか。子供も少なくなるし、競技人口を増やさいといけないもんね。

 

波乱なく青山学院大学が総合優勝。11時間切りの大会新記録。

四連覇おめでとう~~!! 復路強すぎ。

 

二位で東洋大学の小笹が到着。4分52秒差。五分を切ってきた。

すごい、と思いきや、本人は悔し泣き。「優勝に飢えている」こういう人が強くなるんだろうな。

 

三位が早稲田大学、四位日体大学、五位東海大学、六位法政大学、七位城西大学、八位拓殖大学、九位帝京大学、十位中央学院大学。ここまでがシード。

十一位順天堂大学、十二位駒澤大学。

順天堂大学は15秒差まで詰めたのに。惜しかった。

 

詳しい結果はコチラ↓

記録速報|第94回箱根駅伝|日本テレビ

 

総評

終わってみれば、青山学院大学が圧巻の強さだった。

六区、七区、八区と区間賞を取る選手層の厚さが、他の大学とは違う。出雲駅伝や全日本駅伝は二位だったようだから、調子が良かったというのもあったのかもしれない。

 

東洋大学は二位だったけれど、酒井監督はある程度今年はこれくらいだと想定しているんじゃないかな。

今年、経験を積んだ一、二年生が主力になる来年、再来年が勝負だと思う。

五分差でタスキを受け取って、自分が走る前から二位という結果はある程度見えているにも拘わらず、悔し涙を流した十区の小笹の姿は印象的だった。

こういう選手がいるチームはきっと強くなると思う。

来年はぜひ、打倒青山学院を成し遂げて欲しい。

往路は一年生が主力にも関わらず、十分結果を出していたしな。

 

今年はトップ争いは波乱なしで安定していたぶん、三位争い、シード争いが面白かった。各大学の力が拮抗する戦国駅伝になって、もっと見ている人をわかせて欲しい。

 

選手、関係者の皆さん、今年もお疲れ様でした。

感動の大会をありがとうございました。