うさるの厨二病な読書日記

厨二の着ぐるみが、本や漫画、ゲーム、ドラマなどについて好き勝手に語るブログ。

人生で出会った、個人的に「ビミョーなゲーム」とうろ覚えな思い出。

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「ビミョーなゲーム」とは

「別につまらなくはないけれど、何か惜しい」ゲームのことだ。

「公平に見てどうこう」というよりは、勝手な思入れや過度な期待、ストーリーやシステムに対する好き嫌いによることが多い。

「普通に考えたら面白いんだろうけれど、個人的にひっかかる」

「普通に考えたらビミョーなんだろうけれど、個人的にはすごく好き」

のどちらかが多い。

うろ覚えな記憶に基づく、個人的に微妙なゲームの思い出を語りたい。

 

ロマンシング・サガ1

バグだらけだし、フリーシナリオが中途半端(ストーリーが違うのはスタートくらい)、ゲームバランスが悪い、など欠点だらけのゲームなのに何故か大好きだ。

移動が地図による地名表記なところとか、その土地の雰囲気が感じられるところが良かったのだと思う。

ミンサガは未プレイ。ホークのキャラデの変更が地味にショックだった。

アルティメット ヒッツ ロマンシング・サガ -Minstrel Song-

アルティメット ヒッツ ロマンシング・サガ -Minstrel Song-

 

 

ドラゴンフォース

セガサターンで発売されたシミュレーションRPG。プレステ2からリメイクされている模様。

異なる職業、立場の八名の君主から一人を選んで戦う。イラストもいいし、四名の配下武将や雇える兵種にも君主ごとの特色があって、一見するとヒットする要素しかないように思える。

すごい期待して買ったんだけれど、正直かなり微妙だった。

戦闘システムが単純すぎる、内政がない、戦略型シミュレーションかと思いきやRPGだった、キャラ設定は立っているのに、ゲーム内のストーリーでそれがほとんど活かされていない。ゲームとしての面白さや強みがたくさんあるのに、それを活かそうという発想がほとんどないゲームだった。

色々と文句はあるんだけれど、本拠地を捨てて放浪の旅に出る遊び方をしたら、けっこう楽しめた。

SEGA AGES2500シリーズ Vol.18 ドラゴンフォース

SEGA AGES2500シリーズ Vol.18 ドラゴンフォース

 

 

真・マスターオブモンスターズFinal EX~無垢なる嘆き、天冥の災禍~

メガドライブ版の「マスター・オブ・モンスターズ」をどうしてもやりたくなって、色々探して代わりに購入してみた。

何がどうこう以前に、「マスター・オブ・モンスターズ」がキャラゲーになっていたことに強い衝撃を受けた。

ショックを受けてやり始めたものの、意外と……というかかなり面白かった。ヌルゲーかと思いきや、仲間にする方法やストーリー分岐のフラグ立てや条件がかなり厳しい。攻略も歯ごたえがあって楽しかった。

メガドライブ版とはまったく別物だけれど、これはこれで別のゲームとして十分楽しめた。

 

天使の詩Ⅰ・Ⅱ

PCエンジンで発売されたRPG。

システム自体はとりたてて言うことのない普通のRPGなんだけれど、ストーリーと音楽がものすごく良かった。

「Ⅰ」の終わり方が「え…?」という感じだったので、それがしっかり回収された「Ⅱ」のストーリーに感動した。

こういう「雰囲気ゲー」がまたやりたいな、と思う。「白き翼の祈り」は未プレイ。

天使の詩 【PCエンジン】

天使の詩 【PCエンジン】

 

 

天使の詩2堕天使の選択 【PCエンジン】

天使の詩2堕天使の選択 【PCエンジン】

 

 

428~封鎖された渋谷で~

「街」の続編、と思いすぎたのが良くなかった。

「街」の一番好きなところは、「まったく関係のない人たちが自分のことを考えて生きているだけなのに、ひとつの大きな物語ができあがる」「そしてそれが終わったあとは、またみんな関係なくそれぞれの人生を生きていく」その一瞬の交わりみたいなものに感動するところだ。

自分にとっては何気ない日常が、誰かにとってとても大切なことにつながる、そういう世界の成り立ちの美しさみたいなものを可視化できることがすごく良かった。

そういう意味では、「街」と「428」はまったく別の系譜のゲームだ。

「街」みたいな感動をもう一度味わいたい、という気持ちが強すぎた。普通に何も考えずにプレイしていれば、十分楽しめたと思う。(というか楽しんだ)

Spike The Best 428 ~封鎖された渋谷で~ - PSP

Spike The Best 428 ~封鎖された渋谷で~ - PSP

 

 

「街」が傑作すぎた、ということで。

SEGA THE BEST 街 ~運命の交差点~ 特別篇 - PSP

SEGA THE BEST 街 ~運命の交差点~ 特別篇 - PSP

 

 

SIREN2

これも前作と比べすぎてしまったパターン。

ただ「SIREN」の場合は、ゲームとしての強みを勘違いしたのではないかという思いがぬぐえない。

「自分が圧倒的な弱者だ」という感覚とゲームの難易度は別モノだと思うのだけれど、この辺りを混同してしまったのでは、と思う。

後は好みの問題だけれど、どうもメインキャラの一樹に感情移入できなかった。「Ⅰ」の須田が良かったからなあ。「Ⅱ」も永井は好きだけれど。

SIREN2 PlayStation 2 the Best

SIREN2 PlayStation 2 the Best

 

 

サイレントヒル4-THE ROOM-

これは残念な一作。「面白くなりそうなものがちょっとした掛け違えで、ものすごくつまらなくなった」という感じ。

同じ舞台を二回繰り返すのも、アイリーンをケアしながら連れて歩かなきゃいけないのも、部屋の浸食を気にしなくてはいけないのも、亡霊が死なないのも「怖い」とか「何とかしなくては」という思いではなく、最終的に「面倒くさい」に集約されてしまう。

発想や設定は面白いと思うのだけれど、「どんどん浸食されれば怖いでしょ?」「死なない奴に追いかけられれば怖いでしょ?」という考えが安易すぎたのかも。最初は怖くても、状況が続くと慣れてしまう。

そう考えると「1」の表世界と裏世界の切り替えや、ラジオ音による怖さって、秀逸だったなあと思う。

サイレントヒル4THE ROOM(コナミ ザ ベスト)

サイレントヒル4THE ROOM(コナミ ザ ベスト)

 

コンセプト自体は面白いのに…もったいない。 

 

女神異聞録ペルソナ

とにかくアカウント率の高さとセーブポイントの少なさが大変だった記憶がある。プレイし始めるといつやめられるか分からない。

今だったらとても続けられないと思うけれど、そういうことを差し引いても面白かったなあと懐かしく思い出す。

キャラごとの「ペルソナ」の掛け声、全部覚えたよ。

ペルソナ - PSP

ペルソナ - PSP

 

 

バロック 歪んだ妄想

プレステ版が発売された当時は「ちょっと狙いすぎでは」という偏見から勝手に引いてしまっていた、すみません。こういう雰囲気のものがやたら流行っていたし。

ん年後にやったら、かなり面白かった。

バロック

バロック

 

 

「ムーンライトシンドローム」みたいに、世間的には完全にクソゲーなんだけれど、忘れられないゲームもある。

そんな個人的に心に残るゲームの紹介でした。

www.saiusaruzzz.com