うさるの厨二病な読書日記

厨二の着ぐるみが、本や漫画、ゲーム、ドラマなどについて好き勝手に語るブログ。

2022-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「文化大革命 人民の歴史 1926‐1976」は、これ一冊で、この時代の権力闘争から庶民の生活や心情までひと通り把握できる。

「文化大革命 人民の歴史 1926-1976」を読み終わった。 文化大革命 上巻 作者:フランク・ディケーター 人文書院 Amazon 文化大革命 下巻: 人民の歴史 1962-1976 作者:フランク・ディケーター 人文書院 Amazon この本の特徴は、参考文献の膨大さだ。 引用箇…

【日記】コロナかもしれないと思い、PCR検査を受けに行った。

そう言えば、最近、鼻水がよく出るな? と思っていたら、昨夜、唐突に喉が凄く痛くなった。 イメージで言うと、腫れが強くて喉の中に突然コブが出来たような感じだ。 その夜、熱くて喉が渇いて眠れない。飲むと喉が痛い。 絶対に熱がある、と感じる。 若干、…

世界に対する呪詛と怨嗟に満ちたルサンチマン文学&キャラについての雑談。

「世界に復讐してやる」というルサンチマン文学が好きである。 具体的な被害を伴わない、漠然とした呪詛や憎悪、怨嗟は、現実で言動に表すのは咎められるべきだと思うが、創作では長く書き続けてこられたテーマだ。歴史に残る傑作もいくつもある。 そんなル…

【アニメ感想】「平家物語」第一話・第二話。美しい作画とアレンジされたストーリーが面白く期待大。他の関連作品も合わせて観たくなる。

「平家物語」第一話第二話を視た。 すごく面白い。久々に先が楽しみなアニメに出会えた。 平家にあらざれば人にあらず Amazon 原作は有名な歴史ものなので、あとはどうアレンジするかだが、このアレンジの仕方が良かった。 「未来が視えるびわという少女の視…

【Bloodborne(ブラッドボーン)考察】テキストから「血一元論」の世界観とストーリーを構築してみる。

前回。 www.saiusaruzzz.com (考察の条件) ①現在、「悪夢の主ミクローシュ」を撃破したところまでプレイした。 ②他の人の考察や制作者のインタビューなどはまったく読んでいない(ので、あくまで自分の個人的な考えや推測です) ③参考にしたのは、プレイし…

【小説感想】村上春樹「ドライブ・マイ・カー」を読み直して気付いた文章の凄さ。

ゴールデン・グローブ賞を受賞した記念に、「女のいない男たち」に収録されている「ドライブ・マイ・カー」をもう一度読み直した。 女のいない男たち (文春文庫) 作者:村上春樹 文藝春秋 Amazon 監督の濱口竜介は、原作に強く惹きつけられて映像化したくなっ…

2022年1月9日(日)読売新聞朝刊に掲載された、エマニュエル・トッドの「米中対立の今後の展望」が面白かった。

2022年1月9日(日)読売新聞朝刊に掲載された、仏の歴史人口学者エマニュエル・トッドが今後の米中対立について語った話が面白かったので、その感想。(引用箇所は、全て記事から引用) 十四億という過大人口を抱える中国の来るべき人口危機は日本よりも遥…

【Bloodborne(ブラッドボーン)考察】世界観の基本的な考え方&大まかなストーリー

今さら『Bloodborne』(ブラッドボーン)に無茶苦茶ハマっている。 「難しそうだな」「世界観が合わなそう」と喰わず嫌いしないで、もっと早くプレイすれば良かった。 【PS4】Bloodborne PlayStation Hits ソニー・インタラクティブエンタテインメント Amazo…

【2022年箱根駅伝・観戦記(復路のみ)】「青山学院大学が総合新記録、復路新記録、区間賞を連発する圧巻の強さで優勝!」

あけましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いします。 今年も二日、三日は箱根駅伝を観れるかと思いきや、二日は墓参りと親戚訪問になってしまった。 しかも何故か朝の八時半に家から出発することになったので、一区の途中までしか見られなかった…