うさるの厨二病な読書日記

厨二の着ぐるみが、本や漫画、ゲーム、ドラマなどについて好き勝手に語るブログ。

漫画

【ネタバレあり】漫画版「うみねこのなく頃に」Episode8が素晴らしかったので、いいところも悪いところもまとめて語りたい。

漫画版Episose8では、猫箱の底まで描かれている。 漫画版「うみねこのなく頃に」Episode8を読了した。 うみねこのなく頃に散 Episode8:Twilight of the golden witch(9)(完) (ガンガンコミックスJOKER) posted with ヨメレバ 竜騎士07,夏海 ケイ スクウェア…

【ネタバレあり】有田イマリの「はっぴぃヱンド。」を読んで、ループものの新たな可能性を感じた。

現在、二巻まで発売中! 有田イマリの「はっぴぃヱンド。」を既刊2巻まで読んだ。 はっぴぃヱンド。(1) (ガンガンコミックス) posted with ヨメレバ 有田イマリ スクウェア・エニックス 2017-08-22 Amazon Kindle 「登場人物の誰かがループしていること」…

【ネタバレ感想】「モンキーピーク」5卷。犯人の一味に人間も登場! その正体は?? 

この記事は原作志名坂高次、作画粂田晃宏「モンキーピーク」5卷のネタバレ感想です。 未読のかたはご注意ください。 モンキーピーク(5) (ニチブンコミックス) posted with ヨメレバ 志名坂 高次 日本文芸社 2018-02-09 Amazon Kindle 2018年4月発売の6巻…

【ネタバレ考察・最終考】もう一度「少女革命ウテナ」を全力で謎解きする。

前回の考察をした後、もう一度一話から見直した。 色々と考えて、最終的に自分の中でしっくりと落ち着く考察にたどりついたので、整理して書いていきたい。 「物語外の人間」である自分の視点は捨てる。 「少女革命ウテナ」という物語の法則 ウテナとアンシ…

「乙女戦争 -ディーヴチー・ヴァールカ-」をもっと楽しむ。5分で分かる「フス戦争と中世プラハの歴史」

「乙女戦争」を読んだら、「フス戦争」について詳しく知りたくなった。 プラハに視点を固定しているので、状況が分かりやすい。 ボヘミアの歴史まとめ 「ボヘミア王冠諸邦」誕生まで カール大帝の時代~フス戦争直前まで ウィクリフの宗教改革論~コンスタン…

【ネタバレ考察】「少女革命ウテナ」を全力で謎解きする。

*2018年2月9日に「ネタバレ考察・最終考」を上げました。本記事の内容を大幅に修正しています。そちらが現在のところの最終考察になりますので、よろしければコチラも合わせてご覧いただければと思います。 www.saiusaruzzz.com ずっと見たかったアニメ版…

初めて読んでから十年以上たって、今さら思い至った井上雄彦「スラムダンク」の本当のすごさ。

「辺獄のシュヴェスタ」を読んだら、唐突に「スラムダンク」を思い出した。 以前、「魔法少女まどか☆マギカ」と「ベルセルク(黄金時代)」は似ているという記事を書いたのだけれど、それと同じような感覚でカテゴライズしたとき「辺獄のシュヴェスタ」と「…

【ネタバレあり】竹良実「辺獄のシュヴェスタ」の打ち切りが残念なので、色々と感想を語りたい。

竹良実「辺獄のシュヴェスタ」全6卷を読み終わった。 辺獄のシュヴェスタ 6 (ビッグコミックス) posted with ヨメレバ 竹良 実 小学館 2017-12-12 Amazon Kindle 編集部の都合なのか、作者の事情なのかは分からないけれど、最後は明らかに駆け足で打ち切り…

大西巷一「乙女戦争」を読んで感じた、「個人」として生きることを選べる現代の幸福とか不幸とか。

*この記事にはネタバレが含まれています。未読の方はご注意ください。 大西巷一の「乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ」を既刊9卷まで読んだ。 乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ(1) (アクションコミックス(月刊アクション)) posted with ヨメレバ 大西…

小池ノクト「蜜の島」は、アンチミステリー好き、どんでん返し好きにおすすめ。

ふと目に留まった小池ノクトの「蜜の島」を購入した。 蜜の島(1) (モーニング KC) posted with ヨメレバ 小池 ノクト 講談社 2013-08-23 Amazon Kindle あらすじが面白そうだったこと、全4卷と気軽に読めそうなこと、レビューがかなりの高評価だったことで…

【ネタバレ感想】「モンキーピーク」4卷は、予想の斜め上の展開。あの人がまさかの死亡。 

この記事は原作志名坂高次、作画粂田晃宏「モンキーピーク」4卷のネタバレ感想です。 未読のかたはご注意ください。 2018年4月発売の6卷の感想はコチラ↓ www.saiusaruzzz.com 2018年2月9日(金)発売の5巻の感想はコチラ↓ www.saiusaruzzz.com 1卷~…

矛盾だらけの不思議な歌詞。秦基博「ひまわりの約束」の謎を考える。

初めて聴いたとき、不思議な歌だと思った。 「STAND BY ME ドラえもん」の主題歌として有名な秦基博の「ひまわりの約束」を初めて聴いたとき、不思議な歌だなと思った。 改めて歌詞を読み返すと、多くの謎と矛盾が含まれていることに気付く。その矛盾と謎に…

「たまたま法に触れることなく、俺の掟に沿って生きているだけだ」というキャラが好き。

「ザ・ワールド・イズ・マイン」で、ヒグマドンと戦う猟師・飯島が言うこのセリフが大好きだ。 自分が好きなキャラクターの共通点は、このセリフのような生き方をしていることだ、と気付いた。 傍から見ると冷酷に見えることもある。優しく見えることもある…

【ネタバレ考察】「俺は俺を肯定する」20世紀最凶の衝撃作 新井英樹「ザ・ワールド・イズ・マイン」を読み解く

読もう読もうと思っていた「真説ザ・ワールド・イズ・マイン」を読んだ。 真説 ザ・ワールド・イズ・マイン (1)巻 (ビームコミックス) posted with ヨメレバ 新井 英樹 エンターブレイン 2006-08-31 Amazon Kindle 昔、最初のほうを少しだけ読んだことがある…

「運命に対する無力さ」を描く「親なるもの断崖」は、男性に残酷な物語なのかも。

この記事からの派生話題です。引き続き主語デカい系の話です。 www.saiusaruzzz.com www.saiusaruzzz.com この話の中で「無力感や無能感に対する耐性の低さ」「無力であることは悪である」という考えは男性特有のものであり、「運命に対して受け身で無力にな…

「魔法少女まどか☆マギカ」と「ベルセルク」の類似について考えた。

この記事の続きです。 www.saiusaruzzz.com 相変わらず主語デカい系の話なので、苦手なかたはブラウザバックをお願いします。 前回少し書いた「まどマギ」と「ベルセルク(黄金時代)」はすごく似ているという話です。 「まどマギ」と「ベルセルク(黄金時代…

「面白さ史上主義」に対抗する「真っ当さ」の物語。ゆうきまさみ「機動警察パトレイバー」

21世紀の新型悪役像「内海課長」 togetter.com このまとめ記事を読んで、頷く部分が多かった。 YouTuberに限らず、「内海課長的悪」「面白ければいいじゃん主義」というのはネットで見かけるし、確実に増えていると思う。 自分が欲しいもの、面白いと思うこ…

【ネタバレ注意】「モンキーピーク」を三巻まで読んだ時点で、「田中さん=猿説」を検証してみた。

本記事は、志名坂高次原作/粂田晃宏作画の漫画「モンキーピーク」の三巻までの検証記事です。 未読の方はご注意ください。 [まとめ買い] モンキーピーク 作者: 志名坂高次,粂田晃宏 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 読んでいない方は読んで…

【ネタバレあり】陸の孤島で正体不明の殺人鬼と戦う。「モンキーピーク」が面白すぎる。

原作志名坂高次、作画粂田晃宏の「モンキーピーク」を読んだ。現在、既刊は三巻までで連載中だ。 余りに面白くて、三巻いっき読みしてしまった。 続きが待ち遠しくて仕方がない。 「モンキーピーク」は、自分が大好きな要素だけを集めたような漫画で、ここま…

【漫画感想】 大高忍 「マギ」が今いちブレイクしない理由を考える。

週刊少年サンデーで好評連載中の漫画「マギ」についての記事です。 いや、ブレイクはしているとは思うんですよ。 アニメ化もしたし、「シンドバットの冒険」というスピンオフ漫画もあるので。 「ドラゴンボール」とか「ワンピース」とか「スラムダンク」とか…

自己肯定感とは何なのか。漫画のキャラクターを使って解説してみる。

自己肯定感については、前に一度書いたことがある。 www.saiusaruzzz.com 自己肯定感の話題を見ると、「自分が考えているものと少し違うな」と思うことが多い。 なので自己肯定感については、もう一度まとめて書きたいと思っていた。 あくまで自分の考えだ。…

白神山地で十二湖散策→八甲田山ロープウェイ→奥入瀬渓流を旅行したので、関連書籍と一緒にご紹介。

お盆休みはリゾートしらかみに乗って秋田から青森、次いで八甲田山、奥入瀬渓流を旅行してきました。 自分は旅行に行くと「電車の接続はうまくいくのか」「バスには乗れるか」「車で行ったら、駐車場に止められるか」「現地は暑いのか寒いのか、どんな服装で…

個人の思いを、「世間」や「常識」で解体して分かった気になることは罪

togetter.com このまとめ記事を読んだだけの感想です。 誰でも、自分が今まで生きてきた過程の中で、自分独自のフィルターやモノサシを持っていると思います。 他人の話を、自分のフィルターを通してみたり、モノサシで測ったりするのは仕方ない、というかそ…

突然、語りたくなったので、平松伸二「ブラック・エンジェルズ」についてうろ覚えだけど語りたい。

平松伸二「ブラック・エンジェルズ」は1980年代前半に、週刊少年ジャンプで連載していた漫画だ。 「ブラック・エンジェルズ」の内容には、子供のころはよく理解できなかったことがあった。その辺りのことを含めて、うろ覚えな思い出話を語りたい。 *この記…

【ネタバレあり】世界を壊したいほどの孤独と悲しみを描く 赤坂アカ「ib インスタントバレット」感想

赤坂アカ「ib インスタントバレット」全5巻を読んだ。最後は打ち切りになってしまったようだ。とても読み応えがある話だったのに残念だ。 ib -インスタントバレット- (1) 世界の終わりとボーイ・ミーツ・ガール (電撃コミックスNEXT) posted with ヨメレバ …

物語世界の謎を解くことを楽しむ「世界解明系の物語」 みんなのおススメ作品リスト

「世界の謎を解く物語」でおススメのものを聞いてみた。 ジャンルが不明確なので探しづらかった。 「世界解明系物語」愛好家のためにリストにした。 「世界解明系の物語」みんなのおススメ作品リスト 小説(日本SF) 小説(日本ホラー) 小説(ライトノベル…

【ネタバレあり】ドラマ「銀と金」第13話「殺人鬼有賀編」が色々と残念だったので、その理由を書きたい。

Amazonプライムビデオでドラマ「銀と金」の第13話「有賀編」を視聴しました。 第13話 メディア: Amazonビデオ この商品を含むブログを見る 地上波で放送されたドラマが満足の出来だったので楽しみにしていましたが、非常に残念な内容でした。制作スタッフは…

「男女の友情はあるかないか論」で思い出す「バクマン。」のサイコーと見吉のステキな関係。

*この記事には、「バクマン。」のネタバレが含まれています。未読の方はご注意ください。 見吉香耶はすごい女性だ サイコーと見吉の関係の変遷 最初、見吉のことを嫌っているように見えるサイコー。 サイコーが、少しずつ見吉を気遣うようになる 「香耶ちゃ…

諌山創「進撃の巨人」22巻の感想&この物語のテーマの特異性について、徹底的に語りたい。

2017年4月に発売した諌山創「進撃の巨人」22巻の感想及びテーマについての再考です。 テーマについては新刊が出るたびに考えていますが、新たな考えも出てきたので、改めて語りたいと思います。 20巻までの感想はコチラ↓ www.saiusaruzzz.com 21巻の感想は…

【福本伸行原作】土曜ドラマ「銀と金」が最終回を迎えたので、感想&総評を熱く語りたい。

土曜ドラマ「銀と金」が最終回を迎えたので、全12話の感想及びドラマ全体の総評を語りたいと思います。 第一回を見たときの感想はコチラ↓ www.saiusaruzzz.com ポーカー編を見終わった段階での、くっそうるさい文句はコチラ↓ www.saiusaruzzz.com 「原作よ…