うさるの厨二病な読書日記

厨二の着ぐるみが、本や漫画、ゲーム、ドラマなどについて好き勝手に語るブログ。

人狼×ループ やめられないとまらないADV「グノーシア」のここが面白い。(序盤をプレイした感想)

ついに買ってしまった。人狼×ループ×SF「グノーシア」。 ずっとプレイしたいと思っていたので、switchで出てくれて嬉しい。 グノーシア|オンラインコード版 発売日: 2020/06/02 メディア: Software Download 昨日は一日ぶっ通しでプレイしていた。始めてしま…

【ファイナルファンタジータクティクスキャラ語り】アルガスについてもうちょっと考えてみた。

ある増田*1が「本当に言いたいことの周りをぐるぐる回っている」感じがして、同じ感覚のものが何かあったな、と考えたときに唐突にアルガスのことを思い出した。 前回の記事で「これ以上考えるのはやめておこう」と言ったけれど、もうちょっとだけ考えてみた…

【小説感想】今邑彩「少女Aの殺人」はミステリーとしてもノワール小説としても良かった。

*この記事は今邑彩「少女Aの殺人」と宮部みゆき「火車」のネタバレを含んでいます。 昔読んだ「金雀枝荘の殺人」が面白かったことを思い出して、今邑彩「少女Aの殺人」を読んでみた。 少女Aの殺人 (中公文庫) 作者:今邑彩 発売日: 2012/12/19 メディア: Ki…

【小説感想】「ザリガニの鳴くところ」 主人公の相手役が一番ヤバい奴に見えて怖かった。

「2019年アメリカで一番売れた本」 「全米500万部突破、感動と驚愕のベストセラー」 「ザリガニの鳴くところ」を読んだ感想。 ザリガニの鳴くところ 作者:ディーリア・オーエンズ 発売日: 2020/03/05 メディア: 単行本(ソフトカバー) 1960年~70年代、差別…

【「かぐや様は告らせたい」キャラ語り】子安つばめ先輩に見る「私の価値の耐えられない軽さ女子」の闇。

「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」の16巻の石上とつばめ先輩のエピソードが、読んでいてぞわぞわしたのでちょっと考えを整理したい。 かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~ 16 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL) 作者:赤坂アカ 発…

【映画感想】「翔んで埼玉」に見る「埼玉県民は埼玉を知らない」というリアリティ

翔んで埼玉 発売日: 2019/09/11 メディア: Prime Video 面白かった。 無茶苦茶なコメディか、と思いきや、意外と王道のストーリー展開だった。 麗の配役にGACKTを思いついた人は天才だと思う。 一番笑ったのは流山で対峙した千葉の軍勢の中に、チーバくんと…

【映画感想】「ヱヴァンゲリヲン新劇場版Q」を観た雑感+TV版、旧劇場版、「序・破」の個人的なまとめ。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q 発売日: 2019/12/01 メディア: Prime Video 「序・破」の感想。 www.saiusaruzzz.com 「ヱヴァンゲリヲンQ」を見たので、とりあえず「シン」を見る前の雑感を書いてみた。 「エヴァンゲリオン」は(あくまで自分から見ると、以…

ループする絶望を体感できるゲームブック「護国記」が面白かった。

久しぶりに「このゲームでしか味わえない面白さを味わえた」と思うゲームをプレイした。 護国記 (幻想迷宮ゲームブック) 作者:波刀風 賢治 発売日: 2018/10/21 メディア: Kindle版 不穏な空気はあるものの、それなりに平和だった「高ツ原五国」の壱の国に、…

武田すん「グレイプニル」に見る、自分の好きなストーリー展開のパターン4つ。

「グレイプニル」既刊8巻までを読んだ。 [まとめ買い] グレイプニル 作者:武田すん メディア: Kindle版 ストーリーはよくある異能バトルものだが、絵柄、キャラクター、展開がとにかく好みだ。 最初はドストライクキャラである、目つきが悪いそばかすっ娘、…

「小池都知事にコロナのこと質問しまくってみた【ヒカキンTV】」を見た感想&新型コロナ関連についての最近の雑感 

小池都知事にコロナのこと質問しまくってみた【ヒカキンTV】【新型コロナウイルス】 [B! COVID-19] 小池都知事にコロナのこと質問しまくってみた【ヒカキンTV】【新型コロナウイルス】 評判が良かったので見てみた。 特に重要だと思った点 「いま現在、何を…

文豪の未完のミステリー チャールズ・ディケンズ「エドウィン・ドルードの謎」の謎を考えてみた。

ディケンズがミステリーを書いていた、しかも未完、知らなかった…、ということでさっそく読んでみた。 エドウィン・ドルードの謎 (白水Uブックス) 作者:チャールズ・ディケンズ 発売日: 2017/01/26 メディア: Kindle版 結論から言うと「ミステリー」という…

預言者に予言された話

その男は預言者と名乗った。 いま目の前に座って、ジッと僕の顔を見つめている。 「私は、この先のことがわかるんだ」 男は僕を見て首を振り、唐突にそう言った。 「ある意味、預言者だね」 「ある意味」とはどういうことだろう? 「何が見えるんですか?」 …

「気持ち悪い」を巡る話は、理解を(一方的に)求めないものがいい。

よく似た話(自分の中で)を二作続けて読んだ。 [まとめ買い] あげくの果てのカノン 作者:米代恭 メディア: Kindle版 少女巡礼(1) (サイコミ) 作者:にしお 栞 発売日: 2019/01/30 メディア: コミック 二作とも面白かったので、「面白い漫画が読みたい」と思…

2020年4月1日に行われた「新型コロナウイルスに関する専門家会議の状況分析&提言」の尾身副座長の話を聞いた雑感。

2020年4月1日に行われた「新型コロナウイルスに関する専門家会議の状況分析&提言」の前半30分弱の部分の雑感。 *厚生労働省のホームページで、図表も含めた全文が読めるので、正確な情報はこちらをみてください。 新型コロナウイルス感染症対策専門家会…

2020年3月30日に行われた東京都記者会見における厚生労働省クラスター対策班・西浦教授の報告を聞いての雑感。

3月30日(月)20時から行われた東京都の記者会見の中で、西浦博教授の会見部分の雑感。 自分の理解における話なので、正確な情報は東京都のホームページで確認してください。 ※東京都のホームページで実際の動画の視聴、会見内容を読めます。 小池知事「知…

村上春樹「遠い太鼓」を読んで、まだ行ったことがないイタリアのことを思う。

伊、新型コロナ死者4032人に急増 北部州は散歩やジョギング禁止 - ロイター このニュースを目にして、最初は戸外で一人で行う散歩やジョギングを禁止することに疑問を感じた。 厚生労働省が発表している通り、現段階の見解では 1.換気の悪い密閉空間2.多数…

「金田一少年の事件簿File2 異人館村殺人事件」を読んで、自分の「そういうもんだライン」について考える。

*この記事は、「金田一少年の事件簿File2 異人館村殺人事件」の犯人を含むネタバレが含まれています。未読のかたはご注意ください。 「金田一少年の事件簿」がFile3まで無料になっていたので、久しぶりにfile2「異人館村殺人事件」を読んでみた。 金田一…

2020年3月19日に行われた「新型コロナウイルスに関する第八回専門家会議の提言」(前半)をわかりやすくまとめてみた&雑感。

2020年3月19日午後7時に行われた「新型コロナウイルスによる感染症に関する第八回専門家会議後の会見」の動画を見た。 動画を見て自分なりの理解と雑感をまとめたくなったので書いてみた。 NHKが全文やまとめを出しているので、正確な情報が知りたいかたは…

好きな作家のおススメの作品を聞かれたときの、永遠とも思える五分間の思考。

先日、友達から 「仕事関係の人が、綾辻行人の作品を初めて読んで面白かったって言っていた。読んでみようかと思って、うさるが好きだって言っていたのを思い出した。おススメの作品ある?」 というlineがきた。 一瞬でテンションのメーターが振り切れた。 …

【漫画感想】ろびこ「僕と君の大切な話」 主語デカい話からたった一人の「僕と君」になる。

*ネタバレあります。 「僕と君の大切な話」が全七巻で完結した。 僕と君の大切な話(7) (デザートコミックス) 作者:ろびこ 発売日: 2020/03/13 メディア: Kindle版 だらだら続くよりは、東くんと相沢さんがめでたくカップルになったところで終わってよか…

ノーベル賞作家が描く殺人という運命。ガルシア=マルケス「予告された殺人の記録」

犯人が誰かはわかっていた。 犯人が殺害を決意していることを、町中のほとんどの人が知っていた。 どうやって殺そうとしていたかも知っていた。 なぜ犯人が相手を殺すのかも知っていた。 犯人自身が話していたからだ。 それにも関わらず、被害者は犯人によ…

【小説感想】高橋克彦「炎立つ」は、「この歴史の先に現代がある」ことを実感させてくれた。

高橋克彦の「炎立つ」全5巻を読み終わった。 炎立つ 全5冊合本版 (講談社文庫) 作者:高橋克彦 発売日: 2017/08/18 メディア: Kindle版 傑作と名高いのもうなずける。 すごい話だった。 「炎立つ」は、異なる年代の主人公三人の話を通して、奥州藤原氏の勃…

【ファイナルファンタジータクティクス】キャラについての雑談・続き

www.saiusaruzzz.com この記事について、もう少し話したいことが出てきたので続き。 ディリータは、オヴェリアにティータを重ねているのか。 前の記事に入れようか悩んでやめたけれど、やはり書きたくなった。 単に自分の考えを書きたいだけで違う見方を否定…

【漫画感想】藤村真理「少女少年学級団」子供たちの描写が魅力的だからこその贅沢な不満。

余りの面白さに、全9巻大人買いしていっき読みしてしまった。 [まとめ買い] 少女少年学級団 作者:藤村真理 メディア: Kindle版 どこかで見たことがある絵だと思ったら、「きょうは会社休みます。」と同じ作者だった。 連載時期がかぶっているんだけど、二作…

英国離脱の意味とEUの行く末を考える 「問題は英国ではない、EUなのだ ‐21世紀の新・国家論‐」

「ソ連の崩壊」や「アラブの春」を予見したエマニュエル・トッドが、EUの現状と今後を考えた本。 問題は英国ではない、EUなのだ 21世紀の新・国家論 (文春新書) 作者:エマニュエル・トッド 発売日: 2016/09/23 メディア: Kindle版 斜めな視線で読み出したけ…

【増田感想文】炎上狙いに炎上は意外と難しい……のかもしれない。

顧客にとっての有能は後任にとっての無能(以下「創作増田」*1 この創作増田をどうして人気エントリに乗せられなかったのか分からない(以下「後増田」) ふんだんに仕込んだ起爆要素がなぜ一つも起爆せず不発に終わったのか俺には分からない。 と後増田に書…

小説版「犬鳴村」を読んで、「怖い」という感覚はどこから来るのか話したくなった。

映画化されて話題になっている「犬鳴村」の小説版を読んだ。 犬鳴村 [小説版] (竹書房文庫) 作者:久田樹生 出版社/メーカー: 竹書房 発売日: 2020/01/16 メディア: Kindle版 話としてはよくできていて、特に引っかかりもなくすらすら読めた。 怖さを求めて…

【「炎立つ」キャラ語り】「世界を変える異能を持ちながら、性格は小者」源頼義の人物像が面白い。

「炎立つ」第一部の粗筋は、俘囚と理不尽に蔑まれながらも、必死に自分たちの民や国を守る阿倍氏の領土に、朝廷や源氏が自分たちの欲望や保身のために攻め込むというものだ。 個人的には主人公サイドである阿倍氏陣営よりも、敵役である源頼義陣営のほうがず…

【「炎立つ」キャラ語り】世界が強いる「物分かりいい症候群」と戦う流麗がカッコいい。

前九年の役、後三年の役、奥州藤原氏の隆盛と滅亡がわかりやすく描かれている。 大河ドラマでも屈指の名作と名高い、「炎立つ」の小説版を読んでいる。 炎立つ 壱 北の埋み火 (講談社文庫) 作者:高橋 克彦 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 1995/09/06 メデ…

(たぶん)ENFJに会った。

タイプ論は、自分にとって「よくわからん」と思う相手と話すときに違う視点を与えてくれるので、日常でも心の中で使っている。 専門家ではないので、実在の人にはその判断を口にしないよう、決めつけないように気をつけている。この話もフィクションとして読…