日テレドラマ、宮藤官九郎脚本「ゆとりですがなにか」第三話の感想です。
第一回、第二回の感想はコチラ↓
やまじー最高ーーー!!
まりぶ最高ーーー!!
そうだそうだ、もっと言ってやれ( `ー´)ノ
主人公三人は、ただ真っ当にがんばって生きているのに、周りにクソな奴らが多すぎる。
居酒屋での教員たちの飲み会で、まりぶが
「つまんねーこと喋ってないで、もっと本当のことを言ったらどうですか?」
っていうシーン、過去最高にスカッとした。
あの佐倉とかいう女、なんなんですか????
自分が正しいと思っていて、しかも女の武器も使うあたり山岸よりもムカつく。(山岸の場合は確信犯というか、天災みたいなものなので。)
あかねちゃんが言っていた
「ああいう気の強い子はさ、大人って認めて欲しくて、それでたまに女子として可愛がって欲しいんだよ」って……。
皆さん、一緒に叫びましょう。
超めんどくせーーーーー!!!
佐倉くらい、若くて可愛い子なら許されるんでしょうか。ケッ( `ー´)
あかねちゃん、自分がそうして欲しいんだろうな……。
分かっていると思うけれど、正和じゃ無理だよ。
「正和とあかねちゃん」
童貞やまじとあかねちゃんって、すごくしっくりきてお似合いに見える。
少なくとも佐倉とよりは。
正和もあかねちゃんのことが大好きだから、やまじ×あかねの線はないんだろうけれど。
最初はなんで岡田将生の相手役に安藤サクラなんだ、と思ったけれど、ここまで見ると絶妙な配役だなと思いました。
仕事ができてしっかり者で、彼氏にさえ甘えられない、同い年なのに年上女房どころか、すでにお母さんの貫禄。
正和とあかねちゃんの関係って、
「大好きなお姉ちゃん、ママにくっついているボク」って感じだもんなあ。
これは女性はけっこう疲弊しそう……。
いやあ、男性の言い分もわかりますよ。
勝手にオカン化しといて、何を言っとんじゃ、ってね。
関係というのは、二人で作るものなのでどっちが悪いってことではないですよね。
佐倉といるより茜ちゃんといるやまじのほうが、正和といるより、やまじといる茜ちゃんのほうが自然に見える。
自然でいられたら、それは恋じゃないですよ( *´艸`)
と言われたら、そうかもしれませんねと言うしかありませんが。
「やまじは本当にいい先生」
「生徒をもっと、信頼してあげてもいいんじゃないですか?」
っていう、やまじのセリフにジーンときました。
「学校のいじめ問題」に対する、ネットの不特定多数の言葉を通して生徒を見るんじゃなくて、目の前の生徒個人を、自分個人で見てあげて。
下村さんは「生徒」だけど、それ以前に一人の人間だよね。
佐倉先生も「先生」だけど、先生の前に一人の人間だものね。
まずは個人と個人なんだよ、自分もそう思います。
「いじめの被害生徒」というレッテルを貼るんじゃなくて、「下村さん」を「下村さん」というひとりの人間としてみて、その言葉をちゃんと聞こうとするやまじは、本当にいい先生だと思います。
そういうやまじの真価を、この佐倉っていう子はちゃんとわかっているのだろうか???(こればっかりだな。)
「まりぶはいい奴」
まりぶが、いい奴すぎて泣ける。
まっすぐで純粋で、人のために怒ってばっかりいて、「あんた、間違っていないのに」
って、言ってもしょうがないかもしれないけれど、「正しいことばかりで、世の中はできていない」って言われれば、そうかもしれないけれど、
正和にそう言ってあげるまりぶが大好きです。
きっと立派に育ったって、YOUも喜んでいるよ。
来週は、まりぶとゆとりがややこしいことになるんですかね??
来週の予告を見ると、まりぶが山岸を蹴飛ばしていたので、それが今から楽しみです。