主はゲーオタなので、子供のころから呼吸するようにゲームをしてきました。
ゲームのベスト10を作れ、と言われると、すごく悩みます。
初めてシュミュレーションゲームの楽しさを教えてくれた「キングオブキングス」、
ストーリーの衝撃度と音楽の美しさが忘れられない「ガイア幻想紀」
大人になってからクリアできた「ファミコン探偵クラブ」、
世界観が大好きな「真女神転生if」、
世の中って運も大事だよなあ、ということを教えてくれた「バハムート戦記」
ファイナルファンタジーなら「Ⅱ」「Ⅳ」「タクティクス」ははずせないし、
ダークでクールな雰囲気にひたすら酔った「シャドウタワー」、
最初はとにかく怖くて仕方がなかった「サイレンントヒル」、
ン年ぶりにテレビ画面にコントローラーを投げつけた「SIREN」
生まれて初めて泣いたゲーム「ワンダと巨像」、
小説を読んでいるみたいで怖くて楽しかった「かまいたちの夜」と「街」、
いま、連載やっていますけれどクソゲーなのに何故か心から離れない「ムーンライトシンドローム」、
「ファイアーエムブレムシリーズ」や「ロマンシングサガ」からも一作選びたいし、
「ラングリッサー」も「マスターオブモンスターズ」も好きだし。
だめだめ、とても選べない。
そんな主ですが、一番好きな作品をひとつだけ選んでください
と言われれば即答します。
「スカイリム」
「スカイリム」は、子供だった主が、
「こんなゲームがあったらなあ」と夢見ていたゲームです。
初めて「スカイリム」に出会ったときのことが忘れられません。
その世界独特の風俗があり、
NPCが主人公とまったく関係なく生きていることを感じられる。
様々な歴史や風習を持った民族が、それぞれ生活圏を築いている。
世界を構成するものが、それこそ植物のひとつひとつに至るまで、
緻密に作られている。
そういった歴史と生活という土台の上にしっかりと築かれた世界観の中で、
プレイヤーは自分の行動を好きに決めて、生きることができる。
主人公でさえ、世界の一要素にすぎないから、
当然、物語は一本道ではなく、
起こったイベントを無視したり途中で放りなげることもできる。
日本に多い一本道のストーリーのRPGだと、
正直ゲームじゃなくてもいいのでは?と思うことがあります。
主はキャラクターよりも世界観に興味がある人間なので、
(だから「シャドウタワー」みたいに、
キャラがほぼまったく出てこないゲームでも、とても楽しいです。)
世界観がきちんと構築されていないゲームは、
あまり深い興味が持てません。
(似非ファンタジーとか似非SFとか、本当に勘弁してほしいです。)
架空の世界の物語を作る場合は、
直接、その物語に関係ない部分で、どれだけ設定が考えられているか、
ということが大事なような気がします。
そういう世界であれば、特別なイベントや物語が用意されてなくても、
自分で勝手に物語を生み出して遊ぶことができます。
というか、自分が好き勝手にプレイした道筋が、そのキャラクターの物語になる、
それこそが真のRPGだと思っています。
決まったキャラクターに一本道のストーリーだと、
ロールプレイできないんですよ。
そんなゲームは無理だろうな。
ずっとそう思っていました。
「スカイリム」は、通算で六キャラくらい作って遊んでいます。
「スカイリム」に生まれ変わったら、どの町に住もうか真剣に考えたこともあります。
以下、妄想。
・ウィンターホールド ⇒ 寒いしさびれているからナシ
・ウインドヘルム ⇒ 寒いし殺人鬼がいるからナシ
・ドーンスター ⇒ 寒いし悪夢をみるからナシ
・モーサル ⇒ 吸血鬼がいるからナシ
・ファルクリース ⇒ お墓しかないからナシ
・イヴァルステッド ⇒ リラックマは好きでも、リアルクマは怖い。ナシ。
・ホワイトラン ⇒ 一番住みやすそう。保留。
・リバーウッド ⇒ ホワイトランから近くて、自然が多い。保留。
・ロリクステッド ⇒ 同上だが、リバーウッドのほうがいいかな。
・ソリチュード ⇒ 宮殿がキレイだし、大学があるのがいい。保留。
・マルカルス ⇒ 一番好きな街。坂が多いのがネック。保留。
・リフテン ⇒ スカイリムの中で一番気候がよさそう。
何より、毎日メルセル・フレイに会える。決定。(キャラより世界観が、とかどの口が……。)
妄想終わり。
最初にプレイしたときに、トロールの体力を、一生懸命炎の魔法で削ったこと、
イヴァルステッドからダークウォータークロッシングに行くときに、
泣きながらクマから逃げ回ったこと、
ゴールデングロウ農園のハチの巣を燃やすのが大変だったこと、
はじめてドラゴンと遭遇したとき、周りの人間を全員見捨てて全力で逃げたこと、
オークの長から「自分の代わりに巨人を倒して欲しい」という依頼の受けたとき、
「絶対に後で裏切られるフラグだろう」と思ったら、まんまと当たったこと。
(大きなイベントで何かを頼まれたら、
それは裏切られるフラグ、
そんなシビアでクールなスカイリムの世界観が大好きです。)
記憶を全部消して、一からやり直したい。
まだプレイしたことがない人が、心の底からうらやましい。
そう思う、数少ないゲームです。
オブリビオンとフォールアウトⅢは、何故かハマれませんでした。
特にオブリビオンは、スカイリムの前にやればハマれたと思うので、
後悔しています。
エルダースクロールシリーズの新作が出ることを、期待しています。
The Elder Scrolls V: Skyrim Legendary Edition 【CEROレーティング「Z」】
- 出版社/メーカー: ベセスダ・ソフトワークス
- 発売日: 2013/06/27
- メディア: Video Game
- この商品を含むブログ (6件) を見る