交通事故すぎる茶々と、隙だらけの源次郎の巻
前回第18回「上洛」の感想は、コチラ↓
前回、題名と予告で嫌な予感しかしないと言っていましたが、面白かったです。
いい意味で予想を裏切られました。
「存在自体が交通事故な茶々」
天真爛漫になったり、メンヘラになったり、忙しい人だな。
こういう女性が「魔性の女」というのでしょうね。メモっとこφ(..)メモメモ
源次郎みたいなうぶな子を落とすなんて、
赤子の手をひねるようなものなんだろうな。
「また」って言ったの、絶対わざとだろう。(-_-メ)
源次郎に隙があるからだよ。(四回目)
毎度ながら、小日向さんの演技はすごいです。
「若い女に惚れて、少年のようになっている天下人」っていう演技が完璧すぎる。
茶々を口説き落としているシーン、小日向さんが発する情熱にグッときました。
「お前に日ノ本一、幸せな女子になって欲しいのじゃ」
惚れた女性に対する男子の姿勢は、常にこうあるべきですね。
ああいう流れならば、茶々が自分の意思で秀吉の側室になる展開も納得ができます。
(それに比べて「江」のときは、本当にひどかった……)
そして、「あの娘に惚れちゃった。どうすればいいと思う?」
って、正妻に膝枕をされながら言う。現代なら、しばき倒されそうだな。
「本妻は女じゃない。あれは、戦友」って、
戦友に膝枕してもらったり、抱きついたりするのか。
って、突っ込みたいところだが、
あれくらい無邪気にやると、案外許されるのかもしれない。
二股をかけるときは、秀吉くらい堂々と無邪気にいくのが実は得策なのではないか、
と思いました。
今回は茶々関連で色々とフラグを立てていましたね。
最終回は、茶々が「わたしは日ノ本一、幸せな女子でした」と言って、源次郎と同じ日に死ぬんですね。
覚えておきます。
「源三郎と稲姫」
義姉上には申し訳ないのですが、お似合いの夫婦になりそうだなと思いました。
二人ともすごくよそよそしい感じとか、イヤーな雰囲気を醸し出しているところとかね。
コウよりは、真面目一本やりの源三郎を、公私ともにうまく支えそうな気がします。
源三郎がパパに必死になって、「お断りください」というところに、ジーンときました。
コウは、彼女なりに一生懸命やっていると思うけれど、病弱であったり、お兄ちゃんの話をちゃんと聞いていなかったり、真田家の嫡男である源三郎にとっても、源三郎個人にとっても、決して満足がいく嫁ではないと思います。
そんなちょっと不満だろうな、と思う妻でも、源三郎は心の底から大切にしていて、そのために必死になって抗弁してくれる。
政治的にはどう考えても「そうするしかない」ということは分かるし、時代も時代ですから、自分がコウだったら、源三郎があれだけ怒ってくれただけで十分満足です。
パパなんて、姪っ子だっていうのに、けっこうあっさり「いいじゃないか」みたいに言い出しましたからね。
パパや家康の反応のほうが普通で、それだけに源三郎の優しさや情の深さに心を打たれました。
「その他の小ネタ」
信尹叔父上は、相変わらず恰好いい。
平野長寿が相変わらず、面白い。
茶々がやっと嫁にいったので、来週からは大好きな陰惨展開になるみたいです。