今年も日本シリーズが終わりました。
自分は広島のファンでも日ハムのファンでもないので、日本シリーズが始まる前から「今シーズンはもう終わりだな」と思っていたのですが、余りに白熱した勝負だったので、ほとんどの試合を見てしまいました。
とても見ごたえがありました。
両チームともお疲れ様でした。
ところで、今、ちまたで大ブームらしい「カープ女子」「鯉ガール」。
女性の広島ファンが最近急増しているので、こういう愛称がついたらしいですね。
そうすると、あの問題が勃発しますよね。
そうです、皆さんも一度は熱くなったことがあるだろう、あの問題。
「昔からのファンVSにわかファン」
ネットでは、昔からの広島の女性ファンから「一緒にされたくない」などの声も聞こえてきます。
自分は昔から、こういう問題には割と「にわか」よりの意見です。
自分がそれほどはまっていない分野だから……というわけでもなく、
自分の好きなゲームなどでも、「自分、ゲーオタです」と言う子が
「一番好きなゲームは、太鼓の達人です(*^▽^*)」
って言っても、別に
「ふざんけんなぁああああああああああ、(# ゚Д゚)」
とかキレたりはしません。
多少、がっかりはしますが……(´・ω・`)
いやまあ、面白いですけれどね、太鼓の達人。……太鼓の達人。
「好き」という感情の表現の仕方はそれぞれだし、「何となく好き」でもいいじゃないか。
ましてやスポーツチームのファンは、裾野を広げたほうが知名度だって収益だって上がるし、そのほうが選手やチームのためになるからいいじゃないか。
そう思っていました。
「にわかめ!!」
と言って、同じファンなのに、新参のファンを差別することこそ、本当にそのチームが好きなのか??
そう思っていたわけです。
何かで読みましたが、女性の口コミ力というのは男性に比べて七倍ほどあるそうです。
もちろん、男性も仲間と一緒に趣味を楽しむ人はたくさんいるでしょうが、女性ほど「自分が好きになったから、それを色々な人に広めたい」という思いはないそうです。
女性は一度好きになると、周りの人に勧めてくれる。(*個人差はあります。)
なので、サービス業は女性にターゲットを絞るところが多いんですよね。
ファンであると同時に、広報までしてくれる。
例え、途中で飽きてどこかに行ってしまうとしても、彼女が連れてきてくれた人が、一人でも本気でハマってくれればむしろプラスになると思います。
自分はこの「古参VSにわか」の戦いが起こるたびに、古参の人にそう語り続けてきました。
「同じものが好きな同じファンだ。何なら、そのすばらしさを、その子たちにもっと教えてあげればいい」
そう思っていました。
しかし先日、こんな記事を読みました。
「最近、増えた鯉ガールって、本当にカープが好きなんですかねえ」
そう語るのは、カープファン歴〇十年のおっさんファンです。
うむ、出たな、にわか嫌いの古参ファンめ。
また、選手の成績を覚えていないだの、何年のドラフト何位の選手か知らないだの攻撃し出すんだろう。
「いや、まあ、選手の名前を覚えていないとかはいいんですよ。じょじょに覚えると思うので」
ん?? そこはいいのか。
いや、選手の名前覚えていないのはいいって……けっこう、ハードル低いんですね……。
「ただ彼女たち、盗塁とか犠牲フライとかバントとか知らないんですよ。何を見にきているですかねえ」
( ゚д゚)
……。
……。
……え???
盗塁とか犠牲フライとかバントを知らない???
ちょっと待ってくれ。
犠牲フライとかバントは、まだ多少ややこしいから分かる。
でも、盗塁は、ルールまったく知らなくても、なんとなく分かるだろうがよ。
そういえば、昔、会社の先輩に
「ねえ、野球って打ったら、右と左、どっちに走るの??」
って聞かれたことがある(*´▽`*)
でえええええええええっ、何を見にきているんだ???(;゚Д゚)
「彼女たちはさ、たぶん、カープのユニフォームを着ている自分が好きなんじゃないかな??」
ああなるほど、ハロウィンみたいなものか(゚∀゚)
という解釈で合っているのかどうか知らんが。
でも、そのためだけにチケット買って、試合終了までいられるか???
5回くらいで帰っているのか???
色々な疑問が思い浮かびましたが、最近、カープのファンになった「カープ女子」「鯉ガール」が全員、こうではないと思います。
むしろ、野球のルールすら知らないという人が、レア中のレアに違いありません。
……違いない。
なので、古参も新参も生粋もにわかもみんな仲良く\(^o^)/
せめて、ルールは調べてから行こう。