中古の書籍を購入したら、カバーが下巻で中身が上巻だった。
ただいま、海外ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」にドハマリしているしていますが、先日、その原作本である「氷と炎の歌」をAmazonで購入したよ~という記事を書きました。
ドラマに優るとも劣らない面白さで、楽しく読み進めております。
上巻を読んでいる途中で「ちょっと下巻もパラ見してみようかなあ」と思って、ペラペラとめくってみました。
「んんん??? こんな後ろのほうでも、まだ〇〇〇生きているの?? あれ?? なんで、下巻もプロローグで始まっているんだ????」
おかしいな、と思ってカバーをとってみました。
・・・。
・・・。
・・・。
中身が上巻だ!!
カバーは下巻ですが、中身が上巻でした。
(引用元:「七王国の玉座」ジョージ・R・R・マーティン 早川書房)
上巻は新品で購入したのですが、下巻はケチって中古で購入したのが裏目に出ました。
ショック……。
ただ購入した直後から、下巻だけ中古で購入していたことを後悔していました。
「新品を買い直そうかな?」と思っていたので、返品せずに新品を購入しようかとも思いました。
たぶん返金手続きって色々な確認とかあって、しかも何週間も待たされて忘れたころに返金されるんでしょう??
すげえ面倒くさそう~~~(´Д`)
店頭販売じゃないから仕方がないけれど、たかだか1000円くらいの、しかも買いなおそうと思っていたもののためにそこまでやるのもなあ……とも思いました。
しかし……。
「手続きするのが面倒くさい」
「考えるのが面倒くさい」
こういう思考を身につけてしまっていいのか。
ユーザーのこういう考えを逆手にとって、入り組んだ細かい契約で少額ずつお金を引き落とす手法が今は横行しています。自分は極度の面倒くさがりやなので、いざというとき「面倒くさい」で済まさないように思考方法を訓練するため、返金手続きをすることにしました。
返品・返金手続きをやってみる
問題の本が自宅に届いたのは、12月9日です。
中身が上巻であることに気付いたのが、12月19日です。
Amazonのホームページによると、購入から30日以内であれば返品・返金手続きができるようです。(商品によってはできない場合もあります。)
さっそく返金手続きを始めてみます。
まずはアマゾンにサインインしてからトップ画面の一番下にある項目のうち「商品の返品・交換」を選択します。
すると次にこんな画面が出てきました。
プリンターが使える場合は、「注文履歴から、返品したい商品の専用のバーコードを印刷してそれを同封して送ってください」と書かれています。
さっそく、左上の「注文履歴から返品する」をクリックします。
右にある「商品の返品・交換」をクリック。
(下巻はすでに返金手続きが終わっているので、上巻を例として出しています。)
理由を記入していくとバーコードが出てくるので、それを印刷します。
バーコードを印刷して商品と一緒に梱包して、着払いで「アマゾン返品係」に送ります。
「返金の申し込みをして、返品の準備をするまで」が、三十分くらいでした。
初めてだったのでちょっともたついたので、慣れれば十分でできると思います。
商品を送ったのが、12月19日です。
二日後の12月21日に、メールボックスにこんなメールが届きました。
・・・。
・・・。
はやっ!!
改めて時系列です。
12月9日 商品が手元に届く。
12月19日 中身が誤まっていることに気づき、返金手続きをとり、商品を返送する。
12月21日 返金手続き完了の通知が届く
この間、面倒な確認事項や問い合わせはいっさいありませんでした。
アマゾンすげええええ!!
このあと下巻を新品で買いなおしたのですが、アマゾンで購入しました。
自分はネットでの買い物はほとんどアマゾンなので他のサイトがどうなのかは知らないのですが、このスムーズさが普通なのでしょうか??
便利な世の中になったんですね。
*実際、返品して返金手続きをとる場合は、必ずご自分で詳細を確認うえで行ってください 。(入金方法によって返金までの期間が違ったり、商品によっては返金できないものもあります。)
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