ブログを書いている人は、どんな風に記事を書いているだろうか??
自分が記事を書くときは、
①まずは書きたいように、思いつくままに書く。
②読み返して、構成を入れ替えたり、表現を変えたり、文字を直したりする。
③もう一回読み返して、誤字・脱字をチェックする。
④プレビューでチェックして、画面の見やすさや読みにくさをチェックして直す。
⑤最終チェックをする。
⑥公開
という手順を踏む。
「自分がそれほどこだわってもいないし、異論もそれほど出ないだろう」という記事ならば、だいたいこの手順で公開する。「自分が、それほどこだわっていない内容」は、記事自体も短いので、比較的公開するまでが早い。
最近だとこの記事が、それに当てはまる。
「こだわっている内容」というのは、「語ろうと思えばいくらでも、ありとあらゆる角度から延々と語りたいもの」という意味だ。
ひとつの記事の長さは、「2000文字~3000文字、長くて5000文字」くらいが妥当、という意見が多いようだ。
最近は5000文字を超えてしまうことが多かったので、一時期、文字数の少ない記事を増やそうか、と考えた時期もあった。
そこでふと思った。
「本当に、一記事2000文字~3000文字くらいが妥当なのか?」
考えてみれば、それも「ブログの目的」によるのではないか。
「多くの人に、出来るだけ最後まで記事を読んで欲しい」
「出来るだけ離脱率を減らしたい」
そういうことが一番の目的の場合は、やはり2000文字~3000文字くらいがベストかなと思う。
自分ももちろん、「多くの人に最後まで記事を読んで欲しい」と思っているし、それで収益があれば嬉しい。
ただそれが「一番の」目的か、と言われれば違う。
「自分が興味を持っていることを、好きなだけ語りたい」
自分にとっては、これがブログを書く一番の目的だ。
そして自分と同じくらいその対象に対して興味を持っている人が、少しでも楽しんでくれればいいと思っている。何の興味もない人が「長くて読めない」と思っても、それはそれで仕方ない。
この「対象」というのは、例えば最近だと「鉄血のオルフェンズ」ひとつをとっても色々な楽しみ方があると思う。
「このキャラが好きだから、このキャラを中心に楽しんでいる」という人もいるだろうし、「モビルスーツや戦闘シーンを見るのが楽しい」という人もいるだろう。
自分は小説でもアニメでもゲームでもドラマでも、「物語」を解体して楽しむことが好きだ。
なぜこういう構成になっているのか、このキャラクターはどういう人間なのか、このセリフはどういう意味があるのか、作者はどういうことを意図して、この物語を描いているのか、そしてその意図が上手くいっているのかいっていないのか、そういうことを考えて「その物語の意味」を自分なりに考えることがとても好きだ。「物語」はたいてい、そういう風に楽しむ。
リアルでは自分と同じような観点で物語を楽しむ人に会ったことがない。だから同じ小説が好きでも、同じ漫画が好きでも、今いち同じように楽しめない。
これは楽しみ方の違い、趣味嗜好の違いなので、どちらの楽しみ方が正しいという話ではない。
そういう意味では、自分は同じ趣味の人間にリアルでは一人も会ったことがない。
ところがネットではいる。
そういう記事を見つけると、たいていその人のブログを隅から隅まで読む。そういう物の見方をする人の記事は、例え自分が見たことや読んだことがないものについてでもとても面白い。逆にそういう記事から興味をもって、読んだり見たりしたものもある。
自分の趣味嗜好にピッタリあった記事を読んでいるときは、よく言われる「長い記事は読まれない」「長い記事を読むことは、読み手にとっては負担」ということがまったく当てはまらない。
一万文字を超えても長いと思わない。むしろもっとたくさん書いて欲しいと思うくらいだ。
他の記事も読み漁り、読み終わってしまうととても残念な気持ちになる。
ブログを書く目的は、色々とあると思う。そして記事の長さというのは、目的によると思う。
読んでもらってもまったく収益がなければちょっと…という人もいるかもしれない。
そうなると検索流入に有利で、なるべく多くの人に記事を読んで欲しいということが第一になると思うので、一記事2000文字~3000文字がいいのかなと思う。
自分の備忘録として使っているので、あまりあれこれ言われず好きに書きたいという人もいると思う。
こういう人は、自分が見ている限りでは、文字数を気にしているようには見えない。記事によって長かったり、短かったりまちまちだ。本当に自由に書いている。
そしてもし「好きなことを好きなだけ書きたいけれど、余り長いと読んでくれる人がいないのでは」と思って長い記事を書くことをためらっている人がいるなら、好きなことを好きなだけ書けばいいのに、と思う。同じくらいその対象が好きな人ならば、長ければ長いほどきっと喜ぶ。
「ごく少数しかいないだろうけど、そういう人に向けて書こう」と思ってくれると、自分のような人間にはとてもありがたい。
自分は自分のような人間のために、ブログを書いている。そういう人が面白い、いいものを見つけた、と思ってくれることが一番嬉しい。
何故なら自分がそういうものを見つけたとき、本当に嬉しいからだ。
解析書や分析本のようなものが大好きで、一冊の本でも短いと思い、繰り返し読んでいるのだから、よく考えたら一万文字なんて本当短い。
そんな風に思う自分のために、そしてどこかにもしかしたらいるかもしれない自分のような人のために、「こだわりたい内容」に関しては、これからも暑苦しくてくっそ長い記事を書きたい。
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