2018年4月からアニメ「シュタインズゲートゼロ」が開始
2018年4月から始まった「シュタインズゲートゼロ」の第一話「零化域のミッシングリンク」を視聴した。
ゲームは未プレイ。
前作の「シュタインズゲート」で、紅梨栖を救えなかったβ世界線の延長線上の物語だ。
前作の世界線の設定については、コチラにまとめてみた。
β世界線を最後まで経験しないと、β世界線の2010年7月28日に岡部にビデオメールを送る、「未来の岡部」が存在しないため、何回世界線を繰り返しても紅莉栖を救えず、心が折れてしまった。
今のところはこう思っているけれど、この辺りの因果については「ゼロ」でさらに詳しく描くと思うので楽しみにしている。
視聴者にとっても「自分以外は、紅莉栖と共に過ごしたα世界線の記憶を持たない」状況
前作「シュタインズゲート」で、「自分しかその世界線の存在を知らない人がいたら」という岡部の言葉に、まゆしいが「その人はとっても寂しいと思う」というシーンがあったけれど、その感覚を視聴者がメタで味わえる。
岡部が、現在の世界線では知り合うことすらできず死んでしまった紅梨栖との記憶、失った悲しさと罪悪感を持ち、誰とも分かち合えず、苦しんでいる様子は見ていて辛い。
誰とも思い出や感情を共有できない、って辛いよな。
厨二要素全開の前作よりは、これくらい暗い雰囲気の話のほうが好きだけれど、岡部に「あれは黒歴史」と言われちゃうと、それはそれで寂しい。
厨二テンション全開で寒い、と思っていた鳳凰院凶真を懐かしむことになろうとは…。
新しいキャラも出てきたし、β世界線では出会っていない萌郁も出てきた。
ダル嫁の阿万音母かわいいね……と思ったら、まさかの悲惨な末路。これまたショック。
公式に出ていたまゆしいの養女は、あの人と何か関係あるんですかね。
と今から色々と楽しみだ。
ニコニコ動画で視聴。コメントがあると楽しい。
今回、ニコニコ動画でコメントを字幕タイプにして見たんだけれど、大勢で見ている感じで楽しかった。
「シュタインズゲート」は、「岡部と視聴者しか、前作の世界線の話は知らない」ので、特にニコニコ視聴が楽しいのかもしれない。紅梨栖の後ろ姿が出てきたとき、「おおおっ」「鳥肌たつ」とかみんなで盛り上がれる。
難点はネタバレがあること。
「こいつは○○」
とか、おいおい出てくるなりばらすなよ、と突っ込みたくなる。
気になる人は、別の方法で見るかコメントを消したほうがいいかもしれない。
ただ、ネタバレのことを考えてもコメントはあったほうが面白い、と個人的には思う。ガチのネタバレは、意外と少ないし。
とりあえず二話も楽しみにしています。
Amazonプライムビデオでも放送中。
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前作「シュタインズゲート」の感想。