10月1日よりはてなブログの個人営利利用のガイドラインが大幅に変わる。
その対応に大わらわだ。
新しい利用規約を読んでみたが、引っかかりそうなのは二か所だ。
引用の範疇を超えて第三者の著作物を許諾なく利用している記事
引用は要件を満たすように、これまでもかなり注意を払ってきたが、さらに考えを厳しくして、どうしても外せないもの以外は削除することにした
「ネタバレ」「まとめ」として著作物の概要や重要な核心、結末を公開していることを喧伝する記事
このブログでは「ネタバレ」タグは、 「興味があってちょっとした紹介なら読みたいけれど、ネタバレを前提にした内容全般の感想なら読みたくない」という人に対する注意喚起としてつけていた。特にミステリーは、タイトルに「ネタバレ」のタグをつけて、さらに記事冒頭でもう一度、注意をうながしている記事が多い。
ほとんどの場合、元コンテンツを知らなければ何を書いているかわからないか、もしくは紹介などをしていても元コンテンツへの興味を引く、興味を再燃させるような書き方をしているつもりだ。
ただそういうことを含めても、ちょっと考えが足りなかったなと思う。指摘されれば、誰でもそういうに決まっているしね…。
タイトルに「ネタバレ」の文字が入っているものはタイトルや文章を変更するか、もしくは記事そのものを削除することにした。
「「ネタバレ」「まとめ」として著作物の概要や重要な核心、結末を公開していることを喧伝する記事」
は、「ネタバレしていますよ」とタイトルなどで宣伝することがアウトだと解釈した。
ネタバレ自体がアウトなら「「ネタバレ」「まとめ」として著作物の概要や重要な核心、結末を喧伝する記事」となるはずだからだ。
仮にそうだった場合、「結末」以外にも「概要」や「重要な核心」とは何を指すのかとか、すごく難しいと思う。
と文章を読む限りでは思うけれど、それも運営側の考え次第だ。一応、問い合わせてみるけれど、明確な答えは返ってこないような気もする。
規約で制限したい対象は何となく想像がつくので、厳しくなるのは仕方がないし、そのことには特に不満はない。
ただまあそうしたら自分が書きたいことを書きやすい場所に引っ越しかな。
【追記】運営から問い合わせの返事をいただいた。返信内容を読んだ限りでは、今までどおりの考え方で大丈夫だろうと思った。
今回質問した内容への回答は、10月の新ガイドライン施行までに、運営側から公表することを考えているとのこと。
過去記事を目にしながら、自分は元々「自分と同じくらいその元のコンテンツが好きな人が面白いと思ってくれる記事、暇つぶしに読んでもいいと思ってもらえる記事」を書きたかった、ということを改めて思い出した。
そういう人が読んでくれて「自分も似た感想だ」「自分とは違うけれど、そういう感想、考え方もあるのか」と言ってもらえるのが一番嬉しかったし、自分が求めていたことだった。
今月は対応にバタバタしていているし、10月からどうなるかわからないので余り新しい記事が書けそうもないのが残念だけど、落ち着いたらその原点に帰って、また自分が好きなものや好きなことについて色々と語りたい。