うさるの厨二病な読書日記

厨二の着ぐるみが、本や漫画、ゲーム、ドラマなどについて好き勝手に語るブログ。

【2019-2020シーズンBリーグ】開幕から早くも波乱万丈の予感でわくわくする。

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10月3日(木)に、Bリーグが開幕した。

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千葉は渋谷相手に二連敗スタート……。うーん、きつい。

千葉ファンとしては大ダメージなんだけれど、千葉VS渋谷、川崎VS宇都宮と四戦見て、嬉しくなった。

「Bリーグが、どんどん面白くなっている」。

 

川崎が宇都宮のお株を奪うような固いディフェンスからのトランジションバスケをやっていたのにもびっくりしたけれど、それ以上に驚いたのが渋谷の変貌ぶりだ。

昨年と同じチームとは思えない。

選手の補強にかなり力を入れたので、文字通り生まれ変わったのだけれど、強い以上に見ていて面白いバスケになった。

サクレ頼みのちっとも動かない面白くないバスケ(すみません)をしていた昨年が嘘のようだ。

新外国人のサイズがいい。身体能力が高いのはもちろん、基礎がしっかりしていてやるべきことをやる姿勢に好感が持てる。ディフェンスは最後までしっかりつくし、リバウンド、スクリーン、ピックのあとのロールのやり方もお手本のようだ。いくら身体能力が高くてオフェンスがすごい人間でも、ディフェンスや他の細かいところで手を抜いているとそれだけで見ているのが嫌になるけれど、そういうところがない。

関野や野口もレバンガにいたときは特にいい選手だと思わなかったけれど、先日の試合では輝いていた。

渋谷は家から一番見に行きやすいし、何より石井が移籍しているから推しも既にいる。

昨シーズンまでは千葉の試合を見て、次に川崎、アルバルク、余裕があれば他の面白そうなカードをチェックしていたけれど、今シーズンは渋谷の試合も見逃せない。

バスケを見る楽しみが増えた。

 

ワールドカップの結果は残念だったけれど、現状はこんなものだろうという思いのほうが大きい。

ラマス監督はチーム内の身長をあげるために、田中や比江島を一番で使いたいのだろうけれど、二人ともゲームをコントロールするタイプじゃない。トルコ戦だったと思うけれど、田中がゲームメイクできず安藤が出てきた。これは別に田中のせいじゃなく、いつもやっていないことをやれば誰だってそうなる。

そうすると「身長が…」とか関係なく、篠山や富樫(ケガで出れなかったが)を出すことになる。ただ、それだとラマス監督の構想に合っていない。

みんなが口をそろえて言っていたディフェンスは、あの人がね…。シュートはうまくても、ディフェンスの穴になる人を呼ばざるえないところに問題があるんだと思う。

それ以外にも2006年から代表入りしている竹内兄弟が招集されている時点で、15年近くも新しい人材が出てきていないということだ。竹内兄弟は素晴らしい選手だけれど、次の世代、次の次の世代が出てくる土壌がないことが、ずっと問題だった。

 

というのはまあ周知のことなので、ごたごたを乗り越えて統一リーグができてこれからだという思いが強い。

そういう視点で見ると、「身長があってゲームメイクができるガード」という人材もこれから出てくると思う。身長が絶対的なものだとは思わないけれど、ラマス監督はそこを重視しているし、それも間違っているとは言えない。

世界レベルだとそろそろポジションすら関係なくなってきていて、ボール運びができる五番が普通の時代らしい。日本もやっと多彩な人材が出てくる土壌ができあがりつつある時代になったので、どんどん色々な選手に出てきて欲しい。

 

そのためにその土壌をバスケが好きな人が耕して、興味を持ってくれそうな人に耕す楽しさを広めることが大事だと思う。

川崎のホームゲームの開幕戦が、横浜アリーナで行われて9500人以上動員したのは嬉しい驚きだ。一万人集められるなら、興行としての魅力も十分だと思う。

相手が宇都宮というのは大きかったと思うが、佐藤HCが言っていたとおり、前シーズンは宇都宮相手だと黄色ばかりが目立っていたのに、開幕戦はそうでもなかった。

 

相方がNBAのジャパンゲームを観に行ったら、スーパーアリーナが超満員で飲み物も買えないくらいの混雑だったらしい。天皇杯の決勝もそんな感じだったし、バスケ自体はすごい人気があるので、Bリーグもますます人気になってくれればなと思う。

 

まずはオリンピックで頑張って欲しい。

女子もアジア杯四連覇したし、期待しています。

B′(ビー・ダッシュ) 2019-20 B.LEAGUE × 井上雄彦 (週刊朝日ムック)

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