ニンデンドーswitchで「ファイアーエムブレム 聖戦の系譜」が発売されるらしい。
「ファイアーエムブレム 聖戦の系譜」は、自分が人生で一番プレイしたゲームだ。
上の記事は攻略メインのカップリングについて。
*以下ネタバレ注意。
「聖戦の系譜」というと思い出すのは、大沢美月版だ。
大沢美月版「聖戦の系譜」は、自分とカップリングの趣味がほぼ一致していた。
組み合わせが一致しているだけならままあるが、関係性の解釈、推しカプの反対の「推さないカプ」も一致していた。
自分の中では奇跡的な漫画だ。
今見たら、kindleでは出ていない。ぜひ、出して欲しい。
自分と趣味が一致していた部分の箇条書きと感想。
太文字は激推し。
★推しカプ★
クロード×シルヴィア
デュー×ブリギッド
セリス×ユリア
アレス×リーン
アーサー×フィー
トラバント×アルテナ
★カプリングにおける解釈一致★
・ミデェールとジャムカはエーディン一筋で、ブリギットには興味がない。
・ラケシス→エルトはマジ恋。
・セリスはユリア以外の女キャラには興味を示さない。
・アーサー×フィーは友達カップル
・アルテナは、トラバントに対して愛憎入り混じった感情を持っていて、アリオーンのことは何とも思っていない。
大沢美月版はフィンラケの恋愛描写がすごく好きだった。
エルトを失って心を閉ざしているラケシスに、冷たくされても尽くすところや、娘のナンナがラケシスについて聞いたとき、結婚して子供までいるのにも関わらずエルトに嫉妬するところも良かった。
それまでまったく興味がなかったのに、フィンラケに目覚めかけたくらいだ。
ちなみにベオウルフ(とホリン)は存在が抹消されている。
ブリギッドは恋愛描写が、ゲームでかなり冷遇されているのが気になっていた。最終決戦前の会話は、ジャムカとミデェールは「エーディンの代わりじゃない」と弁明しているだけだし、アレクは会話も性能もイマイチだ。
デューは、子世代を考えたときの攻略面で当時推されていたキャラだったが、好きなタイプのおねショタなので採用されていて嬉しかった。
ほとんど描写がなかったので、もう少し見たかった。
トラバント×アルテナは、トラバントが偶然出会ったエスリンに恋をして、その面影をアルテナに見ている、という設定はちょっと合わなかった。
「利用するためにゲイボルグと一緒に連れて帰ったが、育てるうちに情が移った」(←トラナナだとこの感じがはっきりしている)というゲームのストーリーのほうが個人的には好みだ。
アリオーンをスルーして、トラバント×アルテナが成立しているだけで十分満足だけれど。
★推さないカプ
アレク×シルヴィア
セリス×ラナ
シャナン×パティ
レスター×パティ
セティ×ティニー
アリオーン×アルテナ
★推さないカプにおける解釈の一致★
これらのカップルは「成立しなかった」のではなく、興味を持つ描写すらなかった。
セリス×ラナは王道だと思うが、ラナがセリスに思いを寄せている描写はなく、終始セリス×ユリア固定だった。
ラナはゲームイメージよりも元気な性格で、この点も好みが一致していた。
パティはシャナンもレスターも合わないと思っているので、どちらも描写がないのは良かった。
「推しカプ」も嬉しいが、「自分はこのカプは合わない」と思うカップルの描写がないとストレスなく読める。
「聖戦の系譜」で一番の「推さないカプ」はレヴィン×フュリーなのだが(好きな人スマン)攻略やストーリーを考えても「推さない」のは無理だろうと思うのでこれは仕方がない。というより、攻略やストーリーであれだけ推されているから推したくないのだが。
公式や定番のカップリングで満足することが多いので、「同じ趣味の人がいなくて寂しい」と思うことは余りないのだけれど、それでもここまで好みが一致したことは後にも先にも大沢美月版「聖戦の系譜」だけだ。
「聖戦の系譜」のことを思い出すとき、いつも合わせて思い出す。懐かしい。