始めたら寝食を忘れる勢いで没頭してしまった、「エルデンリング」の考察メモ。考えている過程の段階なので、途中で考え直したり色々あるかもしれない。
考えがきちんとまとまったら、「まとめ記事」を作成しようと思う。*1
*記事の性質上、ネタバレが大量にあります。
*他のかたの考察は一切見ていません。
今回は、自分が理解した限りの「エルデンリング」のすさまじく大雑把な粗筋の説明。
「エルデンリング」は、何を目的としたどんな話か?
疑問①「『エルデンリング』はどんな話か?」
答え①「世界の律(ルール)を決める話」
疑問②「狭間の地には、律(ルール)がないのか?」
答え②「マリカが壊した。(エルデンリング=律を)」
「女王マリカがエルデンリングを砕こうとし、ラダゴンがそれを修復しようとした得物。リングが砕けた衝撃で半ば壊れており、ルーンの破片が食い込んでいる」(マリカの槌)
「それは、大いなる意志の眷獣であり律たる概念の具現であった」(エルデの獣)
疑問③「マリカって誰?」
答え③「神さま。律を保証する人」
疑問④「マリカは今、どこにいるの?」
答え④「黄金樹の中。リングを壊した罰として閉じ込められた」
「女王マリカは、エルデンリングの宿主、その幻視を宿す者、すなわち神さね。
けれど彼女は、エルデンリングが砕けた後、黄金樹に囚われておる。神として、律を砕き、その大過の罰としてね」(指読みのエンヤ)
疑問⑤「プレイヤーである褪せ人は何者?」
答え⑤「黄金樹の律(=祝福)から外されて、外に出された人。祝福から外れているから死んでいたが、王の器になれそうなので呼び戻された」
疑問⑥「誰が呼び戻したのか?」
答え⑥「二本指。正確には大いなる意思」
疑問⑦「二本……指?」
答え⑦「『大いなる意思』の言葉を空中に書く指。別名『運命』」
「指は声を持たず、だが雄弁であった。指は執拗に動き、空に神秘を綴った。そして我らは言葉を持った」(二本指の伝承)
「彼らは、星に運命を見出そうした(略)だが今や、運命は夜空にはない」(星見のローブ)
疑問⑧「プレイヤーは何の目的で何をすればいいの?」
答え⑧「新しい『律』になりそうな(書けそうな)、ルーン(≒言葉)を集める。『律』を形作れるルーンはマリカの子供や子孫であるデミゴッドが持っているから、それを倒しにいく。それぞれのデミゴッドは持っているルーンは違うので、何を集めるかでエンディングで成立する世界の律(ルール)が異なる。
律を作る人が王。主人公は律を作るために王になって、律を保証する神さまであるマリカの伴侶になり世界を成立させる」
*律は「神と王」がいなければ成立しないというのは、モーグ関連のテキスト、「竜王の追憶」から推測。
これだけ理解するのも大変だった。
「因果も時系列も天地も生死の概念も、世界の全てがしっちゃかめっちゃかになっているから、王になってルールを作って世界を成立させてくれ」という話だと理解した。
ということさえ、ほとんど全てのフレーバーテキストに目を通さなければ理解出来ず大変だった。
ルールがほぼ皆無の世界(そもそもそれが壊れたのが話の始まり)で、登場人物たちは「自分は、こういうルールの世界にしたい」と思うルールに則って話をするので、Aの人のルールでBの場所を理解したりCの人の話を解読しようとすると「?」となる。
いくら考えても辻褄が合わない箇所があったり、こちらの話ともあちらの話ともつながりがありそうなのにピースがうまくはまらない箇所があったりする上に、テキストが膨大なので調べれば調べるほど頭が混乱する。
そこが「エルデンリング」の世界観の面白さなのだろう。
しばらくは自分なりに考えようと思う。
調べ出して気付いたけれど、もう進行不可のイベントが凄く多い。(悲しい)
プレイも考察も当分飽きないで遊べそうだ。
その2。メリナの正体について、頭がはげるほど考えた。
*1:読みやすさ優先で断定口調を用いてますが、現在のところの個人的な考えです。