はてブのホッテントリにゲームミュージックの増田が上がっているのを見たら、急に話したくなったので話したい。
*発売からだいぶたったゲームのネタバレが多少含まれています。ご注意下さい。
最近何故かループし続けているのが、「ストリートファイターⅡ」のバルログのテーマ。バルログ自体はほとんど使ったこともなく何の思い入れもないが、曲は好きだった。
情熱、狂気、サディズム、美しさが凝縮されたような曲だな、といま聴くと思う。子供のころ、ストⅡのBGMに歌詞がついたのを友達から借りた記憶があり、何故か未だにバルログだけは歌える。
懐かしくて少し調べたら、海外ではバルログとベガの名前が入れ替わっているなど色々逸話があって面白かった。
格ゲーつながりだと、「ギースにしょうゆ」はよく聴く。「しょうゆ」はガロスぺの曲だった(と思う)が、最初にふすまが開くところがテンションが上がる。
ギース、好きだったなあ。
ゲームミュージックのエピソードと聞くと、すぐに思い出すのが「アンリミテッド・サガ」だ。
トリッキーすぎるゲームシステム*1で評判はいまいちだったが、通常戦闘曲が余りに良くて「ミニゲーム付きCD」と揶揄されていると聞いて興味を持った。
やりたいが、プレステ2でしか出ていない。
浜渦正志の通常戦闘曲と言えば、自分の中では「閃光」だ。
最初聴いたとき、「これが通常戦闘曲か」と耳を疑った。戦闘に集中できねえ。
「ファイナルファンタジー」は好きな曲を上げるとキリがないが、まずはオープニングメインテーマ。
オープニングを聴くと頭の中でクリスタルがキラキラし出し、子供のころに一瞬で気持ちが戻る。ドラクエで言うロトのテーマだが、ロトのテーマが勇壮で元気が出るのに対して、幻想的で大人っぽい。
FFの通常戦闘曲は13は別格として、4、7、9が好きだ。
7は特に「七番支柱爆破」のイベントを思い出してテンションが上がる。4は「ゴルベーザ四天王とのバトル」もいい。
キャラテーマ曲が出てきたのは4からだと思うが、女性キャラのテーマ曲は好きなものが多い。
特にエアリスは、最初のイントロを聴いただけで涙腺が緩む。「7」は全体のストーリーの流れを見ると若干「?」と思うが、それでもエアリスが死ぬシーンは泣く。
「タクティクス」は「Trisection」が凄く好きで、たまにループで聴く。ジークデン砦の印象が強いが、最初のオーボンヌ修道院があの曲で始まったのも世界観がすぐにわかって良かった。
初見でガフガリオンの
(©スクエア・エニックス)
このセリフを聞いた時、「こいつ味方キャラだよな?」と思ったことを懐かしく思い出す。
昔好きだった、メガドライブ版の「マスターオブモンスターズ」の作曲が崎元仁だったと知って、凄く驚いた。戦術実行ターンの時の曲が一番好きだが、そう言えば曲の傾向が似ている……ような気がする。
シミュレーションRPGといえば、「ラングリッサー」が大好きだった。
メガドライブ版の一面の自軍テーマが滅茶苦茶カッコよくて好きだったのに、移植されたら曲が変更になっていてショックを受けた。
一面はよくある主人公が逃亡するところから始まる(負け確*2から始まるストーリー)だが、何故かBGMが「俺のターン・勝ち確」のような恰好良さだった。だから変更になったのか?*3
赤髪主人公つながりで、何年か前にやった「イース8」。
正直ストーリーはかなり微妙だったが、音楽は良かった。
最初の海岸の曲とボス戦の曲が好きだった。
こうしてみるとアドルはカッコいいな。
イースで突然思い出したのでPCエンジンの話をすると、「天外魔境Ⅱ」の音楽は久石譲だった。卍丸のテーマが好きだった。あと最初のオープニング。あの頃は、ゲームでああいう映像が見れることに感動した。
PCエンジンだと「天使の詩」のラストも良かった。エンディングの衝撃に諦念に満ちた明るい曲が拍車をかけて、子供心にショックを受けた。
さらに記憶を巻き戻すと、「かまいたちの夜」のイントロダクションも良かった。思い出込みだからかもしれんが、シンプルなSFC版のほうが好きだ。あの軽い音から重低音が入ってくるところが、恐怖心をあおる。
時々、テンションが上がった時に「ワンダと巨像」の「開かれる道」が頭の中に流れる。「俺のターン・勝ち確」の曲だからか。
「ICO」はセーブ時の音楽が好きだった。なごむ。
今でも「好きだなあ」と思いだすのはこれくらいかな。