うさるの厨二病な読書日記

生涯中二の着ぐるみが、本や漫画、ゲーム、ドラマなどについて好きも嫌いも全力で語るブログ。

【ネタバレ感想】「銀河英雄伝説-Die Neue These-」を三話まで見たので感想を語りたい。

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何だかんだ言って見て、何だかんだ言って面白かった

最初アニメ化を知ったときは、「また、やるのか~」と思ったけれど、結局見た。

そして何だかんだ言っていたけれど、面白かった。

やっぱり銀英伝は面白いな~~。

 

第一話の引きが良かった

アスターテ会戦の帝国側の描写から始まるのは原作通り。

一話がずっとラインハルト側の描写で、「勝敗が決した」と思ったところで「私の指示に従えば負けない」というヤンの声が流れてくる引きが良かった。

このヤンの登場の仕方はワクワクした。

その他の流れは、ほぼ原作通りかな。

シュターデンたちが進言しにきたときのラインハルトは、原作ではもう少し攻撃的な印象だったけれど、かなり冷静な雰囲気だった。

もう少し尖がっていてもいいかな、と思うけれどこれからか。

 

一番気になっていた作画のこと

最初見たときに一番心配したのが作画だ。

旧アニメと道原かつみの漫画で、自分の中でかなりイメージが固まってしまっているというのはある。

新しい作画を楽しもうとは思っているんだけれど、眼鏡のキャゼルヌとホストのような髪型のロイエンタールは気になる。

登場人物が多いうえに、男性で同年代の人間が多い、しかもほとんどの登場人物が制服姿、ということで外見に特徴を持たせなきゃいけないから難しいのは分かるんだけれどね。

キャゼルヌは原作でも外見の際立った描写がないから、差異化するのが難しいし。

それにしては、シェーンコップは思ったより普通だ。

 

ファーレンハイトは全然イメージと違うけれど、攻撃型のタイプだしこれはこれでいいかもしれない。もみあげが気になるな。

吊り目のキルヒアイスは、自分の中では新鮮だった。外見からして物静かで優しいタイプというイラストが多かったので。

メルカッツ、シュナイダー、アンスバッハ、オーベルシュタインはほぼイメージ通り。

オーベルシュタインの目の周りの隈?がものすごく気になるけれど。義眼で血行が悪い設定なのか??

フィッシャーは最初、ビュコックかと思った。アスターテにはいないのでは……と思ったらフィッシャーだった。

外見は小柄な(←勝手なイメージ)普通のおじさん、というイメージだったけれど、けっこう年がいっているのね。

 

この辺りは観ているうちに慣れそうではあるけれど、どうしても気になったのが、アンネローゼの睫毛とアイラインが金色なこと。これは慣れそうにない。

睫毛が多くて長いことを表現している、というのは分かるけれど、それでもアイラインが全部金色なのはおかしく見える。目の印象も弱くなるし。

ラインハルトも同じなんだけれど、アンネローゼは目を伏せることが多いから余計に気になる。

 

オフレッサーの武者風髪型はびっくりした。顔も狂暴そうでもないし、むしろ主人公格のビジュアルに見える。あと思ったより大きくない…。

 

戦艦や作戦図はいいね。

画が綺麗でテンションが上がる。ブリュンヒルトが美しすぎる。

 

何度見てもテンションが上がる

何だかんだ言って何度見てもテンションが上がる。

アスターテでヤンが指揮を引き継いだところからの流れもそうだけれど、ラインハルトがキルヒアイスに「一緒に姉さんを取り戻しに行こう」と言うところとか、「ルドルフにできたことが俺にできないと思うか?」のシーンは、昔よりもジーンときた。

「銀河英雄伝説」はラインハルトとヤンという二人の天才の物語であると同時に、ラインハルトの成長物語でもあるんだよね。

 

ラインハルトが周りを見て「低能」「ろくな奴がいない」と思っている傲慢さは、二十代前半のときは、誰でも大なり小なりあるものかも、と今見ると思う。

いくら才能があっても、むしろ才能があってどんどん上に行けるからこそ、そういう考えや態度だといつか足元をすくわれるかもしれない、ということもちゃんと分かっていて、アンネローゼが指摘する。

実際にとんでもない足のすくわれ方をする。

 

キルヒアイスの死については、作者は「早すぎた。失敗した」と思っていたらしいけれど、話の流れとしては上手くできているな~と思う。

ラインハルトがあそこで自分の傲慢さの対価を支払ったから、次のステップに進めた。キルヒアイスがラインハルトの判断ミスで死ななかったら、ラインハルト自身が死ぬか、ルドルフ2世になるしかなかったと思う。

アンネローゼが「ラインハルトは自分の傲慢さを改めなければ、ツケを必ず支払うことになる」というフラグを立ててしまったから。

つくづく罪な人だよ……って、本人も言っていたか。

 

初めて読んだときはラインハルトのことは余り好きじゃなかったけれど、いま見ると何だか応援したくなる。

調子に乗っているときの危うさや、取り返しのつかないミスをしたときのキツさとか、ちょっとしたことで考え方を改めたりとか、理屈と感情の折り合いの付け方の難しさとか、能力は関係なくみんな同じように経験することなのかもしれない。

「天才だ、すごい!」ということだけじゃなく、共感できることも描かれているから、銀英伝は息が長い名作なんだろうなあと思う。

 

アニメではどこまでやるんだろう? できれば最後までやって欲しいけれど。

4話はヤンの話か。ユリアンとフレデリカは出てくるかな。

 

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