2016-01-01から1年間の記事一覧
ミステリーの醍醐味は謎が鮮やかに解明されること ミステリーの最も大きな醍醐味と言えば、 「最初に提示された謎が鮮やかに解かれる」 「なおかつ、その解答が非常に意外なもので驚かされる」 そのため大きなカタルシスが得られる点だと思います。 今回は物…
少し前のことだが、ある記事について久しぶりにひどいコメントをもらった。 ある人物に対する差別用語の混じった、ひどい人格攻撃のコメントだ。 恐らくはその人のアンチなのだろう。 このサイトは自分の責任で人格を傷つけるコメントを記載することをいっさ…
東村アキコ「東京タラレバ娘」を読んだ 今期TVドラマ化もされる、東村アキコの漫画「東京タラレバ娘」を読んだ。 昨今、よく見かけるアラサーの女性が結婚や恋愛に悩む姿を描いた漫画だ。 自分としては、ある程度共感して読めるのではないか、と考えたのだが…
最近は空いている時間は、だいたい「ゲーム・オブ・スローンズ」を見ている。 このドラマは基本的には娯楽ドラマでありエンターテイメントだけれども、人間を描くのがうまく、見ているとところどころで色々と考えさせられる。 いま見ているシーズン4の冒頭…
中古の書籍を購入したら、カバーが下巻で中身が上巻だった。 ただいま、海外ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」にドハマリしているしていますが、先日、その原作本である「氷と炎の歌」をAmazonで購入したよ~という記事を書きました。 www.saiusaruzzz.com…
NHK「真田丸」第49回及び最終回の感想、総評です。 前回第48回「引鉄」の感想はコチラ↓ www.saiusaruzzz.com 第49回&最終回の感想 「真田丸」らしい最終回だったと思いました。 最後豊臣勢は破れ、主人公の信繁は死んで話は終わりますが、悲劇的な要…
先日、注文したドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」の原作、「氷と炎の歌」の一巻「七王国の玉座(上下巻)が届きました。 (引用元:「七王国の玉座」ジョージ・R・R・マーティン ハヤカワ文庫) 今は、空いている時間は「ゲーム・オブ・スローンズ」を見て…
読みたい、と思うブログとは ブログを書き始めてから、半年以上たった。 自分がブログを書き始めてから、他の人のブログもよく読むようになった。 妬ましくなってしまうくらい面白いブログもあった。 一方で、読み始めても興味が持続せず、最後まで読まずに…
司馬遼太郎の小説の中で最も好きな「項羽と劉邦」を紹介します。 *この記事は史実そのものではなく、司馬遼太郎の歴史小説「項羽と劉邦」の紹介と解説です。 項羽と劉邦 (上) (新潮文庫) posted with ヨメレバ 司馬 遼太郎 新潮社 1984-09-27 Amazon Kindle…
2016年12月9日(金)に発売された諌山創「進撃の巨人」21巻の感想&この漫画全体のテーマについての語りです。 20巻の感想のときにもさんざん語りましたが、語りたりないので語ります。 www.saiusaruzzz.com 21巻の前半 物語における登場人物の役割 …
むかし、自分がずっと読んでいたブログが、突然消えていたことがあった。 ほぼ毎日更新していたので、空いた時間を見つけて読みにいくことが習慣になっていた。 自分はそのブログが大好きだった。 変化は急に起こった。 それまでほとんど毎日、更新されてい…
2回目の申請で、Googleアドセンスに合格した 2016年12月に、2回目の申請でGoogleアドセンスに合格しました。 おめでとうございます! アカウントの承認手続きが完了しました。 二か月前に一次審査で落ちた 昔に比べて「格段に受かりにくくなってい…
NHK大河ドラマ「真田丸」第48回「引鉄」の感想です。 前回第47回「反撃」の感想はコチラ↓ www.saiusaruzzz.com 真田信繁の本当の戦いが、ここから始まる オープニングの有働さんのナレです。 堀をすべて埋められて、城を丸裸にされてもあきらめない。…
実際の事件をモチーフにしている 桐野夏生の小説「グロテスク」は、1997年に起こった東電OL殺人事件をモチーフにして書かれた小説である。 「東電OL事件」は、 慶應義塾大学を卒業して東京電力の総合職として働いていたいわゆる「バリキャリのエリー…
*大変申し訳ありませんが、この記事は読んだ人を不快にさせる可能性があります。自分はどんな内容の記事でも、誰かを不快にさせたり傷つけたりする可能性があると考えていますが、一応お断りしておきます。 ネットをやっていると 「人を不快にさせるような…
NHK大河ドラマ「真田丸」第47回「反撃」の感想です。 前回第46回「砲弾」の反応はコチラ↓ www.saiusaruzzz.com 片桐且元は、天守閣を狙うのを分かっていたのかと思っていた。 前回の最後に大阪城の天守閣に砲弾が撃ち込まれて、茶々が前言をひるがえ…
少し前に「自分の記事に対して、全員が友好的な反応を返してくれるなんてありえないのだから、ネガコメを気にしてブログをやめるのはもったいない」という主旨の記事を書いた。 www.saiusaruzzz.com 実は自分は、前からこの「ネガティブコメント」(以下ネガ…
先日、いつも愛読している「明晰夢工房」さんのブログで、こんな記事を読んだ。 saavedra.hatenablog.com 記事内で紹介されている記事も読んでみて、色々なことを考えさせられた。 以下は、あくまでこれらの記事を読んで、自分が考えたことだ。 誰の主張を代…
初めて来ていただいた方も何度かきていただいている方も、ご訪問ありがとうございます。 最近、訪問してくださる方が増え、大変ありがたいことにコメントなどをいただく機会も増えてきました。 今さらですが、コメント欄のご案内などを含め、このブログと書…
NHK大河ドラマ「真田丸」第46回「砲弾」の感想です。 前回第45回「完封」の感想はコチラ↓ www.saiusaruzzz.com クズ手でブラフをはるしかない 前回の快勝が嘘のように、手詰まり感がすごかったです。 結局、大坂方の取るべき道としては、 「根競べを…
子供のころ、ラノベが大好きでした。 自分が心の底からハマれる作品を求めて、キュウリをかじるかのごとく、片っ端から読んでいました。 自分の血肉の大部分は、ゲームと漫画とラノベでできています。(キリッ) 最近のラノベはまったく読まないのですが、自…
ドストエフスキーの最後の長編小説「カラマーゾフの兄弟」に、兄弟の父親であるフョードル・カラマーゾフという人物が出てくる。 大金持ちのやもめで四人の息子を持っており、この息子たちが題名である、「カラマーゾフの兄弟」である。 「カラマーゾフの兄…
NHK大河ドラマ「真田丸」 第45回「完封」の感想です。 前回、第44回「築城」の感想はコチラ↓ www.saiusaruzzz.com 戦いの中でこそ輝く男たち 今回は戦闘シーンが圧巻でした。 真田丸に向かっていっせいに攻め入る、前田・井伊勢に対して、策をもって…
ロボットアニメの主人公は、なぜロボットに乗るのか? なぜ、主人公が乗るものがロボットでなければいけないのか?? 商品化しやすいからでしょう?? というメタ視点の大人の事情はおいておいて、その作品の設定において「ロボットでなければならない必然性…
NHK大河ドラマ「真田丸」第44回「築城」の感想です。 前回第43回「軍議」の感想はコチラ↓ www.saiusaruzzz.com 今回、ツイッターを見ていたら、早丸組の皆さんから、 「おおおおおおおおおお~~!!! やべええええええ」 「なに、この演出!! 神」…
フジテレビで日曜日の14時からやっているドキュメンタリー「ザ・ノンフィクション」という番組がある。 これが毎回面白い。 テーマが決まっていて、そのテーマに該当する人の日常を追う。 前回の「女子プロレス界で生きる女性たち」もすごく面白かった。少…
11月5日(土)午後9時からテレビ朝日で放送された、柴咲コウ主演ドラマ「氷の轍」のあらすじ&ネタバレ感想です。 「氷の轍」あらすじ 厳寒の釧路で、一人の老人が凍死した。 男の名前は加藤千吉。 かつて「人買い」と呼ばれ、貧しい少女を売り買いして…
最近、色々な場所で「ネガコメに悩んでいる」「ブログをやめようかと思っている」という言葉を見るようになった。 自分はネガコメを受けてブログを止めるのは、非常にもったいないと思う。 というよりは、 「ネガコメがまったくこないことを想定して、ブログ…
自分が二十歳までに読んでおけばよかったと思う本を、勝手におススメします。 二十歳のころにこれを読んでいたら、その後の考え方が大きく変わったと思う本、二十歳のころの自分がこの本を読んだら、今の自分とはまったく違う感想を持つだろう本を中心に選び…
子供のころ、ゲームブックが大好きでした。 知らない人のために説明すると、ゲームブックは文章に番号が振られていて、用意された選択肢の番号に飛ぶことで、本をゲームのように楽しむことができます。 こんな感じ。 五〇:目の前に老婆と若い娘が囚われてい…