うさるの厨二病な読書日記

厨二の着ぐるみが、本や漫画、ゲーム、ドラマなどについて好き勝手に語るブログ。

2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧

【銀河英雄伝説考察】バーミリオン星域会戦で、もしヤンがラインハルトを倒していたらどうなっていたか?

歴史に「もしも」はないと作品中でも書かれているけれど、これを考えてみたくなった。既に考えている人がいると思うけれど、他の人の考えを読む前に、まずは自分の考えをまとめてみたい。 バーミリオン星域会戦時の状況 バーミリオン星域で、ラインハルトの…

はてなブログをHTTPS(SSL)化してみたら、意外とすんなりできた。

はてなブログの独自ドメインも、ついにHTTPSに対応したので、昨日一日かけてHTTPSにして修正した。 HTTPS化のやり方については超簡単で、ダッシュボードの「設定」→「詳細設定」の中にある「HTTPS配信を有効にする」を押すだけだ。 それだけなんだけれど、下…

篠原千絵「海の闇、月の影」を読んで「当麻克之が嫌いだったなあ」としみじみ思い出した。

篠原千絵の「海の闇、月の影」を読んでいて、「当麻克之のことが嫌いだったなあ」とひさしぶりに思い出した。 海の闇、月の影(1) (フラワーコミックス) 作者:篠原千絵 発売日: 2012/10/05 メディア: Kindle版 少女漫画の相手役の中で、最も受けつけないキ…

【漫画感想】中野純子「ちさ×ポン」の恐るべき重みと破壊力

*本記事には、性行為や性被害についての内容が含まれます。そういった話が苦手な方はご注意ください。 kindleやネットの漫画コンテンツで「ちさ×ポン」の一巻、二巻が無料試し読みの対象になっていたので、久しぶりに全5卷を購入して読んでみた。 ちさ×ポ…

夏休みの読書感想文にもおすすめ。海外児童文学10選。【小学生向け】

子供のころ、延々とループして読み続けた海外児童文学の中で面白くてお気に入りだったものをご紹介したい。 大人向けのものを子供向けに改変したものも多いので、そういうものは大人向けとの違いなどにも触れている。 少年・少女の成長譚 「トム・ソーヤーの…

【漫画感想】既刊3卷までを読んで、東元俊哉「テセウスの船」の犯人を考察してみた。

本記事は3巻までを読んだ時点での考察になっています。 2018年9月に発売した「テセウスの船」5卷までのまとめと考察はコチラ↓ www.saiusaruzzz.com 8巻までの感想 www.saiusaruzzz.com 東元俊哉「テセウスの船」を、既刊3卷まで読んだ。 テセウスの船(1…

実際の事件を元にしたフィクションについて思うこと。

色々と思うことがあるので書くことにした。 実写ドラマ化する「幸色のワンルーム」への批判から派生した話。 自分は基本的には、完全な創作であれば、その内容が現実の道徳や倫理に反しているという理由で世にあることを否定されるべきではないと思っている…

「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」と「秒速5センチメートル」に共通する怖さ。

*この記事は、下記の記事に書いた「秒速5センチメートル」の個人的な解釈と感想を前提として書かれています。 www.saiusaruzzz.com 「秒速5センチメートル」の何が怖いか。貴樹が「孤独な場所」に閉じ込められる原因がわからないところだ。原因がわから…

【映画感想】綾野剛主演「そこのみにて光輝く」は、俳優のガチンコ勝負から生まれた奇跡の純愛ストーリー。

Amazonプライムビデオで、前から気になっていた映画「そこのみにて光輝く」を観た。 そこのみにて光輝く 発売日: 2015/02/14 メディア: Amazonビデオ この商品を含むブログを見る 「設定が重い」「展開が暗くて救いがない」という話をチラホラ聞いていたの…