うさるの厨二病な読書日記

厨二の着ぐるみが、本や漫画、ゲーム、ドラマなどについて好き勝手に語るブログ。

よく読まれている、このブログのおススメの記事

このブログでおススメの記事を選びました。比較的、多くの方に読んでいただいているものです。ジャンルは小説や漫画、ドラマの批評・感想・管理人うさるの考え方などです。少しでも面白いと思っていただければ幸いです。 特におすすめしたいものはブログカー…

noteとカクヨムも書いています。

これからは時事問題や考え方などはnote、読書感想(本、漫画、アニメ、ゲームなどの感想や考察)はブログ、で住み分けて書こうと思います。 note.com カクヨムで一次創作もしています。(苦虫名義) ★異世界ファンタジー レニ&リオ ~皇国の女帝ですが夫の寵…

こんな風に物語を読んでいる。

ブログを書くようになってから、「物語を読む」とはどういうことかを特に考えるようになった。 このブログを書いている人は、こんな風な考え方に基づいて創作を読んで、感想を書いているんだなあと心にとめて記事を読んでくれると嬉しいと思い、自分の物語の…

【アニメ感想】「平家物語」第一話・第二話。美しい作画とアレンジされたストーリーが面白く期待大。他の関連作品も合わせて観たくなる。

「平家物語」第一話第二話を視た。 すごく面白い。久々に先が楽しみなアニメに出会えた。 平家にあらざれば人にあらず Amazon 原作は有名な歴史ものなので、あとはどうアレンジするかだが、このアレンジの仕方が良かった。 「未来が視えるびわという少女の視…

【Bloodborne(ブラッドボーン)考察】テキストから「血一元論」の世界観とストーリーを構築してみる。

前回。 www.saiusaruzzz.com (考察の条件) ①現在、「悪夢の主ミクローシュ」を撃破したところまでプレイした。 ②他の人の考察や制作者のインタビューなどはまったく読んでいない(ので、あくまで自分の個人的な考えや推測です) ③参考にしたのは、プレイし…

【小説感想】村上春樹「ドライブ・マイ・カー」を読み直して気付いた文章の凄さ。

ゴールデン・グローブ賞を受賞した記念に、「女のいない男たち」に収録されている「ドライブ・マイ・カー」をもう一度読み直した。 女のいない男たち (文春文庫) 作者:村上春樹 文藝春秋 Amazon 監督の濱口竜介は、原作に強く惹きつけられて映像化したくなっ…

2022年1月9日(日)読売新聞朝刊に掲載された、エマニュエル・トッドの「米中対立の今後の展望」が面白かった。

2022年1月9日(日)読売新聞朝刊に掲載された、仏の歴史人口学者エマニュエル・トッドが今後の米中対立について語った話が面白かったので、その感想。(引用箇所は、全て記事から引用) 十四億という過大人口を抱える中国の来るべき人口危機は日本よりも遥…

【Bloodborne(ブラッドボーン)考察】世界観の基本的な考え方&大まかなストーリー

今さら『Bloodborne』(ブラッドボーン)に無茶苦茶ハマっている。 「難しそうだな」「世界観が合わなそう」と喰わず嫌いしないで、もっと早くプレイすれば良かった。 【PS4】Bloodborne PlayStation Hits ソニー・インタラクティブエンタテインメント Amazo…

【2022年箱根駅伝・観戦記(復路のみ)】「青山学院大学が総合新記録、復路新記録、区間賞を連発する圧巻の強さで優勝!」

あけましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いします。 今年も二日、三日は箱根駅伝を観れるかと思いきや、二日は墓参りと親戚訪問になってしまった。 しかも何故か朝の八時半に家から出発することになったので、一区の途中までしか見られなかった…

【漫画感想】創作の力そのものを描いた「夢から覚めたあの子とはきっと上手く喋れない」に、今年の最後に出会えたことが嬉しい。

「正しくない」人たちの話であり、家庭内暴力、ネグレクトなどが、キツイ描写ではないが、モチーフとして出てくる。 気になる人は読まないほうが無難。 そうではない人には、ぜひ読んで欲しい。 九つの話が入った短編集だけど、全部良かった。 夢から覚めた…

NHK大河ドラマ「青天を衝け」は、歴史ではなく歴史の中を生き抜いた渋沢栄作の一生を描いた素晴らしいドラマだった。

終わってしまった~。 毎週、見るたびに元気をもらっていたので、終わってしまってとても寂しい。 幕末は創作の素材として人気が高いので、見ているほうも「歴史上は、次はこういうことが起こって、結果はこうなる」とわかっている。 その事象をどう描くかが…

読売新聞の書評欄「よみうり堂・読書委員が選ぶ2021年の三冊」を読んで読みたくなった本10冊&自分が2021年に読んだ本の中で、おススメの三冊

先日、「書評」が話題になっていたので、「書評を読んで読みたくなった本」を上げてみようかと思いたった。 読売新聞の「書評欄の読書委員が選ぶ『2021年の三冊』」を読んで読みたくなったもの、その中で「特に読みたくなったベスト3」を選んでみた。(青字…

構造主義の祖ソシュールの人生が、異世界転生も真っ青なくらいチートすぎて驚いた。

近代言語学の父、構造主義の祖と言われるソシュールの思想の細かい部分は、専門家ではない自分には、難しすぎてほとんど理解できない。 自分が理解した限り構造主義に大きな影響を与えたと思われるこの発想、 人間は言葉によって概念を区切って、その認識を…

「青天を衝け」の栄一と喜作のような五分五分の関係だったら、「鬼滅の刃」の巌勝は黒死牟にならなかったかもしれない、と高良健吾のインタビューを読んで思った。

昨夜「青天を衝け」の第40回を見て感動した勢いにのって、出演者のインタビューを読んだ。 主人公・栄一の幼馴染みで生涯の友だった喜作を演じた、高良健吾のインタビューが面白かった。 www.nhk.or.jp Q:栄一と喜作の関係をどのように思いますか? 基本的…

「弱いくらいなら悪であるほうがマシ」という価値観は悪役の華だが、これも「男らしさ」の一種なのかもしれない。

相変わらず「グイン・サーガ」を読んでいる。 43巻でダリウス大公が最期にブチかます「開き直った悪党の下衆な恨み節」を読んで、「そうそう、こいつ、最期の最期で滅茶苦茶面白いキャラになったんだよなあ」と思い出した。 読んだことがない人のために説明…

NHK大河ドラマ「青天を衝け」第39回感想 「人には役割がある」という言葉に感動する。

ラスト近くなって、若干駆け足かなと思っていたが、それでも十分面白い。 若いときから水戸学に傾倒して国を救うことに心を燃やしていた惇忠が、人生の最後で慶喜と対面したシーンには感動してしまった。 「自分の人生の意味」をはっきり認識できた、という…

「鬼滅の刃」の何が凄いと思うかを、今から全力で語りたい。

同業漫画家から見た『鬼滅の刃』以降のトレンド ”省略の美”から”少女漫画的な共感性”を重視 | ORICON NEWS 他の人が自分の好きな作品について語っているのをみると、自分も「自分はここが好きだ」とむしょうに語りたくなる。 というわけで、今から「自分は『…

【映画感想】「君が君で君だ」 七割くらいの人にとってnot for meの作品だと思うが、自分にとっては素晴らしい作品だったので全力で語りたい。

*本記事には「君が君で君だ」とネタバレが含まれます。未視聴のかたはご注意ください。 この映画の粗筋は、 同じ女の子を好きな三人の男が、女の子が好きな「尾崎豊」「ブラッド・ピット」「坂本竜馬」にそれぞれなりきって、生活を見守るために、その子の…

栗本薫「グイン・サーガ」41巻まで。天才ヨナの登場、アリの大活躍、シルヴィアがさらわれた、など。

「グイン・サーガ」41巻「獅子の星座」までの感想。 前回36巻まで。 www.saiusaruzzz.com 天才ヨナ登場 記憶だとナリスとリンダの二人は、婚約~新婚期間も落ち着いているというイメージだったが、まったくそんなことはなかった。 今回読んだら、マリウスと…

「コンビニの店員を10年以上やっている」はタイトルが肝だ、という視点で自分は読んだ。

コンビニの店員を10年以上やっている 増田は実際に会社員で、10年以上通っていたコンビニの店員を見てこう思った、というだけの話かもしれない。 増田で書くことは事実か否かという根本の判断から読み手に任せる、そういう前提がある。(事実かもしれない、…

知っているようで詳しく知らないので「ロシアの歴史」を通して学んでみた。

そう言えば、ロシアの歴史はロマノフ朝→革命→ソ連成立→スターリンの独裁→ソヴィエト崩壊→ロシア成立くらいのざっくりした知識しかないな、と思い「ロシアの歴史」を通して学んでみようと思い二冊読んでみた。 名称通り、ざっくりした流れだけを知りたいなら…

【アニメ感想】「迷家 ーマヨイガー」全12話には文句しか出てこないが、そこで語られなかったことに意味があるのではないか。

*この記事にはアニメ「迷家ーマヨイガー」のネタバレが含まれます。 三話まで見た感想。 www.saiusaruzzz.com アニメ「迷家ーマヨイガー」全12話を見た。 考えれば考えるほど、文句しか出てこない。 ・間が悪いために、聞いていて居心地が悪くなる会話。 ・…

遠いものほどよく見えて、近いものほど粗が目立つ「遠近歪曲のバイアス」について、自分の歪みや偏りを知るのはとても大切なこと、など。

2021年11月25日(木)読売新聞の朝刊「思潮」に掲載された、「遠近歪曲のバイアス」の話が面白かったのでその感想。 「遠近歪曲のバイアス」は、「遠いものほどよく見え、近いものほど粗が目立つというもの」。 「思潮」の中では例として「日本の人口減少の…

【漫画感想】「ヒメゴト~十九歳の制服~」 男装女子×女装男子の恋愛と少女が囚われている闇。二つのストーリーが等価で楽しめる凄い漫画。

「女装男子×援交少女×ボーイッシュだけど実は乙女な女の子の三角関係」 ということでおススメしてもらって読んでみたら、自分にとって好みドンピシャだった「ヒメゴト~十九歳~の制服~」全八巻の感想。 *ネタバレあります。 *性描写が多めで性被害も含む…

好みを鑑みておススメしてもらうのは、とてもありがたいです。

noteで「こういう三角関係が好きだ」という記事を書いたところ、「自分も好みが似ているのですが、この関係性がドンピシャだったよ」ということで「ヒメゴト~十九歳の制服~」をおススメしてもらった。(*作者の名前を見たことがあるなと思ったら、「少年…

「秒速5センチメートル」は補陀落渡海の話ではないか、と今さら気づいた。

www.saiusaruzzz.com (前提)「秒速5センチメートル」がこういう話に見える、自分の思いつきの話。 補陀落渡海は、入口を塗りこめた箱を舵のない船に積んで、そこに人が入り極楽浄土を目指して沖に流すという風習だ。 補陀落渡海 - Wikipedia 補陀落渡海を…

したな、自分の前で。「ガウェインの結婚」の話を!

タイトルは一度言ってみたかっただけの出落ちです。すみません。 最初の授業 はてブのホッテントリで「ガウェインの結婚」の話が上がっていた。 「すべての女性は自分の意志を持つことを望んでいる」ここが、基本ですよ。 まあ、少なくとも、ガールフレンド…

【漫画感想】高野ひと深「ジーンブライド」1巻を読んでみたが、自分はこう読んでここが面白かった。

*この記事は「ジーンブライド」1巻のネタバレを含みます。 話題になっていた高野ひと深「ジーンブライド」1巻を購入して読んだ。 ジーンブライド(1)【電子限定特典付】 (FEEL COMICS swing) 作者:高野ひと深 祥伝社 Amazon この話で一番面白いと思った…

栗本薫「グイン・サーガ」36巻まで。モンゴールの復活するも大丈夫か? アリ、カメロン、イシュトの三角関係など。

前回、30巻まで。 www.saiusaruzzz.com モンゴールが復活するも……大丈夫か? 27巻でアムネリスを奪還したあとから、モンゴールの復活までが思ったより早かった。 ヤヌスの戦い一戦だけで復活したが、意外と国の存亡は一戦だけで決まってしまうものなのかもし…

【「鬼滅の刃」キャラ語り】自分にとってのおばみつの最大のハマりポイントは、伊黒の信仰と殉教の自己完結性にある。

以前、「自分にとってその対象(創作)がナシだ」と思う点がどこかは、よくよく考えないとピンポイントではわかりづらいのではないか、という記事を書いたことがある。 「有り無し」の感覚は非常に微妙なものなので、人にわかってもらうためには、まず自分の…