うさるの厨二病な読書日記

厨二の着ぐるみが、本や漫画、ゲーム、ドラマなどについて好き勝手に語るブログ。

こんな風に物語を読んでいる。

ブログを書くようになってから、「物語を読む」とはどういうことかを特に考えるようになった。 このブログを書いている人は、こんな風な考え方に基づいて創作を読んで、感想を書いているんだなあと心にとめて記事を読んでくれると嬉しいと思い、自分の物語の…

noteを始めました。

noteを始めました。 note.com ブログの主旨とは違うなとか、ちょっとブログに書きにくいとか(神に怒られる系など)ある程度自分の手で「読まれやすさ」みたいなものをコントロールしたい(できないとしても、している感覚が欲しい)ものはnoteで書こうかな…

「三島由紀夫VS東大全共闘 50年目の真実」メモと感想。三島由紀夫というスターと尖がっている学生たちの舌戦が理屈抜きで面白かった。

前から観たかった「三島由紀夫VS東大全共闘 50年目の真実」を見た。 最初にまとめ的な全体の感想を書き、次に個々のお題についての自分が興味を持った部分のメモと感想。 *各種話の内容や引いた思想の内容は、自分が理解した限りです。正確な内容は自分で…

NHK大河ドラマ「青天を衝け」第18回までの感想 すごく面白いが、一体どこがそんなに面白いのか。

凄く久しぶりに「観終わったあと、一週間後の放送が楽しみな感覚」を味わっている。 大河ドラマ「青天を衝け」|NHKオンライン 日曜日の八時にはテレビの前に正座待機するくらい面白い。 一体何がそんなに面白いのか、考えてみた。 一番大きい要素は、主人公…

アンチミステリにして思想小説にして青春小説。多元的宇宙を持つ 奥泉光「ノヴァーリスの引用」

前回の感想は衝撃の余り取り乱してしまったので、「どうせまたいつか読むだろう」と書いた通り、気持ちを落ち着けて再読してみた。 *以下ネタバレが含まれます。 ノヴァーリスの引用/滝 (創元推理文庫) 作者:奥泉 光 東京創元社 Amazon 前回はラストの衝撃…

「進撃の巨人」最終巻まで読んだ感想。「進撃の巨人」のここが好きだった。

「進撃の巨人」最終巻34巻を買った。読んだ。終わった。終わってしまった。 進撃の巨人(34) (週刊少年マガジンコミックス) 作者:諫山創 講談社 Amazon こういう終わり方になるとは思わなかったし、最終回を読んだ直後は「こんなに綺麗に終わっていいの…

【映画感想】細田守監督「未来のミライ」を面白く見るたったひとつの方法

自分は細田守監督作品とは余り相性がよくない。 「時をかける少女」「サマーウォーズ」「おおかみこどもの雨と雪」と三作観て、「自分には合わないな」と思ったので、その先の作品は観ていなかった。(「時をかける少女」は良かった。) 今更ながらアニメ映…

「面白いものを共有したい」ではなく、「共有できるものが面白い」になるのはキツイ。

タイトルで全てなので、これ以上書くこともないのだけれど、創作について「わからないものはつまらないと思われるようになった」という話を目にしたので、それについて。 興味を持って触れてみた。 ところが読み(見)続けて、考えてみてもわからない。「だ…

【ゲーム感想】「海楼館殺人事件 探偵・癸生川凌介事件譚 Vol.2」 昔なつかしの推理ADVの雰囲気をたっぷり楽しめた。

ニンテンドーSwitchで「海楼館殺人事件」をプレイした。 元々はアプリ用のゲームなのかな。 ちょっと短めだけど、値段も500円なので後述する部分以外は満足だ。 ストーリーは、大手建設会社の会長が洋上に趣味で建てた海楼館のイベントに主人公たちが招待さ…

解釈違いは、なぜ「怖い」のか。

www.saiusaruzzz.com 「創作における神とは、その作品内のみで機能している『作品固有のルール』ではないか」という話を前の記事で書いた。 そのことをよく表しているのが、「ブラッド・メリディアン」の判事のセリフだという話も合わせて書いたのだけれど、…

「『考察とは何ぞや?』から始まる創作をどう読むか」についての持論

いま、ちょっと話題になっているので、「考察とは何ぞや?」についての持論をまとめておきたい。(あくまでこのブログにおける持論) 創作における神は「創作内でのみ機能する独自の法則性」 「考察」とは、物事を明らかにするためによく考え調べることだが…

「小説を読むことは、情報の認識の方法の差から生まれる特殊な癖」だという持論。

「創作に携わっている人でも小説を読まない人がいる」 「今の小説界隈で受けるのは、極端なことを言えばセリフ劇で日常の一コマを切り取ったものだ」 という話を読んだので、「小説を好んで読む人と読まない人」について考えていることを書きたい。 自分が今…

「初めてのラカン」としてわかりやすくて超おススメ。「疾風怒濤精神分析入門 ージャック・ラカン的生き方のススメー」

ジジェクからラカンに興味を持った www.saiusaruzzz.com この本に出てきたスロヴェニアの哲学者にして精神分析家のスラヴォイ・ジジェクに興味を持って調べたら、ラカンの娘婿から精神分析を学んだ「ラカン派の精神分析家」であることがわかった。 そういえ…