進撃の巨人
人生で「父親」になることがないだろう自分が、もし父親になっていたらこうなっていたかもしれない、と思う「父親像」が「進撃の巨人」のグリシャだ。 自分の中で「父親」は「父でもあり息子でもある存在」だ。*1 「父親」は、突然「父親」として生まれ出る…
「進撃の巨人」最終巻34巻を買った。読んだ。終わった。終わってしまった。 進撃の巨人(34) (週刊少年マガジンコミックス) 作者:諫山創 講談社 Amazon こういう終わり方になるとは思わなかったし、最終回を読んだ直後は「こんなに綺麗に終わっていいの…
*ネタバレなし感想です。 と言いつつのっけから、「オレ達の戦いはこれからだ!!」に笑った。やってくれるぜ。 単行本派なので話の細かい部分についていけていないけれど、まずは完結めでたい&長期連載本当にお疲れ様でした。 まさか、こんな風に終わると…
よく似た話(自分の中で)を二作続けて読んだ。 [まとめ買い] あげくの果てのカノン 作者:米代恭 メディア: Kindle版 少女巡礼(1) (サイコミ) 作者:にしお 栞 発売日: 2019/01/30 メディア: コミック 二作とも面白かったので、「面白い漫画が読みたい」と思…
www.saiusaruzzz.com この記事の続き。 上の記事で「『進撃の巨人』は世界に対する怒りそのものと感じる」と書いた。 根底にあるその怒りのエネルギーがずっと持続しているところが、「進撃の巨人」のすごいところだ。怒りが払しょくされていく話なのかと思…
「進撃の巨人30巻」を読んだ。 かなり衝撃を受けていて、モヤモヤをそのまま語るのであまりまとまっていない。 モヤモヤしたまま語りたい。 進撃の巨人(30) (週刊少年マガジンコミックス) 作者:諫山創 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2019/12/09 メデ…
www.saiusaruzzz.com 前回の記事で、「他者は他者である限り、自分という存在を規定し、縛り、歪め抑圧する可能性を内包する存在」であることを「他者が内包するリスク」と仮に名付け、その「リスクを取ってでも他者といるのか」という軸で「赤ずきんの狼弟…
評判が良かったので、茂木清香「赤ずきんの狼弟子」を既刊三巻を購入した。 赤ずきんの狼弟子 作者: 茂木清香 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 無力な人間、人間を喰らう獣人、獣人を狩る本能を持つ狩人の三種の人種が存在する世界で、「最…
2018年11月18日(日)情熱大陸「進撃の巨人の作者 諌山創」の感想です。 自分は割と明確に作者と作品は別物と考えているのけれど、作者が自ら表に出て語るのを見ると多少は作品との関連を考えてしまう。 情熱大陸を見て、「進撃の巨人」はまさにこの人から生…
進撃の巨人25巻を読んだ。 進撃の巨人(25) (講談社コミックス) posted with ヨメレバ 諫山 創 講談社 2018-04-09 Amazon Kindle ずっと「すごいすごい」言っているけれど、どんどんすごくなるので、アホみたいにすごいと繰り返すしかない。 「進撃の巨人」の…
自己肯定感については、前に一度書いたことがある。 www.saiusaruzzz.com 自己肯定感の話題を見ると、「自分が考えているものと少し違うな」と思うことが多い。 なので自己肯定感については、もう一度まとめて書きたいと思っていた。 あくまで自分の考えだ。…
2017年4月に発売した諌山創「進撃の巨人」22巻の感想及びテーマについての再考です。 テーマについては新刊が出るたびに考えていますが、新たな考えも出てきたので、改めて語りたいと思います。 20巻までの感想はコチラ↓ www.saiusaruzzz.com 21巻の感想は…
2016年12月9日(金)に発売された諌山創「進撃の巨人」21巻の感想&この漫画全体のテーマについての語りです。 20巻の感想のときにもさんざん語りましたが、語りたりないので語ります。 www.saiusaruzzz.com 21巻の前半 物語における登場人物の役割 …
先日、最新刊である20巻が発売された「進撃の巨人」ですが、たいへん面白かったです。 進撃の巨人(20) (講談社コミックス) posted with ヨメレバ 諫山 創 講談社 2016-08-09 Amazon Kindle 「進撃の巨人」との出会い 最初のころは熱中していて、じょじょに…