うさるの厨二病な読書日記

厨二の着ぐるみが、本や漫画、ゲーム、ドラマなどについて好き勝手に語るブログ。

漫画

【「鬼滅の刃」キャラ語り】黒死牟こと継国巌勝は、一生懸命すぎてはた迷惑なところが魅力だと思うのだ。

「鬼滅の刃」の鬼サイドで一番好きなのは、圧倒的に黒死牟こと継国巌勝だ。 この人のどこが好きかを書こうとすると、なぜか悪口みたいになってしまうのだが、とりあえず自分が巌勝のどこが好きかを語りたい。 自分から見た巌勝は、ひと言で言うと「思い込み…

【漫画感想】真田つづる「私のジャンルに『神』がいます」各話ごとの感想。

「おけけパワー中島」で一躍有名になった、「同人女の感情」改め「私のジャンルに『神』がいます」 私のジャンルに「神」がいます (コミックエッセイ) 作者:真田 つづる 発売日: 2020/11/12 メディア: Kindle版 最近は漫画はほぼ電書で購入しているんだけれ…

【「鬼滅の刃」キャラ語り】「伊黒小芭内はなぜ甘露寺蜜璃に靴下を贈ったのか?」という疑問から、二人の関係について考えた。

*ネタバレ注意。 (引用元:「鬼滅の刃」14巻 吾峠呼世晴 集英社) 「なぜ、伊黒は蜜璃に靴下を贈ったのか?」がすごく気になる。 「伊黒がなぜ蜜璃に靴下を贈ったのか?」は、自分の中で大きな謎のひとつだ。(真顔) 公式ファンブックには「蜜璃が隊服を…

【漫画感想】「鬼滅の刃」22巻まで読んですごいと思ったところを、黒死牟のエピソードを例に話したい。

鬼滅の刃 1 (ジャンプコミックスDIGITAL) 作者:吾峠呼世晴 発売日: 2016/06/17 メディア: Kindle版 今さらだけど、「鬼滅の刃」の既刊22巻までとアニメシーズン1を観た。 もうさんざん色々と言われつくされていると思うが、それでも自分の感じ方を書きたく…

【推しキャラの死の思い出語り】マニゴルドが死んだとき、ショックがデカすぎてその後の展開が記憶からすべて吹っ飛んだ。

私のジャンルに「神」がいます 作者:真田 つづる 発売日: 2020/11/12 メディア: 単行本 「おけけパワー中島」で有名になった「同人女の感情」改め「私のジャンルに『神』がいます」が完結した。 特に「素晴らしき過疎ジャンル」が好きで繰り返し読んでいる…

「水溜まりに浮かぶ島」を2巻まで読んだ感想&今のところの疑問&考えたことのメモ。

作者は「僕だけがいない街」の三部けい。 水溜まりに浮かぶ島(1) (イブニングコミックス) 作者:三部けい 発売日: 2020/03/23 メディア: Kindle版 裏社会に生きる殺し屋・黒松とネグレクトされている妹思いの少年・湊の心が入れ替わる話。 黒松はその筋の…

「葬送のフリーレン」感想・裏面 美しすぎる過去が超えられないハードルになるかもしれない。

www.saiusaruzzz.com すごくいいな、と思っているけれど、先が不安な部分もある。 自分がこの話でいいと思うほぼ全ての要素は、「フリーレンとヒンメルの関係性」にある。 アイゼンが言っているこの言葉がすべての話だ。 (引用元:「葬送のフリーレン」1巻…

【漫画感想】時を超えて仲間を思い続ける「葬送のフリーレン」が尊すぎて、涙がとまらない。

たまたま見たPVで、涙腺が決壊した。 『葬送のフリーレン』PV初公開 魔王を倒した勇者一行のその後を描く“後日譚”ファンタジー PVで泣いたのは「カールじいさんの空飛ぶ家」とこれくらいだ。しかも何度見ても泣く。 本編も絶対泣くだろうな、と思って既刊二…

【「SLAM DUNK」キャラ語り】「田岡の夢」とコインの裏表である魚住と赤木の関係性について語りたい。

10月2日(金)にBリーグが開幕した。 アルバルク東京対川崎ブレイブサンダースは開幕にふさわしい好カードだった。 バスケを久しぶりに観て、突然「SLAM DUNK」について語りたくなったので語りたい。 「SLAM DUNK」は、「自己探求を通じて、自己実現(悟り…

「俺がいるだけで、周りが不幸になる」罪悪感キャラは、恋愛と相性が悪いからこそ恋愛モノと相性がいい。

「罪悪感キャラ」とは、罪悪感が極まっていていっぱいいっぱいの状態のキャラのことだ。(造語) 先日14巻が出た「中卒労働者から始める高校生活」の主人公・片桐真実は、絵に描いたような「罪悪感キャラ」だ。 中卒労働者から始める高校生活 10 作者:佐々木…

「中卒労働者から始める高校生活」を14巻まで読み返して、五十嵐がすごく好きなことに気づいた。

「中卒労働者から始める高校生活」の14巻が出た。 様々な社会問題が最終的には恋愛の背景に収まってしまうのがこの漫画の大きな特徴だ。 そのあたりを割り切って読めば面白い。 中卒労働者から始める高校生活 14 作者:佐々木ミノル 発売日: 2020/09/28 メデ…

【アニメ感想】「刻刻」のここが面白かった。

*ネタバレがあります。「刻刻」を未読・未視聴のかたはご注意ください。 堀尾省太原作「刻刻」のアニメを見た。 㐧壱刻 メディア: Prime Video 同じ作者の「ゴールデン・ゴールド」が好きなので、アニメを見てみた。 無茶苦茶面白かった。 アニメは原作と…

【漫画感想】「鉄民」全3巻。「入れ替わりホラー」は意外と難しいのかもしれない。&「ポリスノーツ」のことを思い出した。

*ネタバレあります。 鉄民 : 1 (アクションコミックス) 作者:菅原敬太 発売日: 2015/04/28 メディア: Kindle版 人口約3500人の沙々来島で、知らないあいだに住民が「鉄民」と呼ばれる機械人形に少しずつ入れ替わっていく話。 「スナッチャーに似ている」…

漫画版「十角館の殺人」2巻感想。コミカライズの面白さは、作画者の解釈が楽しめるところ。

漫画版「十角館の殺人」2巻が発売された。 十角館の殺人(2) (アフタヌーンコミックス) 作者:綾辻行人 発売日: 2020/08/21 メディア: Kindle版 第一の殺人が起こり、いよいよ話が始まった感がある。 二巻を読んでいて不思議な感覚に襲われた。 「先が楽し…

【漫画感想】南波あつこ「青夏 Ao-Natsu」の今後をこんな風に予想。

南波あつこの「青夏-Ao Natsu-」全8巻を読んだ。 高校一年生の理緒が、夏休みに祖母のいる田舎に行き、そこで地元の高校生・吟蔵に出会う。ひと夏の恋の話。 *以下ネタバレあり。 青夏 Ao-Natsu(1) (別冊フレンドコミックス) 作者:南波あつ…

「かぐや様は告らせたい」19巻のカップル論争に参戦したい。

かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~ 19 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL) 作者:赤坂アカ 発売日: 2020/07/17 メディア: Kindle版 (引用元:「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」19巻 赤坂アカ 集英社) 基本的に「公式で固定され…

ウソップ視点で見た「ワンピース」みたいな話=「選ばれていない人」視点の話について。

主人公が最強でない作品 「ウソップが視点人物のONEPIECE」みたいなのが見たい つまり、ずっと一貫して弱ペダやバキみたいにならない作品 あるいは主人公に特殊な能力がほとんどないかあっても劇中世界では凡人に近いレベル。(イシドロ視点のベルセルクと…

【漫画感想】人間には意味がわからない恐ろしさ「畏怖」を抱かせる傑作 中山昌亮「後遺症ラジオ」

*ネタバレがあり。 ここ最近では一番の掘り出し物だった。 自分が考えるホラーの理想形なので、ホラーが好きで読んだことがない人には推したい。できれば、多くの人に読んで欲しい。 ただ「神に憑かれる話」なので、ホラーの中でも「畏怖系」が苦手な人には…

「信頼のできない語り手」と「信頼のできない視点」についての雑談

先日見た「かまいたちの夜」の解説動画の中で、「『かまいたちの夜』は選択肢を間違うと、主人公がプレイヤーにとって『信頼のできない語り手』に変貌する」という考えが述べられていて面白いなと思った。 「信頼のできない語り手」は何か作為があったり、も…

【漫画感想】モリエサトシ「私の正しいお兄ちゃん」は「面白くない」ところにすごさがある。

*ネタバレしています。 私の正しいお兄ちゃん(1) (BE・LOVEコミックス) 作者:モリエサトシ 発売日: 2019/04/12 メディア: Kindle版 モリエサトシ「私の正しいお兄ちゃん」全四巻を読んだ。 最初に読んだときは色々と引っかかる部分があって、否定的な感…

【漫画感想】高橋ツトム「残響」 乾いた非情な世界に家族愛を浮かび上がらせる「画の力」

[まとめ買い] 残響(ビッグコミックススペシャル) 作者:高橋ツトム メディア: Kindle版 「残響」はストーリーやセリフを極限まで切り詰めることで、絵(演出含む)の力でどこまで伝えられるかを挑戦しているように見える。 高橋ツトムの絵は元々大好きだが…

【漫画感想】藤本タツキ「チェンソーマン」を読んで考えてしまうとちょっと辛いので、考えないことにした。

チェンソーマン 1 (ジャンプコミックスDIGITAL) 作者:藤本タツキ 発売日: 2019/03/04 メディア: Kindle版 増田で盛り上がっていたので読みだしたら止まらなくなり、既刊7巻までいっき読みした。 話も面白いし、何よりバトルシーンがカッコよく、デンジがチ…

【「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」キャラ語り】バランが嫌いだったのは、どこまでも「父親」だったからなのかもしれない。

www.saiusaruzzz.com アルガスを含め男キャラの場合は「なぜそんなことをするのか」という経緯の説明(共感措置)も省かれていることが多い。 訳もなく人を傷つけ貶める嫌な奴として描かれ「何という哀しい笑い声や…」と言ってくれる人も現れない。 前回の記…

【「かぐや様は告らせたい」キャラ語り】子安つばめ先輩に見る「私の価値の耐えられない軽さ女子」の闇。

「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」の16巻の石上とつばめ先輩のエピソードが、読んでいてぞわぞわしたのでちょっと考えを整理したい。 かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~ 16 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL) 作者:赤坂アカ 発…

【映画感想】「翔んで埼玉」に見る「埼玉県民は埼玉を知らない」というリアリティ

翔んで埼玉 発売日: 2019/09/11 メディア: Prime Video 面白かった。 無茶苦茶なコメディか、と思いきや、意外と王道のストーリー展開だった。 麗の配役にGACKTを思いついた人は天才だと思う。 一番笑ったのは流山で対峙した千葉の軍勢の中に、チーバくんと…

武田すん「グレイプニル」に見る、自分の好きなストーリー展開のパターン4つ。

「グレイプニル」既刊8巻までを読んだ。 [まとめ買い] グレイプニル 作者:武田すん メディア: Kindle版 ストーリーはよくある異能バトルものだが、絵柄、キャラクター、展開がとにかく好みだ。 最初はドストライクキャラである、目つきが悪いそばかすっ娘、…

「気持ち悪い」を巡る話は、理解を(一方的に)求めないものがいい。

よく似た話(自分の中で)を二作続けて読んだ。 [まとめ買い] あげくの果てのカノン 作者:米代恭 メディア: Kindle版 少女巡礼(1) (サイコミ) 作者:にしお 栞 発売日: 2019/01/30 メディア: コミック 二作とも面白かったので、「面白い漫画が読みたい」と思…

「金田一少年の事件簿File2 異人館村殺人事件」を読んで、自分の「そういうもんだライン」について考える。

*この記事は、「金田一少年の事件簿File2 異人館村殺人事件」の犯人を含むネタバレが含まれています。未読のかたはご注意ください。 「金田一少年の事件簿」がFile3まで無料になっていたので、久しぶりにfile2「異人館村殺人事件」を読んでみた。 金田一…

【漫画感想】ろびこ「僕と君の大切な話」 主語デカい話からたった一人の「僕と君」になる。

*ネタバレあります。 「僕と君の大切な話」が全七巻で完結した。 僕と君の大切な話(7) (デザートコミックス) 作者:ろびこ 発売日: 2020/03/13 メディア: Kindle版 だらだら続くよりは、東くんと相沢さんがめでたくカップルになったところで終わってよか…

【漫画感想】藤村真理「少女少年学級団」子供たちの描写が魅力的だからこその贅沢な不満。

余りの面白さに、全9巻大人買いしていっき読みしてしまった。 [まとめ買い] 少女少年学級団 作者:藤村真理 メディア: Kindle版 どこかで見たことがある絵だと思ったら、「きょうは会社休みます。」と同じ作者だった。 連載時期がかぶっているんだけど、二作…