うさるの厨二病な読書日記

厨二の着ぐるみが、本や漫画、ゲーム、ドラマなどについて好き勝手に語るブログ。

漫画

聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話外伝1卷~7卷までネタバレ感想

「聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話」の外伝は、本編ではエピソードごとにアッという間に死んでいく黄金たちの活躍を見ることができる、ファンには嬉しい外伝だ。 こういう作りの外伝は、「ただそのキャラが見られればいい」というそのキャラのファンブ…

【ネタバレあり】諌山創「進撃の巨人」あらすじと重要設定を5分でおさらい(27巻まで・随時更新)

だいぶ世界の姿が分かってきて、話もややこしくなってきたので、一巻から改めて読み直してみました。 読み直してみると何気なく読み飛ばしていた事実があったり、初めに読んだときには理解できなかった登場人物の心情に感じ入ったりします。 ひと言でいうと …

【ロストキャンバスキャラ語り】アスプロスは、真面目で優しくて面倒くさすぎると思うのだ。

外伝ごとの感想を書こうと思ったのだけれど、アスプロス、デフテロス関連のエピソードが余りに秀逸かつ言いたいことが色々と出てきたので、この二人の関係について語りたい。 聖闘士星矢THE LOST CANVAS冥王神話外伝 11 (少年チャンピオン・コミックス) post…

【ロストキャンバスキャラ語り】パンドラとラダマンティスの関係のどうしようもない断絶具合と、思いが通じ合った凄さについて語りたい。

パンドラの唐突なデレデレぶりにもびっくりしたが、まさかの両想いにもビックリした。 だとすると、あの調教ごっこはそういうプレイだったわけか…。バレンタインには同情の念を禁じ得ない。そういうところも含めて「高潔なかた」だと思っていたのかな。 こ…

聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話 各エピソード別のネタバレ感想

聖闘士星矢「ロストキャンバス 冥王神話」全25卷を通しで読んだ。 [まとめ買い] 聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話 作者: 車田正美,手代木史織 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 話を断片的にしか覚えておらずほとんど初読だったこともあり…

情熱大陸「漫画家 諌山創 進撃の巨人の最終コマが明らかに」の感想。

2018年11月18日(日)情熱大陸「進撃の巨人の作者 諌山創」の感想です。 自分は割と明確に作者と作品は別物と考えているのけれど、作者が自ら表に出て語るのを見ると多少は作品との関連を考えてしまう。 情熱大陸を見て、「進撃の巨人」はまさにこの人から生…

「ブラック・エンジェルズ」の男女観は、当時としては革新的だったのかもしれない。

少し前に、少年漫画に出てくるステレオタイプな女性キャラについての話題を読んだ。 創作においては、ある程度はキャラの造形が現実とはかけ離れた、画一的な部分があっても仕方がないのではと思っている。少女漫画における男性キャラについてもそうだ。 キ…

【ネタバレ感想】藤田和日郎「邪眼は月輪に飛ぶ」は、「神殺し」ではなく「人間対人間」の物語だった。

藤田和日郎の「邪眼は月輪に飛ぶ」を読んだ。元々短期連載の予定だったようで、全一巻で綺麗にまとまっている。 邪眼は月輪に飛ぶ (ビッグコミックス) posted with ヨメレバ 藤田 和日郎 小学館 2007-04-27 Amazon Kindle 人間を殺戮する自然の脅威と戦うい…

【ネタバレあり】東元俊哉「テセウスの船」5卷までのまとめと考察

東元俊哉「テセウスの船」のまとめ及び考察です。 現在、既刊の5卷までの情報に基づいた考察です。本誌の内容や他のかたの考察及び感想は読んでいません。 3卷までの情報での考察はコチラ↓ www.saiusaruzzz.com 5卷までの情報まとめ 1989年①のまとめ(心…

【ネタバレ感想】道原かつみ版「銀河英雄伝説」を読み直して、最高だと思った。

新作アニメを見たこともあり、「銀河英雄伝説」の原作及び道原かつみ版を読み直そうと思って購入した。記事を書くにあたって、ところどころ記憶が薄れているところもあったというのもある。 藤崎竜版も一巻を購入して読んだけれど、イマイチ合わなかった。…

【ネタバレ感想】「憂国のモリアーティ」を6卷まで読んだので、良かった点と気になった点を語りたい。

コナン・ドイルの「シャーロック・ホームズシリーズ」を原作・原案にした「憂国のモリアーティ」を既刊6卷まで読んだ。 憂国のモリアーティ 1 (ジャンプコミックス) posted with ヨメレバ 三好 輝 集英社 2016-11-04 Amazon Kindle 原作は余り関係なく、若…

「アンネローゼというキャラの面白さに今さら気づいた」&銀河英雄伝説プチ物語論

先日、「アンネローゼは大人しくて穏やかで控えめで自己主張もせずつまらないキャラだな、と思っていたけれど、よく読んだら自分の意志を曲げない強いキャラだ」という記事を書いた。 www.saiusaruzzz.com その話の続き。 相変わらず独断と偏見に満ちた内容…

広島・原爆ドーム~宮島・厳島神社~しまなみ海道に行ってきた。

お盆休みに広島、宮島、尾道から今治に続くしまなみ海道に行ってきました。 暑かった……。 広島 原爆ドームを見学 お昼に広島についたので、さっそくお好み焼を食べようとお店を探す。 ガイドブックに載っている店は、みな長蛇の列だった。地元の人だけが知…

【銀河英雄伝説キャラ語り】大人になって分かったアンネローゼのすごさ

長い間「アンネローゼは、つまらないキャラだな」と思っていた。 15歳のときに権力者の後宮に入らざるえなかったことには同情するけれど、その後はずっと「何とかパイ」とか「ケルシーのケーキ」を焼いて、黙って微笑んでいるだけ。 いつの時代も、こういう…

【ネタバレ感想】「モンキーピーク」7卷。あれ? あの人は猿の仲間じゃないよね?

この記事は原作志名坂高次、作画粂田晃宏「モンキーピーク」7卷のネタバレ感想です。 未読のかたはご注意ください。 モンキーピーク 07 (ニチブンコミックス) posted with ヨメレバ 粂田晃宏 志名坂高次 日本文芸社 2018-07-27 Amazon Kindle うん? 八木、…

「同じ星の人間とは思えない」から話すのだ。ろびこ「僕と君の大切な話」

ろびこ「僕と君の大切な話」の最新刊4卷を読んだ。 僕と君の大切な話(4) (KC デザート) posted with ヨメレバ ろびこ 講談社 2018-07-13 Amazon Kindle だいぶ登場人物が増えて、話が広がってきている。 これはこれで面白いのだけれど、最初のころの東くん…

恋とは何かを知りたければ、中野純子「ヘタコイ」を読むといいよ。

以前、感想を書いた「ちさ×ポン」はすごい話だと思うけれど、好きか嫌いかと言われれば実はそんなに好きではない。 www.saiusaruzzz.com エンターテイメントにしては重すぎる。 「恋愛に憧れて付き合ってみたら、こういう問題に直面する現実を描いているんで…

【ネタバレあり】乃木坂太郎「幽麗塔」で犯人当てを外した反省会&物語で外してはいけないポイントを考える。

この記事では乃木坂太郎「幽麗塔」の犯人「死番虫」の正体をネタバレしています。未読のかたは犯人を知らない状態で、本編を読まれることをおススメします。 幽麗塔 1 (ビッグコミックス) posted with ヨメレバ 乃木坂 太郎 小学館 2011-11-30 Amazon Kindle…

恋愛シミュレーション「ドルアーガの塔-Tower of Defender-」について。

恋愛シミュレーションアプリ「ドルアーガの塔 Tower of Defender」 あれ? 「シミュレーヨン」じゃなくなっている。まあ、いいか。 「ドルアーガの塔」がまさかの恋愛シミュレーションゲーム化し、はてブをざわつかせていた。 これは悪魔ドルアーガが塔に封…

【銀河英雄伝説考察】バーミリオン星域会戦で、もしヤンがラインハルトを倒していたらどうなっていたか?

歴史に「もしも」はないと作品中でも書かれているけれど、これを考えてみたくなった。既に考えている人がいると思うけれど、他の人の考えを読む前に、まずは自分の考えをまとめてみたい。 バーミリオン星域会戦時の状況 バーミリオン星域で、ラインハルトの…

篠原千絵「海の闇、月の影」を読んで「当麻克之が嫌いだったなあ」としみじみ思い出した。

篠原千絵の「海の闇、月の影」を読んでいて、「当麻克之のことが嫌いだったなあ」とひさしぶりに思い出した。 少女漫画の相手役の中で、最も受けつけないキャラだった。 「海の闇、月の影」は好きだけれど、双子で取り合うのが当麻、というのがどうも納得が…

【ネタバレ感想】中野純子「ちさ×ポン」の恐るべき重みと破壊力

*本記事には、性行為や性被害についての内容が含まれます。そういった話が苦手な方はご注意ください。 kindleやネットの漫画コンテンツで「ちさ×ポン」の一巻、二巻が無料試し読みの対象になっていたので、久しぶりに全5卷を購入して読んでみた。 ちさ×ポ…

【ネタバレ感想】既刊5卷までを読んで、東元俊哉「テセウスの船」の犯人を考察してみた。

本記事は3巻までを読んだ時点での考察になっています。 2018年9月に発売した「テセウスの船」5卷までのまとめと考察はコチラ↓ www.saiusaruzzz.com 東元俊哉「テセウスの船」を、既刊3卷まで読んだ。 テセウスの船(1) (モーニング KC) posted with ヨメ…

【銀河英雄伝説キャラ語り】ロイエンタールとミッターマイヤーの関係についての考察。

銀河英雄伝説の「双璧」ことロイエンタールとミッターマイヤーの関係についての話。 この二人の話はちょこちょこ書いてきたのだけれど、改めて二人の関係に焦点を絞って書きたい。 突っ込んだ内容で、自分が思ったことをそのまま書くので、「この二人の友情…

山本直樹「レッド」と「普通の人たち」が引き起こした連合赤軍事件について。

山本直樹の「レッド」の一巻、「レッド 最後の60日間 そしてあさま山荘へ」の一巻が試し読みの対象になっていたので読んでみた。 レッド(1) (KCデラックス イブニング) posted with ヨメレバ 山本 直樹 講談社 2007-09-21 Amazon Kindle レッド 最後の60日 …

山崎峰水「MAIL-メイル-」を読んで、「怪異の因果が分からないこと」がホラーの怖さの肝だと思った。

anond.hatelabo.jp ブコメを見てもトラバを見ても、「あったな~~」と言い続けてしまう。 こういう話題のときにひっかかりやすいのは、「当時大人気だった」というのはどれくらいの人気で、「今は廃れた」というのは何をもって「廃れた」というのか判断す…

【ネタバレ感想】「モンキーピーク」6卷。猿との総力戦であの人も犠牲に。その結末は? 

この記事は原作志名坂高次、作画粂田晃宏「モンキーピーク」6卷のネタバレ感想です。 未読のかたはご注意ください。 モンキーピーク(6) (ニチブンコミックス) posted with ヨメレバ 志名坂高次 日本文芸社 2018-04-28 Amazon Kindle 2018年7月発売の7卷の…

【「進撃の巨人25巻 ネタバレ感想】「自分が悪である」世界で、どう生きるのか。

進撃の巨人25巻を読んだ。 進撃の巨人(25) (講談社コミックス) posted with ヨメレバ 諫山 創 講談社 2018-04-09 Amazon Kindle ずっと「すごいすごい」言っているけれど、どんどんすごくなるので、アホみたいにすごいと繰り返すしかない。 「進撃の巨人」の…

河原和音「素敵な彼氏」の感想と、少女漫画の「王道」について考えたこと。

「高校デビュー」や「青空エール」、「俺物語」の原作で有名な河原和音が描いた「素敵な彼氏」を既刊6卷まで読んでみた。 素敵な彼氏 1 (マーガレットコミックス) posted with ヨメレバ 河原 和音 集英社 2016-05-25 Amazon Kindle 巧みな職人芸で、「王道…

「ヒロインが、主人公ではない別の男と結婚する物語」という増田からの派生妄想。

anond.hatelabo.jp この記事には、「この創作物は、上記の定義に該当すると考えられる」「こういう内容だった」というネタバレが含まれます。 一切のネタバレを回避したい方は、この時点でのブラウザバックをおススメします。 「ヒロインが、主人公ではない…