うさるの厨二病な読書日記

厨二の着ぐるみが、本や漫画、ゲーム、ドラマなどについて好き勝手に語るブログ。

漫画

【ネタバレあり】諌山創「進撃の巨人」あらすじと重要設定を5分でおさらい(29巻まで・随時更新)

一巻を読んだ時点で、誰がこんな展開を予想していただろう?? 話が込み入ってきたので途中で読むことを止めてしまった人もいると思うのですが、ぜひもう一度手にとって欲しいです。 また「読んでいるけれど、話が込み入ってきたので惰性で読んでいる」とい…

【MBTIを用いてキャラ語り】創作における内向感情型について INFP(ロイエンタール)対ISFP(尾形)

MBTIを用いたキャラ語り。 *創作の中の話に限定しています。専門家ではないので、雑談程度に聞いてください。 参考文献は記事末尾に掲載。 内向感情を主機能として使うINFPとISFPのキャラについての、個人的な考え。 内向感情型のひとには、「静かな水は深…

【ネタバレ感想】乃木坂太郎「第3のギデオン」は、「息子が父親になるまでの話」として名作。

前々から読みたいと思っていた乃木坂太郎の「第3のギデオン」が三巻まで無料になっていたので、全巻購入して読んでみた。 [まとめ買い] 第3のギデオン 作者: 乃木坂太郎 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る ずっと前から読みたいと思っていたが…

「人目につかぬよう、勇作殿を裏からお見送りしろ」を当たり前と思うかどうかで見方が変わるのが、物語を読む面白さ。

www.saiusaruzzz.com この話の続き、というか補足。 尾形に対しての見方が変わるまでの過程のメモだ。 前回に引き続き、11巻と17巻の尾形の過去のエピソードがメインの話になっている。 最初に尾形が↑の記事のような人では、と思ったのは17巻を読んだときだ…

誰かが「災厄」になることを食いとめる「家族という関係性が病んでいる」という考えかた

www.saiusaruzzz.com 前回、「ゴールデンカムイ」の尾形は、アダルトチルドレンの類型のひとつであるスケープゴートではないか、という記事を書いた。「今の時点では自分にはそう読める」というその解釈に基づいて、今回の記事を書いている。 尾形は気の毒…

【「ゴールデンカムイ」キャラ語り】尾形百之助のスケープゴート感が、読んでいてしんどい。

Amazonプライムビデオで「ゴールデンカムイ」のアニメを見ている。 ウェンカムイ 発売日: 2018/07/14 メディア: Prime Video この商品を含むブログを見る 原作の11巻と17巻に載っている尾形の過去のエピソードを読み返したら、やたらしんどく感じた。 初読の…

東元俊哉「テセウスの船」八巻までのネタバレ感想。もうすぐ最終回&ドラマ化おめでとう。

テセウスの船(8) (モーニングコミックス) 作者: 東元俊哉 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2019/06/21 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 6月21日に「テセウスの船」の第八巻が発売した。 27日発売の本誌で最終回のようだ。 八巻で「加藤…

「相手にも自分と同じクズでいて欲しい」気持ちを描いた、樹なつみ「パッション・パレード」の神回。

www.saiusaruzzz.com 「蟻の棲み家」は「分断する自分」への無頓着さが気になり、自分の中でかなり評価が低い。ただ感想記事でも紹介した 「安易な区分けは不当に誰かを貶める危険がある。そして不当に貶められた人たちは誇りを叩き壊されて、規範意識を持て…

【ネタバレ感想】佐々木ミノル「中卒労働者から始める高校生活」は、恋愛ものとして面白い。

前から読みたいと思ったので、既刊12巻までいっき読みした。 [まとめ買い] 中卒労働者から始める高校生活 作者: 佐々木ミノル メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 想像していた内容と違った。 主人公の境遇と、舞台が様々な事情を抱え年代がバラ…

【ネタバレ感想】「モンキーピーク」10卷まで。読みかたについての反省会。

2019年5月29日に「モンキーピーク」10卷が発売された。 モンキーピーク 10 作者: 志名坂高次,粂田晃宏 出版社/メーカー: 日本文芸社 発売日: 2019/05/29 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る だいぶ読むモチベーションが下がっていたけれど、最…

「男性にとっての『友達』はお互いに迷惑をかけあっていい存在」の元ネタ、グリフィスのガッツに対する感情の考察を紹介したい。

togetter.com 先日、ホッテントリに入っていたまとめのタイトルが「どこかで聞いたことがある話だな」と思ったら、自分の記事を介した話だったらしくびっくりした。 自分が記事の中で、「ベルセルクについて、こういう考察をしている人がいて面白かった」と…

【ネタバレあり】曽根富美子「親なるもの 断崖」のわりと細かい話。

[まとめ買い] 特装版「親なるもの 断崖」(フラワーコミックス) 作者: 曽根富美子 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 最近、また読み返したので思いついたことや考えたことを書きたい。 茜というキャラと梅との関係 梅と茜の関係は、最初読ん…

藤本タツキ「妹の姉」のどこが気持ち悪いのか考えてみた。

話題になっていた藤本タツキの読み切り「妹の姉」は、自分にとっては不気味で気持ち悪い話だった。 せっかくの連休なので自分がこの話のどこがどう不気味で気持ち悪く感じるのかを、ちょっと考えてみた。 作者の周辺情報は特に考慮に入れず、あくまで「妹の…

【ネタバレ感想】「他人にとってリスクである自分」と正面から向き合った「赤ずきんの狼弟子」は、素晴らしい漫画だった。

評判が良かったので、茂木清香「赤ずきんの狼弟子」を既刊三巻を購入した。 赤ずきんの狼弟子 作者: 茂木清香 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 無力な人間、人間を喰らう獣人、獣人を狩る本能を持つ狩人の三種の人種が存在する世界で、「最強…

【ネタバレ感想】望月峯太郎「ドラゴンヘッド」は、あの名作の熱い感想文として読んだ。

望月峯太郎「ドラゴンヘッド」全10卷を読んだ。 昔、読んでいたけれど、途中で買うか借りるかを止めてそのままだった。 過激な悲惨さや陰惨さを過剰に詰め込んだパニックホラーというイメージだったが、全然違った。 「ドラゴンヘッド」は自分が覚えていたよ…

「まじめだけど、したいんです!」の感想とちょっとまじめな話。

嘉村朗の「まじめだけど、したいんです!」を読んだ。 まじめだけど、したいんです!(2) (ジュールコミックス) 作者: 嘉村朗 出版社/メーカー: 双葉社 発売日: 2017/09/16 メディア: コミック この商品を含むブログを見る 「女子向けのシチュエーション萌え型…

篠原健太「彼方のアストラ」を読んで、すべての点で平均点を超えている作品のすごさについて考える。

*この記事は「彼方のアストラ」のネタバレが含まれています。未読のかたはご注意ください。 未読のかたはネタバレを見ないで読むことを強くおススメします。 [まとめ買い] 彼方のアストラ 作者: 篠原健太 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る ア…

MBTIのタイプにおける典型的なキャラとそれについての雑談。

MBTIの各タイプの典型的なキャラと、その類型について思いついたことを語っています。 創作の中の話に限定しています。書いてあることはすべて自分の個人的な考えです。専門家ではないので、雑談程度に読んでください。 参考文献は以下のものを使用しており…

【結末のまとめ&ネタバレ感想】有田イマリ「はっぴぃヱンド。」

有田イマリ「はっぴぃヱンド。」が全5卷で完結した。 筋が入り組んでいる部分があるので、自分の頭を整理しがてら、内容をまとめていきたい。 2卷までの感想はコチラ↓ www.saiusaruzzz.com 「はっぴぃヱンド。」はどういう話だったか。 「2052年7月11日に…

【MBTIを用いてキャラ語り】創作におけるINFPの魔力的魅力について語りたい。

MBTIを用いたキャラ語り。 創作の中の話に限定しています。専門家ではないので、雑談程度に聞いてください。 参考文献は記事下に掲載。 この記事には「銀河英雄伝説」「鉄血のオルフェンズ」「うみねこのなく頃に」「ハツハル」のネタバレが含まれています。…

【ネタバレ感想】藤沢志月「ハツハル」の三崎と志村の恋愛がなぜいいのかを語りたい。

藤沢志月「ハツハル」が三巻まで無料で読めたので、読んでみた。 [まとめ買い] ハツ*ハル 作者: 藤沢志月 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 正直なことを言えば、余り面白くなかったので三巻で読むのをやめようと思っていた。 「ハツハル」は…

「主人公教」の記事の続きで思いついたことをダラダラしゃべる。

www.saiusaruzzz.com この記事にもらったコメントを読んで思いついたことがけっこうあるので、とりとめなくダラダラ語りたい。 話が長いうえに自分の個人的な(だいぶ偏った)見方に関する雑談だが、興味がある人はどうぞ。 「主人公教」はなぜ起ったのか。…

聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話外伝8卷~16卷までネタバレ感想

「聖闘士星矢」のスピンオフ「ロストキャンバス外伝」の8卷から16卷までの感想。 1卷から7卷までの感想はコチラ。 www.saiusaruzzz.com 8卷「乙女座アスミタ編」 9卷「牡牛座ハスガード編」 10卷「射手座シジフォス編」 11卷「双子座デフテロス編」&12…

「シュヴァルツェスマーケン」を読んで、萌え絵は意外と扱いが難しいと思った。

マヴラブのスピンオフ「シュヴァルツェスマーケン」を読んでいる。 まだ2卷までしか読んでいないが、面白い。国が滅亡寸前のこんな状況でも、権力争いに終始する愚かさや、そういう上層部の思惑で戦場の兵士が死んでいく構図は現実でもよくある話なので読ん…

聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話外伝1卷~7卷までネタバレ感想

「聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話」の外伝は、本編ではエピソードごとにアッという間に死んでいく黄金たちの活躍を見ることができる、ファンには嬉しい外伝だ。 こういう作りの外伝は、「ただそのキャラが見られればいい」というそのキャラのファンブ…

【ロストキャンバスキャラ語り】アスプロスは、真面目で優しくて面倒くさすぎると思うのだ。

外伝ごとの感想を書こうと思ったのだけれど、アスプロス、デフテロス関連のエピソードが余りに秀逸かつ言いたいことが色々と出てきたので、この二人の関係について語りたい。 聖闘士星矢THE LOST CANVAS冥王神話外伝 11 (少年チャンピオン・コミックス) post…

【ロストキャンバスキャラ語り】パンドラとラダマンティスの関係のどうしようもない断絶具合と、思いが通じ合った凄さについて語りたい。

パンドラの唐突なデレデレぶりにもびっくりしたが、まさかの両想いにもビックリした。 だとすると、あの調教ごっこはそういうプレイだったわけか…。バレンタインには同情の念を禁じ得ない。そういうところも含めて「高潔なかた」だと思っていたのかな。 こ…

聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話 各エピソード別のネタバレ感想

聖闘士星矢「ロストキャンバス 冥王神話」全25卷を通しで読んだ。 [まとめ買い] 聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話 作者: 車田正美,手代木史織 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 話を断片的にしか覚えておらずほとんど初読だったこともあり…

情熱大陸「漫画家 諌山創 進撃の巨人の最終コマが明らかに」の感想。

2018年11月18日(日)情熱大陸「進撃の巨人の作者 諌山創」の感想です。 自分は割と明確に作者と作品は別物と考えているのけれど、作者が自ら表に出て語るのを見ると多少は作品との関連を考えてしまう。 情熱大陸を見て、「進撃の巨人」はまさにこの人から生…

「ブラック・エンジェルズ」の男女観は、当時としては革新的だったのかもしれない。

少し前に、少年漫画に出てくるステレオタイプな女性キャラについての話題を読んだ。 創作においては、ある程度はキャラの造形が現実とはかけ離れた、画一的な部分があっても仕方がないのではと思っている。少女漫画における男性キャラについてもそうだ。 キ…