うさるの厨二病な読書日記

厨二の着ぐるみが、本や漫画、ゲーム、ドラマなどについて好き勝手に語るブログ。

【ゲーム感想】今さらだけど、switch版「シャドーコリドー 影の回廊」にめっちゃハマっている。

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switch版「シャドーコリドー 影の回廊」に、めっちゃハマっている。

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store-jp.nintendo.com

*声優の花江夏樹がYouTubeで実況動画を公開しているので、未プレイでどういうゲームか知りたいかたはそちらを見てもらうといいかもしれない。検索したらたぶんすぐに出てくる。

 

ただ実は、今やっているステージ「霊魂の淵叢」までは、そこまで面白いと思っていなかった。(遅い)

「最近のプレイしたゲームの中で一番ハマった」「中毒性が高い」と言う言葉を見るたびに「そこまでか?」と首を捻り、「まあつまらなくはないけれど、劣化版SIRENでは」と思っていた。(←ほんとすみません…)

このステージまでプレイして良かった。

 

三番目の回廊ダンジョンである「霊魂の淵叢」が激ムズで、もうかれこれ7,8時間はさまよっている。こけしも全然集まらない。

今、勾玉をぜんぶ失ってまた最初からなので、やけくそでこれを書いている。

不便で不自由で難しくて理不尽なのに、いやだからこそ楽しい。

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*これは「深淵」かな? 

 

自分が感じる「シャドーコリドー」の一番の面白さは、「不便で不自由で理不尽」なところだ。

ジャンルとしてはステルスゲームだが、敵に対して主人公が徹底的に無力だ。

敵に遭えば即死なのに、敵を感知する方法が敵が立てる音、自分の心音、炎のゆらめきしかない。わかるのは敵と自分がどれくらい距離があるかくらいで、どちらから来ているのかすらわからない。

しかも敵は神出鬼没で、移動速度が主人公よりも早かったり、物体をすり抜けたり、感知能力が異常に鋭かったりする。

アイテムもあるが、機能は貧弱で、敵を倒せるアイテムはない。

数十秒程度足止めできるものや、その場から逃げられるがどこに跳ぶかわからない(移動先で敵に遭遇することもある)ものなど、どのアイテムも中途半端に不便で使いどころが難しい。

ダンジョンは灯りをつけないと真っ暗だが、灯りは敵に感知される。

風景はどこもかしこも似たような感じだが、マップがないから自分がどこにいるのか、ダンジョン全体がどうなっているのかわからない。

どの敵がどういう性能や性質を持つのか、道具はどう使えば有効なのか、ダンジョンの内部がどうなっているのか、ギミックはどういう仕組みになっているのか、自分が無力な理不尽な世界で、一個一個調べて確かめていくしかない。

この「少しずつこの不気味な世界を知っていき、生き抜く方法を身に着けていく感覚」がすさまじく楽しい。

自分が考えるこのゲームの一番の楽しさは、ここである。

理不尽であるからこそ、その理不尽さがどういうものであり、どうクリアしていけばいいのかを考える楽しさがあり、乗り越えたときの達成感が半端ない。(乗り越えていないけれど)

 

「霊魂の淵叢」から急激に面白くなったのは、立体迷路になったためではと思っている。

平面迷路とは違う、つながっているワンフロアが積み重なっているマップとも違う。

立体迷路というと、自分はすぐに「魔界の滅亡」と「シャドウタワー」を思い出すのだけれど、とにかく歩いているだけで楽しい気分になる。

最初は訳のわからない見知らぬ場所、という感覚だったのが、歩き回るうちに「よく行く場所」→「地元」みたいな感覚になっていく。

寂しいことに達成率はまだ30パーセント強なのだけれど、頑張ってコンプリートしたい。

というより、まず一度クリアしなければ。

 

このシステムのまま、新しいマップをどんどん公開してアップデートしたら遊べるようにしてくれると嬉しい。

「SIREN」や「シャドウタワー」で感じたけれど、「不自由さや不便さ、理不尽さこそが楽しい」というゲームは存在する。

そういうゲームが一概に面白いかというとそうでもないから難しいところなんだけれど、このゲームのように「何が何だか訳がわからないところから、生き抜き方を学んでいくゲーム」が好きなので、もっと増えてくれるといいな。

 

ノーマルエンドクリア後の感想。

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