うさるの厨二病な読書日記

厨二の着ぐるみが、本や漫画、ゲーム、ドラマなどについて好き勝手に語るブログ。

うさるごと

こんな風に物語を読んでいる。

ブログを書くようになってから、「物語を読む」とはどういうことかを特に考えるようになった。 このブログを書いている人は、こんな風な考え方に基づいて創作を読んで、感想を書いているんだなあと心にとめて記事を読んでくれると嬉しいと思い、自分の物語の…

noteを始めました。

noteを始めました。 note.com ブログの主旨とは違うなとか、ちょっとブログに書きにくいとか(神に怒られる系など)ある程度自分の手で「読まれやすさ」みたいなものをコントロールしたい(できないとしても、している感覚が欲しい)ものはnoteで書こうかな…

好きな小説の文章から学んだこと

「私のジャンルに『神』がいます」の珠希に触発されて、自分も文章について考えたこと、やってみたことを急に話したくなった。 人のメソッドを聞くのは楽しい。珠希の「短編小説百本ノック」も、もう少し前の体力があったころだったら実際に試したかもしれな…

【漫画感想】真田つづる「私のジャンルに『神』がいます」各話ごとの感想。

「おけけパワー中島」で一躍有名になった、「同人女の感情」改め「私のジャンルに『神』がいます」 私のジャンルに「神」がいます (コミックエッセイ) 作者:真田 つづる 発売日: 2020/11/12 メディア: Kindle版 最近は漫画はほぼ電書で購入しているんだけれ…

【推しキャラの死の思い出語り】マニゴルドが死んだとき、ショックがデカすぎてその後の展開が記憶からすべて吹っ飛んだ。

私のジャンルに「神」がいます 作者:真田 つづる 発売日: 2020/11/12 メディア: 単行本 「おけけパワー中島」で有名になった「同人女の感情」改め「私のジャンルに『神』がいます」が完結した。 特に「素晴らしき過疎ジャンル」が好きで繰り返し読んでいる…

「罪悪感キャラについて」続き。イーゴンはなぜイリーナを悪く言うのか?

www.saiusaruzzz.com 上の記事で罪悪感について考えたことを踏まえたうえで、「ダークソウルⅢ」のイーゴンとイリーナについて考えてみた。 白面の虫が「男は恐れた。固い鎧を身に着けて、弱い女を、まるで児戯のように」と言っているように、イリーナは「弱…

「俺がいるだけで、周りが不幸になる」罪悪感キャラは、恋愛と相性が悪いからこそ恋愛モノと相性がいい。

「罪悪感キャラ」とは、罪悪感が極まっていていっぱいいっぱいの状態のキャラのことだ。(造語) 先日14巻が出た「中卒労働者から始める高校生活」の主人公・片桐真実は、絵に描いたような「罪悪感キャラ」だ。 中卒労働者から始める高校生活 10 作者:佐々木…

「ナイルに死す」の新訳(黒原敏行訳)が欲しい&翻訳について思ったこと。

最近出版されたアガサ・クリスティーの「ナイルに死す」の新訳の訳者が、黒原敏行だった。 ナイルに死す〔新訳版〕 (ハヤカワ文庫 クリスティー文庫 15) 作者:アガサ・クリスティー 発売日: 2020/09/11 メディア: 文庫 硬質な純文学を訳すことが多い、という…

ブロガーバトンが回ってきたので、ブログについて語りたい。

「ドイツ人ストリートミュージシャンと結婚しました。」を書いているあかねさんからブロガーバトンが回ってきた! ありがとうございます! www.akane1033.com 旦那さんと息子さんとドイツに住んでいるあかねさんのブログは、旅行あり、育児あり、考え方あり…

自分が好きなものには、自分のためにおけけパワーしていきたい。

話題になったおけけパワー中島。 突如トレンド入りした「おけけパワー中島」とは、同人女たちの深い業をすべて背負い心を搔き乱す「概念」だった…様々な考察集まる - Togetter 先日、「感想がもらえないので筆を折る」という作家の文章を読んだ。 そのこと自…

ウソップ視点で見た「ワンピース」みたいな話=「選ばれていない人」視点の話について。

主人公が最強でない作品 「ウソップが視点人物のONEPIECE」みたいなのが見たい つまり、ずっと一貫して弱ペダやバキみたいにならない作品 あるいは主人公に特殊な能力がほとんどないかあっても劇中世界では凡人に近いレベル。(イシドロ視点のベルセルクと…

ドラマ「Nのために」雑談。「何もしないキャラ」成瀬の魅力、青景島編の強引さ、なぜ希美は最後に死ななければならないのか、など

www.saiusaruzzz.com 前回記事で入らなかった部分の雑談。 唯一の不満は、青景島編の展開の強引さ ドラマ「Nのために」は自分の中では傑作認定だが、「ちょっとここは…」と思う点もある。 つまらないとまでは言わないが、東京編からの吸引力に比べると青景島…

アルガスについて考えたことで反省会。

ここ最近、「ファイナルファンタジータクティクス」のアルガスについて考えたことから、色々と考えたのでまとめて反省会。 www.saiusaruzzz.com www.saiusaruzzz.com www.saiusaruzzz.com これまでのあらすじ ファイナルファンタジータクティクスは繰り返し…

「小池都知事にコロナのこと質問しまくってみた【ヒカキンTV】」を見た感想&新型コロナ関連についての最近の雑感 

小池都知事にコロナのこと質問しまくってみた【ヒカキンTV】【新型コロナウイルス】 [B! COVID-19] 小池都知事にコロナのこと質問しまくってみた【ヒカキンTV】【新型コロナウイルス】 評判が良かったので見てみた。 特に重要だと思った点 「いま現在、何を…

2020年4月1日に行われた「新型コロナウイルスに関する専門家会議の状況分析&提言」の尾身副座長の話を聞いた雑感。

2020年4月1日に行われた「新型コロナウイルスに関する専門家会議の状況分析&提言」の前半30分弱の部分の雑感。 *厚生労働省のホームページで、図表も含めた全文が読めるので、正確な情報はこちらをみてください。 新型コロナウイルス感染症対策専門家会…

2020年3月30日に行われた東京都記者会見における厚生労働省クラスター対策班・西浦教授の報告を聞いての雑感。

3月30日(月)20時から行われた東京都の記者会見の中で、西浦博教授の会見部分の雑感。 自分の理解における話なので、正確な情報は東京都のホームページで確認してください。 ※東京都のホームページで実際の動画の視聴、会見内容を読めます。 小池知事「知…

村上春樹「遠い太鼓」を読んで、まだ行ったことがないイタリアのことを思う。

伊、新型コロナ死者4032人に急増 北部州は散歩やジョギング禁止 - ロイター このニュースを目にして、最初は戸外で一人で行う散歩やジョギングを禁止することに疑問を感じた。 厚生労働省が発表している通り、現段階の見解では 1.換気の悪い密閉空間2.多数…

「金田一少年の事件簿File2 異人館村殺人事件」を読んで、自分の「そういうもんだライン」について考える。

*この記事は、「金田一少年の事件簿File2 異人館村殺人事件」の犯人を含むネタバレが含まれています。未読のかたはご注意ください。 「金田一少年の事件簿」がFile3まで無料になっていたので、久しぶりにfile2「異人館村殺人事件」を読んでみた。 金田一…

好きな作家のおススメの作品を聞かれたときの、永遠とも思える五分間の思考。

先日、友達から 「仕事関係の人が、綾辻行人の作品を初めて読んで面白かったって言っていた。読んでみようかと思って、うさるが好きだって言っていたのを思い出した。おススメの作品ある?」 というlineがきた。 一瞬でテンションのメーターが振り切れた。 …

【ファイナルファンタジータクティクス】キャラについての雑談・続き

www.saiusaruzzz.com この記事について、もう少し話したいことが出てきたので続き。 ディリータは、オヴェリアにティータを重ねているのか。 前の記事に入れようか悩んでやめたけれど、やはり書きたくなった。 単に自分の考えを書きたいだけで違う見方を否定…

【増田感想文】炎上狙いに炎上は意外と難しい……のかもしれない。

顧客にとっての有能は後任にとっての無能(以下「創作増田」*1 この創作増田をどうして人気エントリに乗せられなかったのか分からない(以下「後増田」) ふんだんに仕込んだ起爆要素がなぜ一つも起爆せず不発に終わったのか俺には分からない。 と後増田に書…

小説版「犬鳴村」を読んで、「怖い」という感覚はどこから来るのか話したくなった。

映画化されて話題になっている「犬鳴村」の小説版を読んだ。 犬鳴村 [小説版] (竹書房文庫) 作者:久田樹生 出版社/メーカー: 竹書房 発売日: 2020/01/16 メディア: Kindle版 話としてはよくできていて、特に引っかかりもなくすらすら読めた。 怖さを求めて…

(たぶん)ENFJに会った。

タイプ論は、自分にとって「よくわからん」と思う相手と話すときに違う視点を与えてくれるので、日常でも心の中で使っている。 専門家ではないので、実在の人にはその判断を口にしないよう、決めつけないように気をつけている。この話もフィクションとして読…

「ドラゴンの目の論理パズル」を考えてみた。

ドラゴンの目の論理パズルを知ったのだけど納得できない(納得できた) 自分も増田の「再再追記」を読んで納得できた。 腑に落ちるまで自分なりに考えてみたので、その過程をメモしておきたい。 (問題文) ある村に100人の村民がいます。 全ての村民は非常に…

久しぶりに新しいゲームがやりたくなったので、何を購入するか検討してみた。

「十三機兵防衛圏」が余りに評判がいいので、買おうか悩んでいる。 最初に見たとき8000円弱だったので、待っていたらそのうち下がるだろうと思い今日見たら……。 一万円近くまで値上がりしていた…。 ダイニンキナンデスネ…。 さすがに一万円は高い…。貧乏です…

【ファイナルファンタジータクティクス】キャラについての雑談。オヴェリア&ディリータ、アルガス、ガフガリオン。

年末に「突撃軍曹」を聞きながら作業をしていたら、突然語りたくなったので話したい。 オヴェリア&ディリータの関係について この二人はお互いにそれなりに好意はあると思うのに、お互い、相手をまったく見ておらず、会話が噛み合っていないのが初プレイの…

「ゆく年くる年」で有名な京都の知恩院で、三時間並んで除夜の鐘をきいてきた。

*本記事は2019年から2020年にかけての様子のレポートです。 「ゆく年くる年」でよく出てくる京都の知恩院で、除夜の鐘をきいてきた。 初めて行くけど、どんな感じなのか? どれくらい並ぶのか? という人のためにレポートを書いておきたい。 知恩院三門のす…

ミステリーをメタ視点で読み解く面白さ「ロジャー・アクロイドは、なぜ殺される? ー言語と運命の社会学ー」を紹介したい。

アガサ・クリスティの代表作で、超有名なトリックが使われている「アクロイド殺し」を、物語の構造や言説、表紙や献辞を含めた本そのものの作り、クリスティが当時置かれていた状況や人生などから、多角的に読み解く、という非常に面白い本。 アクロイド殺し…

「最強不動産屋ガチンコ家売りバトル『どっちの家を買いますか?』」が面白かった。

2019年12月17日(火)にテレビ東京で放送された「どっちの家を買いますか?」が面白かった。 正直な感想を言えば、バラエティとしては中途半端だったと思う。 ひな壇のゲストたちの反応やコメントも余り目立たず微妙だったし、不動産屋さん同士の対立構図も…

「犯罪者には田中が多い」が面白かったことと文章について思うこと。

kakuyomu.jp 昨日、はてブであがっていたこれが面白かった。 差別の構造を皮肉っていながら、それをまったく気にしなくても読めるエンターテイメントに仕上がっている。 短編でこれができるってどういう力量だ、と思ったら、作者は既に商業作品を出している…