うさるの厨二病な読書日記

厨二の着ぐるみが、本や漫画、ゲーム、ドラマなどについて好き勝手に語るブログ。

ブログ二年生が個人的ブログ論、ブログの好き嫌い、二年目の目標などを語る。

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このブログを始めて、もうすぐ一年経ちます。

この一年、ブログを書いてきたり、色々な方のブログを読ませていただいたりして考えたことを、とりとめもなく書こうと思います。

  

超個人的ブログ論

目的が決まっていないと細かいことを考えても仕方がない

色々なブログを読んでいて思ったのは、「何となくブログを始めたけれど、自分が何をブログに求めているのか、はっきりは分かっていない」という人が意外に多いということです。(「何となくブログを書くことが目的です」という人は除いて。)

ブログをやる上で「自分が何を目的として、どんなブログをやりたいのか。どういう風になりたいのか」ということを言語化できていない段階だと方法論を読んでも意味がないと思うのですが、この段階を飛ばして各論を話しているケースに時々出会います。

 

「検索流入を狙ったほうがいいのか。はてブを狙ったほうがいいのか」などに代表される「前提次第だから、一概には言えない」問題が、前提を抜きにして語られていることに前から疑問がありました。

「両方あったほうがいい」という身も蓋もない本音はおいておいて、結局のところ、ブログを運営している目的は何なのか、ということに尽きるので、一概には言えないのではないか、と思います。

 

少し前に「ブロガーには、ビジネスブロガーとポエムブロガーがいる」という記事を読みました。

秀逸な言葉だと思います。

はっきりと分けられるものではないし、元記事でも「両方の要素を含んでいる場合がほとんどだ」と語られていますが、どちらの要素が多いかでこの二つに分けられると思います。

この二者はブログという媒介を使っていますが、目的がまったく違います。目的が違えば方法が違うにも関わらず、それを「ブログ」という大きなくくりで語ろうというのは無理があるのではないかと思います。

 

個人的にはビジネスブロガーは、検索流入を増やしたほうがいいと思いますし、ポエムブロガーの中でも「自分という存在や自分のブログの認知をしてもらうことが一番の目的」という人は、はてブバズを狙ったほうがいいのではないかと思います。

 

はてブという、より限定された場所に記事が何回か上がったほうが「自分という存在」を認知される度合いは大きいと思います。

「はてブなら認知されやすい」というよりは、検索流入できた人に「自分という存在」を認知してもらうのはかなり難しいからです。(まったくないとは言わないが。)

 

そう思っていたので、前から「狙うならば、はてブよりも検索」という言葉に非常に違和感がありました。

この二つは意味合いが全然違うから、そもそも比べるものなのかな? 目的にもよるだろうし、と思っています。

 

「挨拶はしたほうがいいのか」とか「文章は、敬体にすべきか常体にすべきか」とか色々な枝葉のような話もよく見るのですけれど、結局のところ「自分が何を目指していて、そのためにどういうブログを作りたいのか」ということに尽きるんじゃないかなあと思うんですよね。

ゴリゴリに尖った硬質のオピニオン系の記事で挨拶されても違和感しかありませんし、逆にほのぼのした雰囲気の共感がメインのブログならば、挨拶したほうが親しみが湧きます。

 

まずは世界観やコンセプトを設定してそこを固めれば、枝葉の問題はおのずと答えが出るし、逆に言えば、そういうことで悩むということは、「ブログを何のためにどうやっていくか」という根幹が煮詰まっていないんじゃないかな?と思います。

 

人気があって多くの人に読まれているブログは、この世界観が強固なものが多いです。デザインもアイコンも書き手のキャラも内容も文章も、すべてがその世界観で統一されているので、パッと見ただけでだいたいそれがどういうブログで、書き手がどういう人なのかすぐに分かります。

 

そのうえで好き嫌いが分かれますが、「その好き嫌いを考える段階までも到達しないブログ」が、リピートされないブログだと思います。

 パッと見で、どういうブログなのか(どういう人が書いているのか)が分からない。

もしくは「もっとよく知りたい」と思わせる、興味のフックになるような特徴が少ない。

恋愛でいう「いい人どまり」で、「悪態ばかりつかれてムカつくのに、なんか気になるあいつ」にいいところを持っていかれて思い出してもらえないパターンです。

ひとつの記事を「面白い」と思ってもらえたとしても、ブログや書き手を認知してもらない、というのはあるんじゃないかなと思います。

 

ということを振り返りとして考えたので、二年目は「何か気になるあいつ」を目指してがんばりたいと思います。

 

嫌い嫌いも好きのうち?

不思議なもので、嫌いも微妙な嫌いさ加減だと気になって読んでしまったりします。

自分の中で嫌いなのに気になるブログは、

「コチラが気になるところを、悪気なく踏んでいるブログ」

です。

確信犯で踏まれると気にならないのですが(二度と読まないし)悪気なく踏まれると

「すみません!! 踏んでいます!!」

と、つい言いたくなります。

また、踏んでいるのではないかと気になって見にいってしまいます。

本人はそこが踏むと気にする人がいると夢にも思っていないので、悪気がないし気づいてもいないので、また踏んでいることが多いです。

だからまた「すみません!! 踏んでいますけれど!!」と言いたくなる。(エンドレスリピート)

これが世に言う「嫌い嫌いも好きのうち」か? と思いましたが、どう考えても好きではないので恐らく違うと思います。

 

ネットで何かを喋れば、たいてい誰かのどこかしらを踏みます。

批判されたら個々の事案に対して反論するなり、スルーすればいいだけで、「(自分にとって)マトモな意見だから、批判がくるのはおかしい。批判する奴がおかしい」という「批判という行為自体が悪」という発想は怖いなと思います。

 

二年めの目標

一番の目標は、とにかく続けることです。

個人的にはこういうものは、年単位で続いて初めて評価の俎上にのるものだと思っています。

人気があるブログも収益額が大きいブログももちろんすごいと思うのですが、自分が一番すごいと思うブログは、同じペースで淡々と何年も記事を更新し続けているブログです。

ブログは始めることもやめることも呼吸するよりも簡単にできるからこそ、続けることが一番難しいと思っています。

自分も調子がいい時も悪い時も、何かあったときも淡々と続けていきたいです。

というわけで、ブログ三年生をめざしてがんばります。

 

ブログの成功技術:ブログ記事の書き方究極のガイドブック

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