うさるの厨二病な読書日記

厨二の着ぐるみが、本や漫画、ゲーム、ドラマなどについて好き勝手に語るブログ。

神川県伊勢原市の大山を舐めて登ったら、死にそうになった。

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先日、神奈川県伊勢原市にある大山に行ってきた。

www.ooyama-cable.co.jp

 

友達が子供のころ親と行ったことがあるという話から、都心からも近いし行ってみようということになった。

親子連れがハイキングを楽しむような山だろう、余裕余裕と舐めていた。自分は何事も、根拠のない自信と勢いとノリで調子こいて挑む悪い癖がある。

 

新宿から小田急線で一時間くらいで伊勢原駅に着き、伊勢原駅北口からバスで30分くらいで大山ケーブルに着く。

ケーブルカーの駅までの道のりは商店街のようになっており、観ていて楽しい。みたらし団子を食べたかったけれど、下山した後に食べようと我慢する。

 

阿夫利神社下社までケーブルカーに乗るか乗らないかという話になったが、途中にある大山寺も見たいという話になり、まず下社まで登ることになった。

*散策マップリンク

散策マップ | 大山観光電鉄 | 大山ケーブルカー公式ホームページ

 

大山寺に行く女坂と大山寺には行けない男坂の分岐点が途中にある。

そこから男坂を見て驚く。

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すごい傾斜だ。階段というより、崖に段差がついているだけだ。

こちらにお寺がなくてよかったと思いつつ、女坂を登る。

のどかな山道を「女坂七不思議」を楽しみつつ登る。

大山寺でお参りしてさらに登り、ケーブルカーの駅がある阿夫利神社下社に着く。綺麗に整備されている。

豆腐パンケーキがメニューにあるカフェまである。すごく気になったが、頂上に行って昼休憩を取るまで食事は我慢することにする。

下社から頂上まで登りは90分ほどだ。

この調子なら楽しく登れそうだ、と思っていたが、ここからが地獄だった。

 

最初の階段が、崖が階段になっているくらいの急斜だった。登りもつらいが、それ以上に下りるときが大丈夫かと心配になる。

そこからはゴロゴロと大きな岩がある、急な段差の連続だ。

平地の三倍くらい(適当)体力を使う。運動不足の自分はすぐに息が上がってくる。

先日、別の山に行ったとき、調子こいてハイペースで登ったら途中でバテて迷惑をかけた。そのときの教訓を踏まえて、息が切れないようにゆっくりと登る。亀のような歩みだ。

本当にこの山を小学生のときに登ったのか、と確認すると、友達は「小さいころだから覚えていない。でも昨日親に聞いたら、親は次の日に筋肉痛になったって言っていた」とのんびり答える。

友人は周りの景色を眺めながら、余裕の表情だ。細いのに自分よりずっと体力がある。

周りを見ると、けっこう小さい子も登っている。負けてはいられない。(←これが良くない)

 

三、四回休憩しながらなんとか頂上に辿りついた。

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曇っていて残念だったが、頂上で食べたおにぎりは死ぬほど美味しかった。

 

昼飯を食べて写真を撮るとすぐに下山を始めた。

下りは登りと違い体力的に楽だったが、足の筋肉と関節が辛い。膝に不安がある人には、厳しい道のりだと思う。


普段着に近い恰好で登っていた人もいたが、普段着は止めた方がいいと思った。特に足は普通の運動靴だと、痛くなりそうだ。登山靴でさえ、足の関節や足裏の筋肉への負担が大きい。

 

帰りは豆腐料理を食べようと思っていたが、帰りが遅くなりそうだったので、豆腐のチーズケーキとコーヒーを頼んだ。

普通のデザートと違って甘すぎず、疲れた体を絶妙に癒す甘さで美味しかった。

しかもフェアをやっていたので、コーヒー付きで500円だった。安い。

 

楽しかったけれど、足への負担が大きいので、もう一回登れと言われたらかなり厳しい。運動不足気味の自分には、行程が長くてもいいから傾斜の緩い道で登れる山がいい。次の日、太ももが筋肉痛で生まれたての小鹿のようにプルプルした。

運動不足の人や体力に自信にない人、足の調子がイマイチな人はハイキング程度には考えないほうがいいかもしれない。(←反省の弁)

小さな子連れの人も多かったし、ボーイスカウトの集団が大声でガチャの話をしながら登っていたし、トレイルランをしている人もいたので、慣れている人や体力がある人には余裕の山だとは思うけれど。

 

ヒィヒィ言いながら登っても、汗をかいた後は気分もスッキリして調子が良くなる。

自然の中で身体を動かすのはやっぱりいい。

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