*内容のネタバレがあるので注意。
ファンブックの中の「柱がお互い同士をどう思っているか?」を書いた「柱相関言行録」が面白かったので、思いつくままに雑談したい。
本編の中で柱が揃って話すのは、6巻と15巻の柱合会議だけだ。
その描写だけを見ると「仕事で集まっているだけ。別に仲良しクラブでもないし」くらいの距離感なのかと思っていたら、意外と仲が良くて驚いた。
上弦の鬼同士のような関係を想定していた。
本編内の描写だけだと、例えば煉獄←→宇髄とか、時透←→不死川とかどう思っていたんだろう? とかよくわからないので面白かった。
自分が面白かった、もしくは衝撃を受けた順に雑談したい。(下に行くほど衝撃度が高い)
しのぶ→宇髄「アオイたちの連れ去り未遂でちょっと揉めた」
他に言うことないのか、と突っ込みたくなる。事実上の「あんまり話したことがない」だな。
宇髄はコメントを読むと余り馴染んでいないのかなと思うけれど、打ち解け度数は88%になっているのがよくわからない。
しのぶ→煉獄「良い人。話が噛み合わない時がある」
煉獄のことを的確に表していると思った。他の人は「よく話す」とか言っているから意外と噛み合ってんのかなあ。
煉獄→宇髄「妻がちょっと多すぎる」
いやまあそうなんだけど。言及しているのが煉獄だけなところが面白い。
不死川→宇髄「普通。ちょいちょい兄貴面される」
この二人キャラが被っている部分があるからどうなんだろう、と思ったけれど「普通」ときたか。ある意味「嫌い」よりひどい。
不死川は興味あるなしがはっきりしていて面白い。
冨岡→伊黒「悪口言われて悲しい」
他にも悪口言っている人がいるけれどね笑、はともかく、伊黒は設定の表記揺れが激しく、全員の話を総合すると「繊細で真面目で物静かな人」になっていた。自分が「甘露寺さん専用人格」と思っていた伊黒が、公式になったらしい。
15巻までだけを読むと「誰だよ」と突っ込みたくなる。自分も16巻以降の伊黒のほうが好きなのでいいんだけれど。
全員→冨岡
不死川と伊黒だけではなく、ほぼ全員から苦言を呈されている。
宇髄からすら「根暗! 葬式みたいな顔をして辛気臭い」と言われているのはさすがに気の毒。もっとひどいことを言っている人もいるけれど(後述)
蜜璃←→しのぶ「大好き」
「鬼滅の刃」は、女性同士は仲がいい関係が多い。宇髄の三人の妻も仲がよく、関係性にネガティブな要素がない。
この二組の関係はかなり好き。
しのぶと蜜璃は、本編内でもう少し絡みが見たかった。
宇髄→しのぶ・蜜璃「安産型の尻」
しのぶも安産型なのは意外だった。
小学生くらいの子供に合わせて、恋愛関係は「大好き」とか表記しているのに、こういうワードをぶちこんでくるのが面白いよくわからないところだ。
伊黒→不死川「気が合う。友達」 不死川→伊黒「一番気が合う」
てっきり冨岡いびりで息が合っているだけなのかと思っていたら、友達だったらしい。
21歳トリオで冨岡だけがハブなのか…。
不死川・冨岡→時透「あんまり話したことがない」
読む前は一部を除いて、仕事のこと以外話さない、こういう感じなのかなと思っていた。文字にすると凄い破壊力だ。
時透はだいぶ年下なんだから、堂々と「あんまり話したことがない」というのはどうなんだろう。
悲鳴嶼→不死川「カナエが好きらしい」
これはけっこうびっくりした。本編にはそんな描写はまったくなかったけど。
小説版か何かのネタなのだろうか?
まあ確かに「不死川『くん』」呼びは萌えるが。
胡蝶姉妹は大好きだが、特にカナエがめっちゃ好きだ。
(引用元:「鬼滅の刃」16巻 吾峠呼世晴 集英社)
このシーンに一発でやられた。
不死川は意外と「怒られたい人」なのかもしれない。
不死川→甘露寺「あんまり好きじゃない。(アホっぽい所が苦手)」
一番、ショックを受けたのはこれ。
「アホっぽい所」は、甘露寺さんの一番いいところだろ。
普通に見ると「アホっぽい」と思われがちだけれど、自分は甘露寺さんは目の前の物事をそのまま受け取るから、そう思われるだけだと思うんだよな。
そのあたりの甘露寺さんの良さを話し出すと、1記事書けてしまう。後で書こう。
時透→冨岡「置き物みたい」
一番衝撃を受けて、一番笑った。
生き物ですらない。
冨岡、本当に好かれていないんだなあ。何でだろう、喋らないから?
こういうのを見ると、もう少し柱同士の絡みも見たかったなと思う。
柱だけの会議のときは何を話しているんだろうとか気になる。