うさるの厨二病な読書日記

厨二の着ぐるみが、本や漫画、ゲーム、ドラマなどについて好き勝手に語るブログ。

【2019年Bリーグ】チャンピオンシップ決勝戦雑感。アルバルク東京が二連覇、千葉ジェッツ惜敗優勝を逃す。

【スポンサーリンク】

 

未だにショックから立ち直れない。

まさか負けるとは…。

今年は絶対にいける、初優勝だと思っていたのに。

 

漫然とそう思っていたわけではなく、チャンピオンシップの内容を見ていても、今のジェッツとアルバルクならジェッツが勝つだろうと思っていた。

結果も残念だが、試合の内容も良くなかった。

こんなジェッツを見たのは久しぶりだ。

気合が入りすぎていたのか、雰囲気にのまれたのか。

逆にアルバルクは琉球戦までのぎこちなさが嘘のように、いつも通りのアルバルクだった。

田中…まだ本調子じゃないのかと思っていたら、しっかりコンディションを整えてきていた。中身が入れ替わったのか?(←失礼)

 

見返す気力がわかないので、とりあえず見たままの雑感。

 

立ち上がりがまったくダメだった。

Bリーグ一年目のジェッツを見ているようだった。

ディフェンスが甘くて点をとられリズムに乗れず、富樫が一人で突っ走ってボンボン打ってリバウンドがとれずカウンターをくらうの繰り返し。

富樫はもちろんすごいプレイヤーだが、富樫が一人で頑張っているときは、他のオフェンスが全部手詰まりだからそうせざるえないときだ。仮に富樫が好調で一人で十点、二十点とっても、こういうときは大抵負ける。しかも前半はむしろ不調だった。

いくらすごいプレイヤーがいてもそれでは勝てないから、ディフェンスからのトランディションバスケを確立させたのに。

今シーズンは栃木にもアルバルクにも負けない、強固なディフェンスだった。

それなのに、どうしてそんなに簡単にカークが空くんだ。

 

第二クォーターは、セットオフェンスで田口がスリーを決めて波に乗れた。

それでも前半が終わって33-35。

せってはいるけれど、トランディションが素早く速攻主体が持ち味の千葉にとっては、ロースコアの展開は自分たちのバスケができていないということだ。比江島も指摘していたが。

一方のアルバルクはガチガチのディフェンスからの、ハーフコートバスケット。今シーズンはかなり苦しんでいたけれど、昨シーズンのアルバルクはこういう強さを持っていた、と思い出した。

ルカコーチも琉球戦ほどはイライラしていない。

一方の大野ヘッドコーチは、ハーフタイムのインタビューはあからさまにイライラしていた。元々余りリップサービスがない人だけれど(そこがいいのだが)、焦りが伝わってきて不安になった。

 

第4クォーターの追い上げはすごくて、この勢いなら勝てるんじゃないかと思った。これが今シーズンの千葉だ。でもあまりに遅すぎた。

あんなに追い上げられても、アルバルクは冷静だった。ここで勢いに押されてガタガタ崩れていかないのが、アルバルクの最大の強みだ。今シーズンのアルバルクの軌跡をそのまま見ているようだった。

スタッツを見ても、リバウンドからのファストブレイクという千葉の最大の武器が出せなかったことがわかる。

今シーズンはその強さで突っ走ってきたのに、最後の最後で自分たちのバスケができなかった。負けたことも悔しいけれど、そのことが何よりも悔しい。

 

シーズン中どうしたんだ? と思っていたアルバルクだが、やっぱり強かった。

いつもは怖いルカコーチが、あんなに嬉しそうにしているのは和む。

来年こそは倒して優勝だ。

 

余談

チャンピオンシップ決勝は、13000席が20分で完売。NHK総合で放送されて、他の民放各局も取り上げるようになってきた。

このまま右肩上がりで人気が上がりますように、と思うものの環境が整っていない段階で人気だけ先行しても、チケットが取りにくかったり、放映権が混乱したりデメリットのほうが多かったら困る。

東地区の優勝決定戦、千葉対アルバルクはなぜDZONでやらなかったのか、やらないのは仕方ないけれど、なぜ事前にアナウンスなり理由の説明をしてくれなかったのか、今でも根に持っている。

バスケットライブで独占的に放映したいとか大人の事情があっても、説明してくれるなり誘導してくれればまったく問題ないのに。

そういうことがあると安心して楽しめない。この調子でいけば来シーズンはもっと人気も出るだろうから、Bリーグ運営もしっかりして欲しい。

 

放送がNHKだったので、「熱血解剖Bリーグ」の佐々木クリスと神田れいみがリポートしていたが、緊張していたのか進行がややぎこちなかった。

神田れいみは最初は気にとめていなかったが、バスケを勉強していたり、ゲストや佐々木クリスを立てつつ場を盛り上げようとしていたりしていて、かなり好感を持つようになった。

来年も継続してくれるといいけれどなあ。

 

ブレックスの中で日本代表となると、必然的にゲストは比江島になる(*公輔さんを失念していた。すみません)んだろうけれど、比江島は喋りが余り上手くないから見ていてハラハラした。本人も余り得意じゃないと言っていたのでそういうところは親近感がわくけれど。

反対に古川は、何を聞かれても自分の意見と求められていそうな応答の公約数を落ち着いて話している感じがして、すごいなと思った。

喋りが本職ではないし、むしろ比江島はそういうところを見て好きになったくらいなのでいいのだが。

 

とりあえず今シーズンは終わった。

アルバルク東京、Bリーグ二連覇おめでとうございます。

例年だと「来シーズンまでつまんないな」と思うところだが、今年はワールドカップがある。

今度は日本代表を応援しないとな~。

hangtime(ハングタイム) vol.7 (GEIBUN MOOKS)

hangtime(ハングタイム) vol.7 (GEIBUN MOOKS)