うさるの厨二病な読書日記

厨二の着ぐるみが、本や漫画、ゲーム、ドラマなどについて好き勝手に語るブログ。

「ゆく年くる年」で有名な京都の知恩院で、三時間並んで除夜の鐘をきいてきた。

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*本記事は2019年から2020年にかけての様子のレポートです。

 

「ゆく年くる年」でよく出てくる京都の知恩院で、除夜の鐘をきいてきた。

初めて行くけど、どんな感じなのか? どれくらい並ぶのか? という人のためにレポートを書いておきたい。

 

知恩院三門のすぐ目の前にある宿坊、和順会館に宿泊。

「宿坊」「会館」という名前から、古い質素な宿泊施設をイメージしていたけれど、普通の綺麗なホテルだった。ご飯もボリューム満点でおいしかった。

 

31日に泊まる人はほとんど除夜の鐘をきくようで、チェックインのときにスケジュールと地図を書いた案内を渡される。

それによると

20:00 黒門開門

(国宝の三門ではなく、そのさらに北にある小さい黒門が入場口)

22:40 除夜の鐘つきはじめ

確実に聞きたいのであれば、21:30までには並んでください、と書かれている。

 

フロントの人に聞くと、毎年早い人は19時くらいから並んでいるとのこと。

夕飯を食べ終わった19時30分くらいに様子を見に行く。

三門の前まですでに行列ができていたので慌てて並ぶ。

 

20時に「黒門を開けます」というアナウンスがあり、坂を上って黒門から入場する。

三門を入ってすぐの辺り、御影堂の前で待たされる。

この辺りにトイレがあり、行きたい人は行けるようになっている。

急に行列が進んだりするので、抜けるときは連れの人と打ち合わせをしておかないとどこにいるのかわからなくなるので注意。

 

ここで案内のお坊さん?が色々と注意や小噺をしてくれる。話し方が面白いので意外と待たされている感がない。

 

22時20分ごろ、大鐘楼への入場が始まる。

自分たちはギリギリ第一グループに入れた。

このグループだと僧侶たちの入場や鐘を突く前のお経がきける。

大鐘楼に行くまでの階段が狭く、段差が普通の階段よりも高い。連れの一人が膝が悪いのでちょっと大変そうだった。

不安な人は、昼間下見をして上れそうか確認したほうがいいかもしれない。

 

22時30分ごろ、僧侶たちが入場。周りの人たちが一斉にスマホを構える。

20人近い僧侶たちが鐘を囲み、一斉にお経を唱和する。

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ゴーーーーーーーン。

 

二、三回鐘をきくと、退場するように促される。五分ごとくらいの入れ替え制になっているようだ。

 

まとめ

19時30分 行列に並ぶ

20時00分 黒門開門

御影堂前広場でトイレあり。

22時20分ごろ 大鐘楼に上る

22時30分ごろ 僧侶入場

22時40分 除夜の鐘始まる 

22時45分  退場

 

三時間待っていたけれど、人が多かったためか気候が良かったためか意外と寒く感じず、話をしていたからか長いとも感じなかった。

人が多いので大丈夫かと思っていたが、下手なイベントより慣れていてしっかりしていた。混乱はほとんどなく、整然としていた。誘導もアナウンスもわかりやすい。

行く前は「鐘を二、三回きくためだけに、何で三時間も並ばなきゃならないんだ」と思ったが、僧侶のお経の唱和の荘厳さで厨二スイッチが入り、意外と楽しかった。

 

そんな風に始まった2020年。良い年になりますように。