うさるの厨二病な読書日記

厨二の着ぐるみが、本や漫画、ゲーム、ドラマなどについて好き勝手に語るブログ。

急にマッピングがしたくなって、ゲームブック「パンタクル2」をやり始めた。

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相変わらずゲームブック「ドルアーガの塔三部作」実況を見ている。

見ているうちに久しぶりに手書きマッピングをしたくなった。

©しのゲーム

見るだけでときめく。

 

自分が知っている限りだと、ブロック(スクエア)数が表記されていて正確にマッピングできるゲームブックは「ドルアーガ三部作」と「ブラックオニキス」くらいだ。

……と思っていたけれど「パンタクル2」もマッピングできると説明文に書いてある。

おなじみとなった、正確にマッピングできる地下迷宮に個性あふれる登場キャラクターたち。

そういえばプレイしたことなかったな、と思い、kindle版を購入。

本当は紙の本で欲しかったが、最安値で4500円まで高騰しているのでさすがに手が出ない。

kindle版でも支障がなさそうだし、何より500円で購入できるのはお得感がある。

 

久し振りにゲームブックをやるけれど、やっぱり楽しい。

自分は情報量は多ければ多いほどいい、というタイプではなく、特に視覚から入る情報は余り多いと処理しきれないし、すぐに疲れてしまう。(基本映像よりも文章、電子よりも紙媒体派)

ゲームは脳内妄想によって世界観やストーリーを補完してプレイすることが多く、自分の妄想の方向性にフィットしたゲームなら、ストーリーがほとんどなかったりドット画や線画でも妄想でカバーできる。

自分の脳内妄想の土台となるくらい情報量が足りていれば、むしろ文章から出来ているゲームのほうがプレイしやすし、十分楽しい。

逆にストーリーやキャラがガチガチに固まっている(脳内妄想する余地が少ない)ゲームは、(まったくではないけれど)そこまで興味が持てない。

 

さっそくプレイを始めたが、文章が主人公のメスロンの一人称であることに驚いた。

ゲームブックは圧倒的に二人称が多い。「パンタクル」も「あなた」が主人公だった気がする。

一人称だとメスロンの人柄がよりわかる。

そうそう、柔和に見えて意外と自信家なんだよな。天才魔導士だから仕方がない。

三二

北と東に黒曜石の壁があり、それが通路に沿って長く続いている。(略)

西と南には一ブロック巾の通路が延びており、西は四ブロック先で南へ折れている。

南は長い通路で、先はよく見えない。

南へ歩くなら一〇八へ進む。西へ歩くなら一八一へ進む。

(引用元:「パンタクル2」鈴木直人 幻想迷宮書店)

この文章を読んだだけで気持ちが上がる。

 

入口の位置がズレていたらしく、一階からいきなり辻褄が合わなくなった。

どこがおかしいのか考えて、修正するのも楽しい。

無事にクリアしたら、自分も「ドラゴンクエストビルダーズ2」で迷宮を実際に作って歩いてみようと思う。楽しみだ。

 

面白いんだけれど意外とストーリーモードが長い。

早く自由に建造物が作りたい。