今までアニメはそれほど見たことがなかったのだけれど、今年はAmazonプライム会員に入会したのをきっかけに、Amazonプライムビデオでアニメをたくさん見た。
というわけで2017年に見たアニメの感想記事のまとめ。ひと言感想つき。
機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ
「絶対に入らねーぞ」と思っていたプライム会員にあっさり入ったのは、どうしてもこれが見たかったから。見てよかった。
個人的には「こういうやり方で作品を描くのは勇気があるし、よくやったな」と思う。感想を見ると賛否ばっきり分かれているし、批判されても当然だと思うし、批判している人の見方がある意味正しいんじゃないかな、と思っている。
自分はリアタイで見なかったことと、鉄華団的な考え方にもともとすごい疑問……というか申し分けないが嫌悪感すら持っている人間なので、「世の中が平和になってよかった」くらいの感想だったけれど、リアタイで感情移入して見ていたらどうだったか分からない。
好き嫌い賛否はともかく、「こういうのがアリなんだ」ということで一見の価値があると思う。
第一期の10話まで見た感想。
第一期を見終わったあとの感想。
見終わったあと鉄華団とオルガの関係について。
最終的な感想。くそ長い。
どんだけ書いているんだという感じだけれど、まだ実は話したいことがある。マクギリスについてと、マクギリスとガエリオの関係の絶望的な断絶具合とか、ガエリオのヤバさ(個人的には三日月やアイン以上にやばい奴だと思っている。)とかもう少し話したかった。
気が向いたら書きます。
無限のリヴァイアス
むかしチラ見していて、ちゃんと見たいと思っていた。Amazonプライムビデオのラインナップにあったので視聴してみた。
「蠅の王」のオマージュなだけあって、情報が遮断された閉鎖空間に閉じ込められた人間の不安感や閉塞感が描かれていて良かった。人間関係の息苦しさもいい。
もうちょっと突き詰めても良かった気がするけれど、地上波ではこれがギリギリの描写なのかもしれない。
広大な空間で戦うSFや冒険活劇以外のものを見たい人にはおすすめ。
あと女子の怖さもよく出ているので、そこも見どころのひとつ。
五話まで見た時点の感想。
最終話まで見た感想
元ネタの「蠅の王」の感想。
楽園追放-Expelld from Paradise-
「魔法少女まどか☆マギカ」の虚淵玄が脚本を描いた、長編アニメ映画。
巨乳美少女とカッコいい大人の男が活躍する、王道の爽快なストーリー。
登場人物たちの真っすぐさ、優しさに心癒される。たまにはこういうのもいい。
シュタインズゲート
見始めたら止まらない面白さだった。伏線回収の爽快感がすさまじい。
13話までは何度か「見るのをやめようかな」と思ったが、13話から先は面白すぎて目が離せない。「13話までは我慢してみてくれ」というレビューを信じて良かった。
全24話と短いので、少し長めの休みに見たいものを探している人におススメ。
見終わったあとの感想記事。
時系列や「オペレーションスクルド」についてのまとめ・考察記事。
魔法少女まどか☆マギカ
巷の噂通り面白かった。「魔法少女」というモチーフゆえか、「男女の違い」がダイレクトに作品に反映されているように感じられて、個人的にはその点が一番面白かった。
超男前な少女たちの物語だった。
何かに似ているなあと思ったら、「ベルセルク」だ!という記事。
機動戦士ターンAガンダム
「福井晴敏の小説が面白い」という話を聞いてAmazonで検索していたら、「月に繭 地には果実」というタイトルの小説を見つけた。
タイトルに心惹かれてあらすじを調べたら、ターンAガンダムのノベライズだったことにびっくりした。
ターンAガンダムは「ハウス名作ガンダム」と呼ばれているくらい雰囲気が牧歌的なんだけれど、物語の背景はかなりシビアだ。パレスチナとイスラエルのような関係で、ガチで描いたらとんでもなく悲惨な話になりそうだ。
「マクロで語るととんでもなく複雑で割り切れない話を、ミクロ視点で語ることでうまく落としどころをつける」
というのは面白い試みだと思った。
途中はちょっと中だるみしているし、好き嫌いがはっきり分かれそうな物語だけど、自分は割と楽しんで見れた。
アニメと小説は中盤から展開がまったく違うので、併せて読むと楽しい。
小説版「月に繭 地には果実」の感想。後半の展開が過激。
2018年も引き続き、面白いものを見つけて感想を書きたい。
ちなみに今は「交響詩篇エウレカセブン」を見ている。想像していた話と全然違った…。爽やかすぎてまぶしい~~。