「カルト」と呼ばれる集団から脱会した人々に、入会した経緯や入会していたときの活動や経験、脱会に至る過程をインタビューしたドキュメンタリー。 NXIVM(ネクセウム) メディア: Prime Video 第一話は自己啓発団体「ネクセウム」。 有名女優もメンバーと…
何だかんだ言って面白かった。 対談で「歌舞伎を意識している」と言っていたので、話を極力わかりやすくして、舞台映えを重視しているのかなと思う。「2」ではこの傾向が「1」以上だった。 すべての物事が怒鳴り合いで締められるのも、お約束化している。…
1960年10月12日に日比谷公会堂で起こった、17歳のテロリストによる日本社会党党首・浅沼稲次郎刺殺事件について描かれたノンフィクション。 テロルの決算 作者:沢木耕太郎 発売日: 2014/01/24 メディア: Kindle版 面白いノンフィクションは、膨大な資料や関…
今までも普通に面白いとは思っていたけれど、どちらかと言うと斜めな視線で見ていた。 ドラマだとしても、さすがに個人的な関係や個人の動向で物事が動きすぎだし、登場人物のモチベーションが「個人的なもの」が多いことも気になった。信長の「人の役に立っ…
*この記事は、否定的な感想を述べています。 *若干のネタバレを含んでいます。 最悪なる災厄人間に捧ぐ - PS4 発売日: 2018/08/23 メディア: Video Game 長い。 長い。 長い。 とにかく長い。 このゲームのストーリーは、主人公・豹馬の「罪悪感ループ」に…
突然読みたくなって、綾辻行人の「囁きシリーズ」三作、「緋色の囁き」「暗闇の囁き」「黄昏の囁き」を続けて読んでみた。 「緋色」と「暗闇」は犯人は覚えていて、細かいところは忘れていた。ほとんど初読のような気持ちで楽しめた。「黄昏」は未読。 ネタ…
10月2日(金)にBリーグが開幕した。 アルバルク東京対川崎ブレイブサンダースは開幕にふさわしい好カードだった。 バスケを久しぶりに観て、突然「SLAM DUNK」について語りたくなったので語りたい。 「SLAM DUNK」は、「自己探求を通じて、自己実現(悟り…
www.saiusaruzzz.com 上の記事で罪悪感について考えたことを踏まえたうえで、「ダークソウルⅢ」のイーゴンとイリーナについて考えてみた。 白面の虫が「男は恐れた。固い鎧を身に着けて、弱い女を、まるで児戯のように」と言っているように、イリーナは「弱…
「罪悪感キャラ」とは、罪悪感が極まっていていっぱいいっぱいの状態のキャラのことだ。(造語) 先日14巻が出た「中卒労働者から始める高校生活」の主人公・片桐真実は、絵に描いたような「罪悪感キャラ」だ。 中卒労働者から始める高校生活 10 作者:佐々木…
「中卒労働者から始める高校生活」の14巻が出た。 様々な社会問題が最終的には恋愛の背景に収まってしまうのがこの漫画の大きな特徴だ。 そのあたりを割り切って読めば面白い。 中卒労働者から始める高校生活 14 作者:佐々木ミノル 発売日: 2020/09/28 メデ…
真昼の暗黒 (岩波文庫) 作者:アーサー ケストラー 発売日: 2009/08/18 メディア: 文庫 スターリンの時代に行われた、モスクワ裁判をモデルにした本。 党の最高幹部であり英雄だったルバショフは、「党を裏切り、ナンバーワンの暗殺をもくろんだ」という嘘の…
最近出版されたアガサ・クリスティーの「ナイルに死す」の新訳の訳者が、黒原敏行だった。 ナイルに死す〔新訳版〕 (ハヤカワ文庫 クリスティー文庫 15) 作者:アガサ・クリスティー 発売日: 2020/09/11 メディア: 文庫 硬質な純文学を訳すことが多い、という…
*ネタバレがあります。「刻刻」を未読・未視聴のかたはご注意ください。 堀尾省太原作「刻刻」のアニメを見た。 㐧壱刻 メディア: Prime Video 同じ作者の「ゴールデン・ゴールド」が好きなので、アニメを見てみた。 無茶苦茶面白かった。 アニメは原作と…