うさるの厨二病な読書日記

厨二の着ぐるみが、本や漫画、ゲーム、ドラマなどについて好き勝手に語るブログ。

【ダークソウルⅢ考察】「罪の都」で起こったこと、法王サリヴァーン、「深みの聖堂」についてなど。

www.saiusaruzzz.com 前回の「基本的な考え方」を踏まえて、「ダークソウルⅢ」のストーリーについて考えていきたい。 「罪の都」で何が起こったのか? カルラはなぜ、牢に閉じ込められていたのか? 物語の中心にいる法王サリヴァーン 「深みの聖堂」マクダネ…

【ダークソウル考察】世界観の考え方と「混沌の廃都イザリス」で起こったこと「闇撫でのカアス」関連の復習。

「ダークソウルⅠとⅢ」について、もう一度1から考え直してまとめた。 *ゲーム内のテキストやストーリーを基にした、個人的な考察です。 「ダークソウル」の世界についての基本的な考え方 「ダークソウル(Ⅰ)」のストーリーの復習 混沌の廃都イザリスで起こ…

他人をイラっとさせてしまったことに気づいた話。

先日、仕事関連の勉強会があった。(ブログやネットとは何の関係もない。) そのときにある事例に関連して、自分なりの質問や意見を述べたら、適当に流されて、その日はけっこう落ち込んだ。 「的外れな考えだったのだろう」と自分に言い聞かせたが、色々な…

MBTIのタイプにおける典型的なキャラとそれについての雑談(その2)

www.saiusaruzzz.com 前に書いたこの記事の続き、というか補足。 記事を書いたあとに思いついたことやキャラについて。 *創作の中の話に限定しています。書いてあることはすべて個人的な考えです。専門家ではないので、雑談程度に読んでください。 NTJ世界…

起業リアリティショー「メイクマネー」を見て、「世界観が違うと話がかみ合わない」とはどういうことなのかを学ぶ。

You Tubeで公開されている「起業リアリティショー メイクマネー」を何気なく見始めたら面白かった。(*NEWSPICKSのレギュラー番組の番宣で、全編見るには加入が必要。自分はYou Tubeに公開されているぶんしか見ていないが、十分楽しめた) 事業に出資して欲…

「バチェラー3」が面白くていっき見したので、何の遠慮もなく感想を語りたい。

先日読んだ「バチェラー3」の感想が面白かったので、今まで興味がなかった「バチェラー」を見てみた。 バチェラー・ジャパン 予告編 メディア: Prime Video この商品を含むブログを見る あくまで「番組を見ただけの感想」「登場人物たちは、この番組内だけ…

コバルト文庫の思い出。

「コバルト文庫はラノベかどうか」というまとめを見つけて、コバルト文庫のことを思い出した。 自分が当時読んでいた、コバルト文庫の思い出を気ままに語りたい。 コバルト文庫を知ったきっかけは、ゲームブックまでさかのぼる。 小学生のとき、創元社のゲー…

【小説考察】アガサ・クリスティ「そして誰もいなくなった」の事件と犯人を細かく検証してみた。

*本記事には、アガサ・クリスティ「そして誰もいなくなった」の重大なネタバレが含まれています。本編未読のかたは、本編から読まれることをお勧めします。 そして誰もいなくなった (クリスティー文庫) 作者: アガサ・クリスティー,青木久惠 出版社/メーカ…

「紅蓮館の殺人」の解決部分の説明が、なぜおかしく感じたのかをもう少し考えてみた。

www.saiusaruzzz.com 前回の「紅蓮館の殺人」の感想の続き。ネタバレがあるので注意。 「犯人の行動(犯行を含む)の根拠に犯人の性格を持ってきているけれど、それは根拠にならないのでは」ということを書いた。 タイムリーな記事を読んだので、補足的に考…

【小説感想】館が燃え落ちるまで残り35時間。事件を解決できるか。阿津川辰海「紅蓮館の殺人」

山火事に巻き込まれて逃げ込んだ館で起こった、吊り天井による殺人事件。館が燃え落ちるまでの残り35時間で、殺人事件を解決し、館から脱出することができるか。 「タイムリミット」「クローズド・サークル」「吊り天井」このあたりのワードで興奮した人は、…

【漫画感想】「モンキーピーク」とは何だったのか。

「モンキーピーク」が全12巻で完結した。 モンキーピーク 12 作者: 志名坂高次,粂田晃宏 出版社/メーカー: 日本文芸社 発売日: 2019/10/18 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 想像以上にやっつけな終わり方だった。 内容のつじつまやキャラの掘…

「デジタル・ミニマリスト 本当に大切なことに集中する」からデジタル断捨離について学ぶ

デジタル・ミニマリスト: 本当に大切なことに集中する 作者: カル・ニューポート,長場雄,佐々木典士,池田真紀子 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2019/10/03 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る 最初にこの本の概要について説…

リアリティ溢れる警察小説・奥田英朗「罪の轍」の映画化、ドラマ化を熱望する。

罪の轍 作者: 奥田英朗 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2019/08/20 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 1963年に起こった「吉展ちゃん誘拐事件」をモデルにして描かれたフィクション。 幼いころ義父から虐待された影響で脳機能に障害を抱え、周…