この人から学ぶシリーズ
「マツコ会議」に雨穴が出る、ということで、朝から楽しみすぎてそわそわしていた。 23時の15分前には、やること全部済ませてテレビの前で待っていた。 最初、マツコが雨穴にもホラーにも余り興味がなさそうなのが気になった。 これは余り深堀りされず面白く…
ジャック・ラカンの思想を年代ごとに追う向井雅明「ラカン入門」を読み終わった。 ラカン入門 (ちくま学芸文庫) 作者:向井雅明 筑摩書房 Amazon この本を読む前にラカンについて知っていたこと。 ラカンは構造主義の代表的な一人と言われる精神分析家で、当…
文庫・スノーボール ウォーレン・バフェット伝 (改訂新版)〈上・中・下 合本版〉 作者:アリス・シュローダー 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社 発売日: 2014/12/26 メディア: Kindle版 大好きな美雪さまが目をキラキラさせて、「投資の神様」「私の憧れ…
You Tubeで公開されている「起業リアリティショー メイクマネー」を何気なく見始めたら面白かった。(*NEWSPICKSのレギュラー番組の番宣で、全編見るには加入が必要。自分はYou Tubeに公開されているぶんしか見ていないが、十分楽しめた) 事業に出資して欲…
デジタル・ミニマリスト: 本当に大切なことに集中する 作者: カル・ニューポート,長場雄,佐々木典士,池田真紀子 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2019/10/03 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る 最初にこの本の概要について説…
①「ミシシッピー殺人事件」を子供のころ、どうしてもクリアできなかったので攻略ルートが見たい人。 ②「ミシシッピー殺人事件」は知らないけれど、トライ&エラーの検証とその過程が大好きな人 ③面白いゲーム実況動画が見たい人 ①②③のどれかに当てはまる人は…
ドラマや漫画などで「セリフで言っていることはすべてその人の本心」と思ってる人に面食らってしまう - Togetter 「セリフで言っていることはすべてその人の本心」だと思っている人って、ミステリーはどうやって読むのだろう。 あと恋愛漫画も読むのが大変…
「塚本廉」が嘘だったんじゃない、全部が嘘だったんだ|カフカと知恵の輪 小保内太紀|note この記事を読んで、「わらの女」を思い出した。 なぜこういう人に人は引き寄せられてしまうのだろうか。 「いいですか。私は、たった今、非常に重大な質問をした。…
2013年4月4日、アメリカのメイン州で無人の別荘地帯に盗みに入った男が捕まる。 捕まったクリストファー・ナイトは、20歳のときに森の中に入って以来27年間、二度簡単な挨拶の言葉を交わした以外は、手紙や文字も含めて一切世間と関わらず生きてきた。 ア…
無茶苦茶面白かった。 感想を書くけれど、この本自体が恐らく北極を探検するということがどういうことなのかの全てを伝えきれないように、「この本の読書体験」を余り伝える自信がない。 タイトルを見て「面白そう」と思った人の期待には十分応える本だと思…
「宇宙よりも遠い場所」の中で、5話のめぐっちゃんの絶交のエピソードだけが浮いている。現実でも頻繁に起こるが、問題点が分かりづらく指摘しづらい難しさがあるからだ。 「相手を無力で無価値な状態において、その相手の面倒を見ることによって価値を搾取…
何を以って「ネットで成功した」と思うかはかなり曖昧だし、人によっても違う。 自分の名前が知られたい、という人もいるだろうし、自分と同じ趣味や考え方の人とつながって安定したコミュニティを作りたい人もいるだろうし、自分の考えを広めたいという人…
なぜこの本を読みなおそうかと思ったかというと、笠井潔の「哲学者の密室」のことを思い出し、もう一度読みたいと思ったからだ。 哲学者の密室 (創元推理文庫) posted with ヨメレバ 笠井 潔 東京創元社 2002-04-12 Amazon Kindle 最初読んだときはハイデガ…
先日、ようやく「ダークソウル」をクリアしたので、現在は「ダークソウルⅢ」をプレイしている。 www.saiusaruzzz.com 「ツンデレ」については今まで、「少し話したり、少し近寄られただけですぐにデレ状態になるのは、何だかなあ、それなら最初からデレてい…
「LGBTには生産性がない」という言葉が批判されている、杉田水脈氏の主張を全文読んだ。主張の是非以前に論旨が混乱していて、何が言いたいのかよく分からなかった。 本人は「切り取って批判するな」と言っているようだが、読んでも主旨が分からないので枝葉…
この本に書かれていることの中で、自分が一番共感したのはこの言葉だ。 僕は生きて成長していく過程の中で、試行錯誤を重ねつつ、僕自身のやり方をなんとか見つけていきました。トロロープさんはトロロープさんのやり方を見つけ、カフカさんはカフカさんの…
「辺獄のシュヴェスタ」を読んだら、唐突に「スラムダンク」を思い出した。 以前、「魔法少女まどか☆マギカ」と「ベルセルク(黄金時代)」は似ているという記事を書いたのだけれど、それと同じような感覚でカテゴライズしたとき「辺獄のシュヴェスタ」と「…
「オタサーの姫」について考えだしたらとまらなくなったのでまとめたい。 なぜ「姫」なのか? という疑問。 「姫」と「女王」と「アイドル」の違い 「姫化」のためのふたつの条件。 「あなたは無力である」というメッセージを受け取れるかどうか。 「天然姫…
「機動戦士ターンAガンダム」のノベライズ、福井晴敏の「月に繭 地には果実」を読み終えた。 以下、アニメと小説のネタバレがあります。 月に繭 地には果実〈上〉 (幻冬舎文庫) posted with ヨメレバ 福井 晴敏 幻冬舎 2001-08-01 Amazon Kindle とにかくキ…
自己肯定感については、前に一度書いたことがある。 www.saiusaruzzz.com 自己肯定感の話題を見ると、「自分が考えているものと少し違うな」と思うことが多い。 なので自己肯定感については、もう一度まとめて書きたいと思っていた。 あくまで自分の考えだ。…
先日道を歩いていて、突然「そういえば、ファイナルファンタジーⅣ(以下FFⅣ)のカインってひどい扱いだったよなあ」と思い出した。 初めてFFⅣをプレイしたのは子供のときだ。 自分はカインにすごく感情移入していて、「世の中って理不尽だなあ」と子供心に感…
*この記事には、「バクマン。」のネタバレが含まれています。未読の方はご注意ください。 見吉香耶はすごい女性だ サイコーと見吉の関係の変遷 最初、見吉のことを嫌っているように見えるサイコー。 サイコーが、少しずつ見吉を気遣うようになる 「香耶ちゃ…
blog.goo.ne.jp 一ファンとしてこの記事を読んで、すごく思うところがありました。 ご本人も書かれている通り、上記の記事は完全に推測なのですが、非常に面白い内容でしたので、興味のある方には読んでいただければと思います。 以下は自分が記事を読んで…
本書は母親の苦労を見て、自分自身も大変な人生を歩んできて、今まさに娘の反抗期に直面している西原理恵子が、「女の子が生きていくために、どんなことを考えやったほうがいいのか」ということを伝えている本だ。 男性(男の子)に対しては「ぼくんち」と…
子供のころから読んでいた「破妖の剣」が完結した 先日、コバルト文庫で長い間、巻を重ねてきた「破妖の剣」シリーズがついに完結したという話を聞いた。 破妖の剣6 鬱金の暁闇30 (集英社コバルト文庫) 作者: 前田珠子 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2017…
はてなで昨年「レールの乗った人生は嫌だからフリーランスになる」という記事が話題になった。 どんなに他人から見て見通しが甘かろうと、人生は本人の自由に生きる権利がある。大学を中退しようが、就職しないでフリーで働こうが好きに生きればいいと思う。…
ウォルター・アイランズは権力機構にひそむ寄生虫だった。 田中芳樹の大人気SF小説「銀河英雄伝説」に、ウォルター・アイランズという登場人物が出てくる。 (引用元:「銀河英雄伝説」©田中芳樹/徳間書店) 「銀河英雄伝説」は、専制君主国家である銀河帝…
このブログは名前が表す通り、自分が読んだ本、漫画、ドラマ、ゲームなどの感想や考察がメインコンテンツです。 余り細かいことは気にせずに、自分の思ったことを自由に書いていたのですが、先日、石田衣良が語った「君の名は。」の感想に、新海誠が(石田衣…
相も変わらず、空いている時間は「ゲーム・オブ・スローンズ」を見ています。 現在、シーズン5の第5話まで見終わりました。 ところでこの「ゲーム・オブ・スローンズ」という物語の中で、気になる登場人物がいます。 名前はシオン・グレイジョイ。 見たこ…
ドストエフスキーの最後の長編小説「カラマーゾフの兄弟」に、兄弟の父親であるフョードル・カラマーゾフという人物が出てくる。 大金持ちのやもめで四人の息子を持っており、この息子たちが題名である、「カラマーゾフの兄弟」である。 「カラマーゾフの兄…