うさるの厨二病な読書日記

生涯中二の着ぐるみが、本や漫画、ゲーム、ドラマなどについて好きも嫌いも全力で語るブログ。

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うさるごと

山崎峰水「MAIL-メイル-」を読んで、「怪異の因果が分からないこと」がホラーの怖さの肝だと思った。

anond.hatelabo.jp ブコメを見てもトラバを見ても、「あったな~~」と言い続けてしまう。 こういう話題のときにひっかかりやすいのは、「当時大人気だった」というのはどれくらいの人気で、「今は廃れた」というのは何をもって「廃れた」というのか判断す…

早川書房「ミステリ・ハンドブック」のランキング順に本を読んでいたころの思い出。

最近、本棚の奥底に眠っていた早川書房の「ミステリ・ハンドブック」を引っ張り出してパラパラめくっている。 昔々、学生で時間が山ほどあったころ、このハンドブックのランキング一位から本を読んでいた。今まで知らなかったジャンルの本や、その後何回も…

相方が友達に「お前は冷たい」と言われた話。

うちの相方は高校を卒業したあとに、友達とバスケサークルを作った。 以来、週に一回、毎週毎週練習を続けている。 小学校・中学校時代の友達や大学時代の友達、さらにその会社の同僚、ネットで応募してきた人などが集まって正式なメンバーは十名少しくらい…

自分のアホさ加減に嫌気がさした…。

25巻が発売されて、いい感じに読んでもらえていた「進撃の巨人」の設定とあらすじと考えをまとめた記事を、間違えて下書きに戻してしまったらしい。 「ここはこうかな?」と思った箇所をちょこちょこ直しているんだけれど、その時に間違えて「下書きに戻す…

河原和音「素敵な彼氏」の感想と、少女漫画の「王道」について考えたこと。

「高校デビュー」や「青空エール」、「俺物語」の原作で有名な河原和音が描いた「素敵な彼氏」を既刊6卷まで読んでみた。 素敵な彼氏 1 (マーガレットコミックス) posted with ヨメレバ 河原 和音 集英社 2016-05-25 Amazon Kindle 巧みな職人芸で、「王道…

ドストエフスキー「カラマーゾフの兄弟」の分かりにくい部分を、詳しく解説。【随時更新】

ドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」の内容で分かりにくい箇所を、詳しく解説します。 あくまで自分の個人的な解釈になります。 テキストとしては新潮社版(原卓也訳)を使用しています。 カラマーゾフの兄弟〈下〉 (新潮文庫) posted with ヨメレバ …

Googleアドセンスの自動広告を導入して心が震えた話。

この記事はただの愚痴です、すみません。 先日、Googleアドセンスから「自動広告の導入どうですか?」とすすめられた。 Googleさんの文章はイマイチ分からないことが多いんだけど、「コード一個貼るだけで、こっちで最適な場所に広告を入れますよん」みたい…

【ネタバレあり】愚かで正しくない人たちが必死に生きる物語だからこそ、「ゲーム・オブ・スローンズ」は面白い。

『ゲーム・オブ・スローンズ』が描く「独りよがりな正義や愛の衝突」と「罪や後悔から生まれる本物の絆」の世界 対談:☆Taku Takahashi(m-flo/block.fm)×田中宗一郎 | FUZE この記事を読んで、改めて「ゲーム・オブ・スローンズ」って面白いよなあと思っ…

【アガサ・クリスティーならこれがおすすめ!】数ある作品の中から、シチュエーションごとのおすすめをピックアップ

ミステリーの女王として名高いアガサ・クリスティーの作品群の中から、テーマやシチュエーションごとにおススメの作品を取り上げます。 *犯人とトリックはネタバレしていませんが、作品を紹介するに際して、多少中身に触れています。ご注意ください。 初め…

「30年以上、小説家であり続けるための超個人的な方法論」 村上春樹「職業としての小説家」感想

この本に書かれていることの中で、自分が一番共感したのはこの言葉だ。 僕は生きて成長していく過程の中で、試行錯誤を重ねつつ、僕自身のやり方をなんとか見つけていきました。トロロープさんはトロロープさんのやり方を見つけ、カフカさんはカフカさんの…

「ヒロインが、主人公ではない別の男と結婚する物語」という増田からの派生妄想。

anond.hatelabo.jp この記事には、「この創作物は、上記の定義に該当すると考えられる」「こういう内容だった」というネタバレが含まれます。 一切のネタバレを回避したい方は、この時点でのブラウザバックをおススメします。 「ヒロインが、主人公ではない…

【ユングのタイプ論を基にしたMBTIでキャラクター&ストーリー考察】「銀河英雄伝説」

ユングのタイプ論を取り入れたMBTIについては、前にも記事を書いた。それを用いて銀河英雄伝説のキャラクター考察をやってみた。自分は専門家ではないので、あくまで個人の遊びだ。 ユング心理学入門―“心理療法”コレクション〈1〉 (岩波現代文庫) posted wit…

「電子書籍は嫌い、本を読むなら絶対紙だ」という人間が、kindleを購入したので感想を語る。

本を読むなら紙媒体派だった 今まで、「本を読むなら絶対に紙だ。電子書籍で本は読めない」と思っていました。 理由は色々あるのですが、一番大きな理由が とにかく目が疲れて、読み続けられない。 です。 紙媒体だと「目が疲れて読み続けられない」というこ…

氷室冴子「クララ白書Ⅰ・Ⅱ」「アグネス白書Ⅰ・Ⅱ」を読んで、長く読まれる作家の特徴を思う。

achan-kiiroitori.hatenablog.com 購読している黄色い鳥さんの「ことりのついばみ」の記事を読んで、ふと「あれ? この話何かを思い出すな」と思った。 そうだ! 氷室冴子の「クララ白書」だ! クララ白書〈2〉 (コバルト文庫) posted with ヨメレバ 氷室 …

広瀬香美「ロマンスの神様」は、女性に対する呪いの歌なのか?

「呪い」とは何なのか togetter.com 絵本作家ののぶみが作詞した歌が、「母親に呪いをかけるものではないか」と物議を醸している。 呪いとは「特定の対象に対して〇〇しないとこうなる、こう思われる、と言うことで、相手が自分の望みどおりに行動したり、…

スポーツチーム経営やバスケに興味がある人におススメ! 島田慎二「千葉ジェッツの奇跡 Bリーグ集客ナンバー1クラブの秘密」感想

バスケにまったく縁がないのに、バスケチームの社長に 破たん寸前の弱小チームの経営の立て直しを求められる。 「日本バスケ全体を、どうやって発展させるか」という視点 クラブ経営をするにあたっての方向性や戦略 人との信頼関係の構築が一番大変かも。 収…

【Amazon fire TVstick】機械音痴でも5分でセッティングできた。ネット配信番組、動画がテレビで家族みんなで見れる。

昨年からAmazonプライム会員になり、Amazonプライムビデオで主にアニメを見まくっている。 2017年 Amazonプライムビデオで見たアニメの感想記事まとめ けれど、ひとつ問題が…。 パソコンのある部屋は、足元が寒い。 パソコン自体を使うときは仕方ないけれど…

【2018年箱根駅伝】観戦まとめ「青山学院大学が11時間切りの大会新記録で四連覇」

今年も箱根駅伝が終わってしまった。 青山学院大学四連覇、おめでとうございます! 二位の東洋大学とさえ五分近くの差がつくなんて、復路は強すぎでしょう。 今年は三位争いやシード争いが終始熱い戦いが続いて、最後まで目が離せない面白さだった。 2018年…

初めて読んでから十年以上たって、今さら思い至った井上雄彦「スラムダンク」の本当のすごさ。

「辺獄のシュヴェスタ」を読んだら、唐突に「スラムダンク」を思い出した。 以前、「魔法少女まどか☆マギカ」と「ベルセルク(黄金時代)」は似ているという記事を書いたのだけれど、それと同じような感覚でカテゴライズしたとき「辺獄のシュヴェスタ」と「…

自分が知らない「普通」を教えてもらった。

先日、見た「ザ・ノンフィクション 人殺しの息子と呼ばれて」を見終えて、つらつらと考えたこと。 www.saiusaruzzz.com この番組に出たきっかけについて息子は、 「僕のことを知らない人が、僕のことをあれこれ悪く言うのが納得がいかなかった」 「マトモ(…

【口呼吸をなおして鼻呼吸になりたい】鼻うがい超初心者が鼻洗浄をやってみたので、その良さを伝えたい。

*本記事は医学知識がある医療専門家が書いた記事ではありません。鼻洗浄を初めて実際にやってみた人間の、個人的な感想及び体験記です。 「鼻うがい」「鼻洗浄」をやってみたいと思って調べたんですけれど、まったくやったことのない人間でもできるやり方や…

「ハイスペックで礼儀正しい若者」は、デマサイトを作る前に「スタンド・バイ・ミー」のクリスのような人を見つけたほうがいいよ。

ハイスペックで、礼儀正しい若者がデマサイトを作る 就活の失敗からそれは始まった 上の記事を読んで思ったこと。怒りを通り越して、怖さを感じた。 ここまで極端な例は珍しいしどこまで本当か分からないけれど、こういう類の話は確実に増えているし、これか…

会社や家族で遭遇する困った人。「不機嫌な人」への対処法。

誰もが人生で一度は関わったことがあるだろう「不機嫌な人」 自分が考える、いわゆる「不機嫌な人」は二種類に分かれる。 ①本当に不機嫌な人 ②不機嫌そうに見えるけれど、不機嫌ではない人 ②についても話したいことがあるのだけれど、多くの場合、問題になる…

大西巷一「乙女戦争」を読んで感じた、「個人」として生きることを選べる現代の幸福とか不幸とか。

*この記事にはネタバレが含まれています。未読の方はご注意ください。 大西巷一の「乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ」を既刊9卷まで読んだ。 乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ(1) (アクションコミックス(月刊アクション)) posted with ヨメレバ 大西…

矛盾だらけの不思議な歌詞。秦基博「ひまわりの約束」の謎を考える。

初めて聴いたとき、不思議な歌だと思った。 「STAND BY ME ドラえもん」の主題歌として有名な秦基博の「ひまわりの約束」を初めて聴いたとき、不思議な歌だなと思った。 改めて歌詞を読み返すと、多くの謎と矛盾が含まれていることに気付く。その矛盾と謎に…

「私はそれが嫌い」と「お前のそれは間違っている」は違うと思う。

www.already-match.com この記事を読んで、「ブーメラン」という反応が多いことが気になった。 「チェンジ」という言葉は破壊力が大きいので、そう言いたくなる気持ちも分かる。 ただそれでも、 「相手が自分にとって、異性として好みではない」ということと…

「たまたま法に触れることなく、俺の掟に沿って生きているだけだ」というキャラが好き。

「ザ・ワールド・イズ・マイン」で、ヒグマドンと戦う猟師・飯島が言うこのセリフが大好きだ。 自分が好きなキャラクターの共通点は、このセリフのような生き方をしていることだ、と気付いた。 傍から見ると冷酷に見えることもある。優しく見えることもある…

ネットが「未知の世界」ではなく「世間」になることについていけない自分は、これからの時代の負け組なのかもしれない。

www.omachil.club p-shirokuma.hatenadiary.com この二つの記事を読んで、自分が最近のネットについてモヤモヤしていたことがパッとつながった気がした。 以前書いたけれど、自分にとってネットは「リアルの自分を表現する場ではなく、リアルでは邪魔にしか…

「運命に対する無力さ」を描く「親なるもの断崖」は、男性に残酷な物語なのかも。

この記事からの派生話題です。引き続き主語デカい系の話です。 www.saiusaruzzz.com www.saiusaruzzz.com この話の中で「無力感や無能感に対する耐性の低さ」「無力であることは悪である」という考えは男性特有のものであり、「運命に対して受け身で無力にな…

【ブログの読み手と書き手の距離感】「読んで欲しいけれど、読んで欲しくない人」もいるのかな。

自分がブログを書くようになってから、他の人のブログを読む機会も格段に増えた。 自分が読み手になったときの書き手との距離感ってけっこう難しいなと思う。 この距離感も人それぞれだから、「自分がこう思っているからこう」「この人相手にはこうだったか…